レシピなどでよく見かける「マリネ」。名前を聞くことも多いですが、その正しい方法や効果をご存知ですか?今回は、マリネの効果や語源、方法に加え、マリネと似ている「カルパッチョ」との違いについても解説します。意味を知ることで、食材をよりおいしくすることができますよ。記事の後半でご紹介する、さっぱりおいしいマリネのレシピは必見です!
食材のおいしさを増す調理工程!マリネとは?
- 目次
- マリネとは?その効果や語源をご紹介
- マリネにチャレンジ!
- マリネする
- マリネとカルパッチョはどうちがう?
- 絶品!手軽に作れるマリネレシピ3選
- デリ風タコのマリネサラダ
- ズッキーニと生ハムのマリネ
- 焼き茄子の和風マリネ
マリネとは?その効果や語源をご紹介
マリネとは、肉や魚介類、野菜などの食材を「マリネ液」と呼ばれる漬け汁に浸すことを表します。フランス語で「海の」を意味する「マリン」が語源であり、海水に食材を漬ける保存方法が原点となったと言われています。
食材を生の状態で漬け込むものや、加熱してから漬け込むものがありますが、それらはすべて「マリネ」という調理法にあたります。臭みを取ったり、やわらかくするといった効果もあり、マリネすることで食材をよりおいしくいただくことができるのです。
マリネ液の基本的な材料は、酢やレモン汁、オリーブオイル、ワインですが、ハーブを加えたり、手軽な調味料で代用するなど、お好みのアレンジでお楽しみいただけます。
マリネにチャレンジ!
マリネの効果などがわかったところで、さっそく動画でマリネの方法をチェックしてみましょう!
マリネする
食材をマリネするときは、ドレッシングにマリネしたい食材を加え、やさしく混ぜ合わせるようにしてください。マリネというと難しいイメージもありますが、混ぜるだけでとても簡単にお作りいただけます。時間があるときには冷蔵庫で1時間ほど冷やすと、より味がなじんでおいしくなりますよ。
マリネとカルパッチョはどうちがう?
マリネと間違えられやすいものの一つにカルパッチョがあります。似ているようで、実は大きな違いがあるんです。
上述のとおり、マリネは調理工程のひとつですが、カルパッチョは料理名を指します。もともとカルパッチョは、薄く切った生の牛肉に、オリーブオイルやチーズソースをかけたイタリア料理。日本では、マグロや鯛などの魚をメインとしたカルパッチョが主流ですが、本来は肉料理を指しているのです。
料理名に「マリネ」という言葉が使われることがありますが、調理工程で「カルパッチョ」という言葉は使われません。マリネとカルパッチョにはこういった違いがあるんですね。
絶品!手軽に作れるマリネレシピ3選
マリネの意味がわかったところで、ここからは、さっぱりおいしいマリネのレシピをご紹介します。どれもお酒のおつまみや箸休めにぴったりなので、覚えておくと毎日の献立に大活躍してくれますよ!ぜひチェックしてみてくださいね。
デリ風タコのマリネサラダ
デパ地下のお惣菜のような、デリ風マリネサラダのレシピをご紹介します。食材をマリネ液で和えるだけの簡単レシピですが、見た目が華やかでパーティーやおもてなしにもぴったり!コリコリしたタコの食感も楽しく、噛めば噛むほどマリネの酸味を感じることができますよ。
ズッキーニと生ハムのマリネ
ワインが欲しくなる、大人な味わいのマリネです。ズッキーニは、しっかり塩もみすることで生のまま食べることができます。マリネ液に加えたすりおろしニンニクと仕上げの黒こしょうがよいアクセントに。おつまみにも最適な一品です。
焼き茄子の和風マリネ
マリネといえば生の食材を使うイメージがありますが、加熱したものをマリネしてもおいしいんです!焼いてトロっとした食感のナスはマリネ液が染み込んで、とてもジューシー!ゆず胡椒のピリッとした辛味があとを引く、クセになる味わいの一品です。
マリネで食材のおいしさを引き出そう!
今回は、マリネの意味や方法、おすすめのレシピをご紹介しました。 馴染みのある言葉ですが、詳しく知ることで食材の特徴に合わせた使い方ができるようになりますよ。肉や魚、野菜など、さまざまな食材でマリネを楽しんでみてくださいね。
クラシルでは、今回ご紹介した以外のおいしいマリネレシピを多数掲載しています。お気に入りを見つけてみてくださいね。
※20歳未満の飲酒はやめましょう。