韓国で人気の「グリークヨーグルト」を知っていますか?一般的なヨーグルトと違い、かための食感で濃厚な味わいが特徴です。今回は、グリークヨーグルトの味や食べ方、作り方に加え、ほかのヨーグルトとの違いについて詳しく解説します!記事の後半では、グリークヨーグルトを使ったレシピもご紹介!ぜひ最後までご覧くださいね。
話題のグリークヨーグルトとは?韓国と日本でどう違う?自宅で作れる方法もご紹介

- 目次
- 韓国で大流行!日本でも人気上昇中のグリークヨーグルトとは?
- トッピングやフレーバーはお店によって個性いろいろ!
- テイクアウトや通販も!
- トッピングのトレンドはコムハニー
- グリークヨーグルトとほかのヨーグルトとの違いは?
- ギリシャヨーグルトは2000年前から食べられている?
- 飲むグリークヨーグルトも登場!?
- 自宅で簡単!グリークヨーグルトの作り方
韓国で大流行!日本でも人気上昇中のグリークヨーグルトとは?
「グリークヨーグルト」とは、牛乳を発酵させて作ったヨーグルトを水切りし、水分やホエー(乳清)を除去したものです。水分量が少なく、もっちりとしたかための食感と濃厚な味わいが魅力!韓国でブームとなり、最近は日本でもジワジワと人気が出てきています。
韓国では専門店も多く、各お店でさまざまなグリークヨーグルトを楽しめます。カフェが併設されている店舗などで提供されるものだと、自家製のグリークヨーグルトにフルーツやシリアル、グラノーラ、ナッツ、はちみつなどをトッピングしたものが主流です。見た目がとてもかわいらしいので、SNSなどでも話題になっているんですよ。
トッピングやフレーバーはお店によって個性いろいろ!
また、お店によっても個性はいろいろで、フルーツやグラノーラをのせるものだけでなく、アボカドや野菜、生ハムと組み合わせたお食事系を提供するお店もあります。朝早くから開店しているお店も多いので、朝ごはんに利用する人も多いのだとか!ほかにも、ヨーグルト自体に抹茶やココア、カラメル風味のビスケット、ミックスベリーなどを混ぜ込んだものなど、さまざまなフレーバーを選べるお店も人気です。
テイクアウトや通販も!
カップに詰められたグリークヨーグルトを買えるテイクアウト専門店や、店頭でトッピングなどを選んでグリークヨーグルトボウルを作ってもらうスタイルのお店、カフェ、無人販売など、販売の仕方もお店によって異なります。自分のライフスタイルに合わせて楽しめるのも人気の理由の一つかもしれません。
日本でも少しずつグリークヨーグルト専門店がオープンしていたり、通販も増えてきているので、気になる方はぜひ行ってみてくださいね。
トッピングのトレンドはコムハニー
ちなみに、最近韓国では「コムハニー」と呼ばれるはちみつを巣ごと切り取ったものが流行っています。ドリンクやケーキなどのトッピングにもよく使われていて、もちろんグリークヨーグルトのトッピングとしても定番になりつつあるんです!
このコムハニーをグリークヨーグルトにのせて楽しめるお店がどんどん増えているんですよ。はちみつをそのままかけてもおいしいですが、見た目のインパクトや濃厚な味わいがコムハニーの魅力です。もし選べるトッピングにコムハニーがあったら、試してみてくださいね。
グリークヨーグルトとほかのヨーグルトとの違いは?
先ほども少しご説明しましたが、グリークヨーグルトはプレーンヨーグルトを水切りしたものです。一般的なヨーグルトはとろみがありつつも水分は多め。どちらかというと液体に近く、さっぱりとした味わいを楽しめますよね。一方、グリークヨーグルトは水分が少なく、もっちりとした食感と濃厚な味わいが特徴です。
水切りしたヨーグルトといえば、日本で2010年代あたりから注目され始めた「ギリシャヨーグルト」を思い浮かべる方も多いかもしれません。みなさんが思っている通り、グリークヨーグルトとギリシャヨーグルトは同じもの。「グリーク」は英語で「ギリシャの」という意味になり、日本では「ギリシャヨーグルト」と呼ばれているものが、韓国では「グリークヨーグルト」と呼ばれているのです。
ギリシャヨーグルトは2000年前から食べられている?
そんなギリシャヨーグルトですが、実はギリシャでは2000年以上前から食べられていた伝統的な食べ物なんですよ。ギリシャヨーグルトは前述の通り、発酵させて作られたヨーグルトを水切りする工程を挟みます。この「水切り」がギリシャでは昔から行われていたのだそうです。
今では日本のスーパーやコンビニでもあたりまえにギリシャヨーグルトが販売されていますが、現在韓国で流行っているグリークヨーグルトとは少し異なる点があります。韓国のグリークヨーグルトは、ギリシャヨーグルトよりさらに時間をかけて水切りされることが多く、食べたときにモサモサとするほど水分量が少ないのが特徴です。お店によっては、3日間かけて水切りすることもあるようで、まるでクリームチーズにも似た食感になるのだとか!食べごたえがあり、スイーツやデザートとしてだけでなく、お食事系やおつまみでも楽しめるのも魅力です。クリームチーズの代わりにパンに挟んだり、クラッカーにのせて食べることもあるんですよ。
飲むグリークヨーグルトも登場!?
また、近年、飲むグリークヨーグルトなども登場し始めました。飲み心地は一般的なヨーグルトドリンクよりももったりとしていて濃厚ではあるものの、後味はさっぱりとしているものが多いようです。忙しくて朝食が取れないときなどにもおすすめのようなので、見つけたらぜひ手にとってみてはいかがでしょうか。
★ひと言まとめ★
・プレーンヨーグルト:水分多くサッパリ
・グリークヨーグルト:水分少なくもっちり
・グリークヨーグルト=ギリシャヨーグルト
自宅で簡単!グリークヨーグルトの作り方
グリークヨーグルトは、おうちで作ることもできます、ここでは、おうちでグリークヨーグルトを作る方法をチェックしてみましょう。
①ヨーグルトパックのふたを取る
②キッチンペーパーを2枚重ねたものやさらしなどをかぶせて輪ゴムでとめる
③ボウルの上に逆さまにして置き、冷蔵庫に入れて水気を切る
冷蔵庫に入れておく時間は
- 3~4時間おくと、なめらかで少しふんわりとした食感
- 8~12時間程度おくとより水分が少なくなりかための食感
- 24時間程度おくと韓国のグリークヨーグルトの固さ
時間を調整してお好みの固さで作ってみてくださいね。
また、ボウルの上にザルを置き、その上にキッチンペーパーを敷いて作る方法もあります。その際はヨーグルトから出た水分がザルの下のボウルに溜まるので、ザルの底がボウルに当たらないようなサイズのものを選びましょう。
水切りヨーグルトを使ったレシピをご紹介
さてここからは、水切りヨーグルトやギリシャ風ヨーグルトを使ったおすすめレシピをご紹介します。デザートやおやつだけではなく、揚げ物のソースに使ったりと、水切りヨーグルトにはさまざまな食べ方があるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
グリークヨーグルトで簡単フローズンヨーグルト
簡単に作れる、フローズンヨーグルトのご紹介です。ホイップした生クリームや練乳をギリシャヨーグルトと混ぜ合わせて冷やすだけで、濃厚な味わいのフローズンヨーグルトに!なめらかな口当たりで食後のデザートにぴったりなので、ぜひ作ってみてくださいね。
大流行!韓国カフェ風 グリークヨーグルト
とろける食感 ふんわりレアチーズ
ふんわりととろける食感のレアチーズケーキはいかがでしょうか。メレンゲやホイップクリームを加えることで軽やかな口当たりになり、さらにヨーグルトのさっぱりとした風味でいくらでも食べられそうなおいしさに仕上がっています。いちごジャムのほかにも、お好みのジャムやフルーツソースをトッピングしてアレンジも楽しんでみてくださいね。
水切りヨーグルトでクレームダンジュ
自家製ベリーソースがアクセントになった、クレームダンジュをご紹介します。クレームダンジュとはフランスが発祥のレアチーズケーキのこと。本来はフレッシュチーズを使って作りますが、このレシピでは水切りヨーグルトを使いました。さわやかなヨーグルトムースと甘酸っぱいベリーソースが相性抜群ですよ!ぜひ作ってみてくださいね。
韓国のカフェで出てくるようなグリークヨーグルトをお家で作ってみませんか?もちもちとした食感の水切りヨーグルトにお好みのフルーツやグラノーラをのせてはちみつをかけていただきます。しっかりボリュームもあり、朝ごはんにもおすすめの一品です。
\ アレでアレンジ / 腸活グリークヨーグルト
次にご紹介するのは、水切りヨーグルトを作る時にドライフルーツを入れて作るレシピです。ヨーグルトの旨味が染み込んだドライフルーツは、まるでフレッシュのフルーツのような味わいに。ぜひいろいろなドライフルーツを使って試してみてくださいね。
グリークヨーグルトのアレンジを楽しもう!
今回は、韓国で人気のグリークヨーグルトの特徴や作り方を解説し、水切りヨーグルトやギリシャ風ヨーグルトを使ったレシピをご紹介しました。日本ではグリークヨーグルトの専門店はまだ多くはありませんが、おうちで簡単に作ることもできます。今回ご紹介したレシピも参考に、ぜひおうちでグリークヨーグルトや水切りヨーグルトを使った料理を楽しんでみてくださいね。
