最終更新日 2023.3.30

お店では味わえない味を楽しめる 手作りピロシキ

お店では味わえない味を楽しめる 手作りピロシキ

ロシアの伝統料理ピロシキ

ロシア料理の一つ「ピロシキ」は、ロシアの他に、ウクライナ、ベラルーシなどで親しまれている東欧料理の総菜パンです。小麦粉を捏ねた生地にお好みの具材を包んで、オーブンで焼くか油で揚げて作ります。

ロシアと日本では異なるピロシキ

日本でもなじみ深いピロシキですが、日本では揚げパンのように油で揚げたものをよく目にしますね。ところが、本場ロシアのピロシキは油で揚げることもありますが、オーブンで焼く方が主流だそうです。

ピロシキの具材は?

日本で使用される具材は、ひき肉、玉ねぎ、春雨が一般的ですが、ロシアでは、野菜、肉、魚、米、きのこ類、ゆで卵、ジャム、チーズ、ドライフルーツなど多種多様な具材が使用されています。具材に定義はなく、前菜、軽食、おやつと、そのときの場面に合わせて、中に包む具材を変えて楽しんでいます。

休日はピロシキにチャレンジ!

少し手間暇がかかるピロシキですが、自分で作るピロシキの味は格別です。休日にゆっくり作ってみませんか?焼き立てで熱々のピロシキを、ハフハフしながら頬張るのは至福のひとときですよ。具材を自由にアレンジできるのが、手作りの醍醐味です。自分流のピロシキをぜひ作ってみましょう。

手軽に手作り ロシアの揚げピロシキ

ひき肉とゆで卵をメイン具材にし、ウスターソースと塩コショウで調味したフィリングは、味もしっかりして食べ応えあり!揚げている最中に、合わせ目が開いて中の具が飛び出してこないように、生地にフィリングを包む際は、きっちりと閉じるようにしましょう。二つ折りにして、指でしっかり押さえるとグッド!フィリングは甘く煮たリンゴや残ったカレーなど、お好みの具材でアレンジしてみてくださいね。

お家で手作り バジルピロシキ

衣のサクサク感がおいしい、日本では定番の揚げピロシキですね。ところが中身はなんと、タイ料理でおなじみのガパオ風味の味付けになっています。ひき肉、タケノコ、パプリカ、マッシュルームなど、たっぷりの具材にバジルとスパイスを加え、食感も楽しめる一品に仕上がっています。生地作りが面倒なピロシキですが、ベーキングパウダーを使えば発酵なしで作れるので、初めての方でも気軽にチャレンジできますよ。

サクサク クッキー生地のピロシキ

生地にラードを使い、軽さとサクサク食感を出したクッキー生地のピロシキです。ニンジンと玉ねぎを塩コショウで調味した、シンプルな味付けのフィリングを包み、オーブンで焼き上げます。通常のピロシキよりも小ぶりなので、食べやすいサイズになっていますよ。こちらの生地もカスタードクリームなどの甘いフィリングとの相性がよいので、おやつにもおすすめです。

ロシア料理 ブリヌイのピロシキ

ロシア料理の一つ「ブリヌイ」というクレープ生地で、ピロシキの具材を巻いて揚げた、一風変わったピロシキです。ロシアでは、クレープ生地が余ったときに作られる料理だそうです。クレープ生地といっても、強力粉やドライイーストを使うので発酵もあり、厚めの生地で食べ応えがあります。具材は塩コショウだけのシンプルな味付けで、飽きのこない味わいに仕上がっています。

パーティーに大きなピロシキ ピローク

ミートローフをフィリングにしたこちらのレシピは、お祭りや祝いの際に作られる「ピローグ」という、ロシアの伝統料理をアレンジしたものです。オーブンの鉄板に大きく伸ばした生地を敷いて、フィリングを挟み、オーブンで焼き上げた巨大なピロシキです。実は、このピローグを普段でも食べられるように小さくしたのが、ピロシキなんですよ。パーティーや祝い事の際には、こちらのレシピでおもてなしされてはいかがでしょうか。

食パンでピロシキ風

生地作りはハードルが高いと思われた方は、こちらのレシピがおすすめです。食パンで作る生地なら簡単ですよね。食パンで作る場合は、耳を切り落としてから、麺棒で薄く伸ばしてフィリングを挟みます。カリカリに揚げたパンと、ケチャップとオイスターソースで調味したコクのあるフィリングは相性抜群。朝食やランチにもぴったりですね。

生地も具材も自由に楽しめるピロシキ

いかがでしたか?それぞれ作り方が違う生地のピロシキをご紹介しましたが、中に詰める具材はどれも自由に楽しむことができます。お好みの具材を入れたり、余ったカレーやポテトサラダ、ミートソースなどもおすすめです。中に詰める具材に定義がないのがロシア流なら、生地も具材も定義がないのが日本流。生地作りが難しいと感じたら、餃子の皮、食パン、冷凍パイシートで包むのもありですよ!今度の休日にぜひ作ってみませんか。

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