2022.8.31

スケソウダラってどんな魚?スケトウダラとの違いや魚の特徴をご紹介

「スケソウダラ」とは、日本近海で獲れるタラ目の魚のこと。主に練り物やタラコの原料にされることが多いですが、旬である冬は身や白子にも味がのっておいしくなります。今回はスケソウダラの特徴をはじめ、スケトウダラとの違いや、おすすめの調理法などをご紹介します。記事後半でご紹介する、タラの絶品レシピは必見です!

  • 目次
  • 「スケソウダラ」とは?
  • どんな味わいないなの?
  • 練り物のやタラコの原料にされる
  • おすすめの調理法は?
  • 新鮮なスケソウダラの選び方
  • おすすめの調理法
  • タラのおすすめレシピをご紹介!
  • 鱈のバター醤油ムニエル

「スケソウダラ」とは?

「スケソウダラ」とは、タラ目タラ科スケトウダラ属に分類される海水魚のこと。北太平洋や日本海、オホーツク海など水温の低い海域に分布しており、小魚や甲殻類などの小動物を捕食して生息しています。マダラと混同されることが多いですが、スケソウダラの方が小ぶりで細長い形をしており、目が大きくて下顎が出っ張っているのが特徴です。

実は、スケソウダラの標準和名は「スケトウダラ」で、これらふたつは同じ種類の魚です。名前の由来は諸説ありますが、タラ漁は網を揚げるのに助っ人が必要なので「助っ人ダラ」と呼ばれるようになったという説や、佐渡近海で多く獲れたことから「佐渡」を「スケト」と読みかえてそう呼ばれるようになった、という説があります。

また、スケソウダラの旬は冬で、主な産地は北海道です。切り身が産地以外のスーパーに出回ることは少なく、そのほとんどは練り物や冷凍品、タラコなどの加工食品に加工されます。スケソウダラは親しみの少ない魚のようですが、実は私たち日本人にとって馴染み深い魚のひとつなのです。

どんな味わいないなの?

切り身で販売されている「タラ」のほとんどは「マダラ」で、こちらは身が引き締まってプリプリとした食感をしています。

一方で、スケソウダラの身はクセの少ない白身で、水分が多くてやわらかいのが特徴です。加熱しても身が固くなることはなく、骨離れがよくホロホロとほぐれるような食感を楽しむことができます。骨からいいダシが出るので、旬である冬にあら汁や鍋にすると絶品です。また、卵巣(卵)や白子、肝がとてもおいしいので、鍋や煮付けにして余すことなくいただくことができます。

ひとつ注意したいのが、スケソウダラにはアニサキスという寄生虫がいることが多いので、生食には注意が必要です。切り身や内臓は、必ずしっかりと加熱調理してからいただくようにしましょう。

練り物のやタラコの原料にされる

スケソウダラは色が白くクセの少ない味わいを活かして、さまざまな食品に加工されます。具体的にどのようなものがあるのか、以下で詳しくご紹介しましょう。

◼︎練り物
スケソウダラは獲れたてをすり身にしたあと、さまざまな練り物の原料にされます。かまぼこやさつま揚げ、はんぺんなどのほか、カニカマなどのコピー商品にも使われています。

◼︎白身魚フライ
スケソウダラは、冷凍の白身魚フライに加工されることも多いです。実は、大手ハンバーガーチェーンのフィッシュサンドには、こちらのスケソウダラが使われているそうですよ。

◼︎タラコ・明太子
タラコや明太子の原料には、スケソウダラの卵巣が使われています。以前は旬である冬に国産品が出回っていましたが、近年はアラスカやロシアからの輸入品が使われるようになり、一年を通して楽しむことができるようになりました。

◼︎干物
冷凍技術が発達していなかった時代、スケソウダラのほとんどは干物(棒だら・すきみたら)に加工されていました。主に東北山間部や本州・九州の日本海側などに輸送されていたので、現代でも山に囲まれた会津地方の郷土料理には「棒だらの煮物」があります。

おすすめの調理法は?

スケソウダラはリーズナブルでおいしい魚なので、スーパーで見かけたらぜひ手に取ってみましょう!こちらでは、新鮮なスケソウダラの選び方と、おすすめの調理法をご紹介します。

新鮮なスケソウダラの選び方

◼︎皮にハリと光沢がある
新鮮なスケソウダラは、皮にハリと光沢があって目が澄んだ色をしています。

◼︎身に透明感がある
スケソウダラの切り身は、身が真っ白か淡いピンク色で、透明感があるものが新鮮です。パックの中にドリップが出ていないことも大切なポイントです。

おすすめの調理法

◼︎鍋・汁物
スケソウダラは加熱しても身が固くなりにくいうえ、骨からいいダシが出るので鍋や汁物に最適です。塩味やみそ味はもちろん、キムチ味にしてもおいしいですよ。

◼︎焼き物・揚げ物
焼き物や揚げ物にする場合は、衣をつけてから加熱するとパサつきを防ぐことができます。バターで焼いてムニエルにしたり、フライにしてタルタルソースをかけると、あっさりとした味わいにメリハリが出ておいしいですよ。

◼︎卵巣・白子がおいしい
スケソウダラは卵巣や白子がおいしいので、ぜひ調理してみましょう!卵巣は煮付けに、白子は白子ポン酢や天ぷら、鍋の具材にすると絶品です。旬である冬だけに味わえる醍醐味を、ぜひお試しくださいね。

タラのおすすめレシピをご紹介!

さてここからは、タラのおすすめレシピをご紹介します。こちらのレシピではマダラを使っていますが、スケソウダラでアレンジするとふんわりとした食感に仕上げることができますよ。

鱈のバター醤油ムニエル

バターでカリッと焼いたタラを、しょうゆでシンプルに味つけしました。淡白なタラに、バターしょうゆの香ばしい風味がじゅわっと絡んで絶品です!パンにもごはんにもよく合うので、ぜひ作ってみてくださいね。

たっぷりきのこあんかけで白身魚のソテー

今晩のおかずに、タラのソテーきのこあんかけはいかがでしょうか。ふっくらとしたタラにきのこのシャキシャキとした食感がよく合う和風な味わいは、ごはんのおかずにぴったりですよ!

生姜香る タラの竜田揚げ

ふわっと生姜が香る、タラの竜田揚げです。下味をつけたタラに片栗粉をまぶして揚げると、外はカリッ中はふわっとした食感に仕上げることができます。揚げたてをひと口頬張れば、ついついお酒がすすんでしまうこと間違いありませんよ!

タラとあさりでアクアパッツァ風

フライパンひとつで簡単!タラとあさりのアクアパッツァ風です。淡白なタラに、アサリの旨味やミニトマトの酸味が絶妙にマッチしてたまらないおいしさ!手軽に作れて見栄えするので、特別な日のメインディッシュにおすすめですよ。

冬の味覚!スケソウダラを食べてみよう!

今回は、スケソウダラの特徴をはじめ、スケトウダラとの違いやおすすめの料理法、さらに絶品レシピをご紹介しました。スケソウダラとは小ぶりのタラのことで、主に練り物や冷凍品、タラコなどの原料にされる魚です。スーパーで見かけることは少ないですが、旬である冬は味がのっておいしくなるので、ぜひ手に取ってみてくださいね。

※20歳未満の飲酒はやめましょう。

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