「赤茄子」この漢字は何の食材かわかりますか?つやっとした触り心地が茄子にそっくりな、あの野菜ですよ!「赤」の文字にも注目してみてくださいね。答え合わせをしたら、副菜からスープまでさまざまな料理にお使いいただける「赤茄子」レシピをご紹介します。ぜひチェックしてみてくださいね。
「赤茄子」これ、何の食材?身近な食材の知らなかった漢字表記!気になる正解は…
茄子のように艶やかなこの野菜!漢字の読み方は...?
実はこちら、「トマト」なんです!
トマトはナスの仲間であることはご存知でしたか?トマトはナス科に属し、その異名として「赤茄子」と書くそうです。実はじゃがいもやピーマンもナス科なんですよ!
今では世界で親しまれるようになったトマトですが、発祥地はメキシコ。「トマト」の名前の由来は、古代メキシコ語で「ふくらむ果実」という意味の「トマトゥル(tomatl)」からきているのだそうです。普段何気なく手にしている野菜の語源や背景を知ると、おもしろいですよね。
トマトで作る簡単おかずのご紹介!
トマトについてよくわかったところで、ここからはトマトを使った簡単おかずレシピをご紹介します。トマトと卵で作る中華炒めや、塩昆布の旨味を効かせたサラダなど、手軽に作れるレシピをピックアップしました!ぜひチェックしてみてくださいね。
1.トマトと卵の中華炒め
パパッと作りたいときにおすすめの、トマトと卵の中華炒めです。ごま油の香ばしい香りが食欲をそそる一品。オイスターソースの濃厚なコクとうまみが広がり、思わず箸が進む味わいです。生で食べることが多いトマトですが、炒めると甘味が増して、また違ったおいしさが楽しめますよ!ぜひ試してみてくださいね。
材料(2人前)
- トマト (150g)・・・1個
- 溶き卵 (Mサイズ)・・・2個分
- (A)料理酒・・・大さじ2
- (A)オイスターソース・・・大さじ1/2
- (A)しょうゆ・・・小さじ1
- (A)鶏ガラスープの素・・・小さじ1/2
- (A)すりおろし生姜・・・小さじ1/2
- (A)すりおろしニンニク・・・小さじ1/2
- ごま油・・・大さじ1
- 粗挽き黒こしょう・・・適量
作り方
準備.トマトはヘタを切り落としておきます。
1.トマトは8等分のくし切りにします。
2.中火で熱したフライパンにごま油をひき、溶き卵を入れて炒め、固まってきたら1と(A)を加えて炒めます。
3.全体がなじんだら火から下ろします。お皿に盛り付け、粗挽き黒こしょうを散らして完成です。
2.濃厚トマトオニオンスープ
トマトの酸味と旨みを活かした、トマトオニオンスープのご紹介です。バターで炒めた玉ねぎにトマトを加えて、濃厚ながらさっぱりとした味わいに仕上げました。夕飯の一品としてはもちろんのこと、朝ごはんでパンと一緒にいただくのもおすすめですよ。ぜひ作ってみてくださいね。
材料(2人前)
- 玉ねぎ・・・1個
- トマト・・・1個
- お湯・・・300ml
- コンソメ顆粒・・・大さじ1/2
- 砂糖・・・小さじ1
- 黒こしょう・・・少々
- EVオリーブオイル・・・小さじ1
- 有塩バター・・・20g
- パセリ (乾燥)・・・少々
作り方
準備.トマトのヘタを取っておきます。
1.玉ねぎは薄切りにします。
2.トマトは1cmの角切りにします。
3.中火で熱した鍋にバターを溶かし、1をアメ色になるまで炒めたらお湯を入れて弱火で10分程煮詰めます。
4.コンソメ顆粒と2、黒こしょうを入れてひと煮立ちしたら砂糖とEVオリーブオイルを入れて混ぜ合わせ、火から下ろします。器に盛ってパセリをかけたら完成です。
3.トマトと塩昆布の簡単サラダ
材料はトマトと塩昆布、ごま油の3つのみ!手間いらずでお作りいただける、トマトと塩昆布の簡単サラダはいかがでしょうか。旨みが凝縮された塩昆布とトマトの相性は抜群。ごま油の風味が食材によく絡んで、箸が止まらないおいしさですよ!湯むきしたトマトでもおいしくお作りいただけますので、お好みでアレンジしてみてくださいね。
材料(2人前)
- トマト・・・2個
- 塩昆布・・・10g
- ごま油・・・大さじ1
作り方
1.トマトは半分に切ってヘタを取り除き、1.5cm角に切ります。
2.ボウルに全ての材料を入れ混ぜ合わせます。
3.皿に盛り付けたら完成です。
トマトを使って献立のレパートリーを増やそう!
いかがでしたか?「赤茄子」の漢字クイズと、トマトを使った簡単おかずレシピをご紹介しました。酸味と甘さをバランスよく持ち合わせたトマトは、どの料理にも合わせやすい野菜。レパートリーを増やしておけば、食事の幅も広がりますよ!早速今晩の食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。