最終更新日 2023.8.30

「もう失敗しない!」ゆで卵を簡単に剥く裏技3つを比較!1番きれいにできた方法は…

「もう失敗しない!」ゆで卵を簡単に剥く裏技3つを比較!1番きれいにできた方法は…

そのまま食べても、料理に使ってもおいしいゆで卵。簡単に作れるのがうれしいポイントですが、殻のむきにくさが気になるという方もいるのではないでしょうか。今回は、ゆで卵の殻を簡単にむく3つの裏技を検証しました!検証結果のあとは、ゆで卵を使ったレシピもご紹介しますよ。ぜひ最後までご覧くださいね。

  • 目次
  • 手軽に試せる3つの裏技を検証!
  • 卵の下処理やむき方以外は以下の条件で統一しました。
  • 1. 殻のとがっていない方にスプーンでヒビを入れる
  • 2.卵の殻のとがっていない方に画鋲などで穴をあける
  • 3.ゆでてから、タッパーに少量の水と一緒に入れて振る
  • 検証結果を発表!一番簡単だった方法は…
  • ゆで卵を使ったおすすめレシピをご紹介!
  • アボカドとツナのごろっとたまごマヨサラダ

手軽に試せる3つの裏技を検証!

今回は、さまざまなメディアなどでも取り上げられていてよく耳にする方法を3つピックアップしました。本当に簡単な方法はどれなのか、検証してみたいと思います!

卵の下処理やむき方以外は以下の条件で統一しました。

・賞味期限まで1週間以上ある新しい卵を使用
・冷蔵庫から出したばかりの卵を沸騰したお湯に入れる
・12分ゆでる
・ゆであがったらすぐに冷水に入れて急速に冷やす

※同じ条件で比較するため、今回は冷蔵庫から出したての卵を使用しています。冷蔵庫から出したばかりの卵を沸騰したお湯に入れると、殻が割れる場合があります。火力は湯がボコボコ沸騰しない程度を保っていただくことをおすすめします。

※卵をお湯に入れる際は火傷に注意し、おたまなどを使って卵が割れないようにそっと入れてください。

大切なポイントは、ゆでた後すぐに冷やすこと!そうすると卵の身が縮まって、殻との間に隙間ができてむきやすくなりますよ。

今回の検証は、【殻のむきやすさ】【仕上がり(白身の表面の凹凸など)】【手間の少なさ】の項目でそれぞれ評価しています。それではさっそく見ていきましょう!

理想のゆで卵の作り方を知りたい方はこちらもチェック!

1. 殻のとがっていない方にスプーンでヒビを入れる

まずは、スプーンで殻にヒビを入れる方法です。ヒビを入れる場所は、殻のとがっている部分の反対側。内側に空洞があるので、ヒビを入れても中身が出てこなくなっています。

この方法のポイントは、ヒビを大きく入れすぎないこと!ヒビが大きいとゆでている途中に白身が出てきてしまいます。ほんの少しヒビが入ればOKです。

このようにヒビを入れてゆでてみたところ、2つのうち1つは途中で少し白身が出てきてしまいました。慣れるまでは力加減が少し難しいかもしれませんね。

冷ましてから殻をむいてみると…

意外にもきれいにむけました!

ヒビを入れておいたことで薄皮と白身がちゃんと離れていて、殻をむくのにかかった時間はわずか10秒ほど。白身が出てしまうとその部分は少しでこぼこしますが、ヒビの入れ方のコツをつかめばツルンときれいなゆで卵が簡単に作れそうです。

殻のむきやすさ・・・★★★★★
仕上がり・・・★★★☆☆
手間の少なさ・・・★★★★★

2.卵の殻のとがっていない方に画鋲などで穴をあける

続いては、殻に画鋲やピンなどで穴をあける方法です。こちらも、殻のとがっている方の反対側に穴をあけるようにしましょう。殻に針先を当てて、グリグリとねじるように押し当てると簡単に穴があきますよ。(針の先はあらかじめ清潔にしておいてくださいね)

ゆでてみた結果はこちら。

1つ目の方法よりも、でこぼこが少なくきれいな仕上がりになりました!

かかった時間は約30秒。この方法は殻をむくときにヒビを入れる必要がありますが、全体にまんべんなくヒビを入れてからむくと、とてもきれいにむくことができますよ。画鋲やピン、縫い針など穴をあける道具が用意できる場合は、ぜひ試してみてほしい裏技です。

殻のむきやすさ・・・★★★★☆
仕上がり・・・★★★★★
手間の少なさ・・・★★★☆☆

3.ゆでてから、タッパーに少量の水と一緒に入れて振る

最後は、ゆで卵と少量の水をタッパーに入れて振る方法です。ちなみに、この方法は半熟卵には使うことができません。半熟の卵は振った衝撃で崩れてしまうので、この方法で殻をむくなら固ゆでのものがおすすめです。

ゆでてしっかりと冷ました卵を少し大きめのタッパーに入れ、少量の水を入れたら準備は完了!

1〜2分ほど振ると、このようにヒビが入りました。

全体にまんべんなくヒビを入れるのは難しいかも…と思いきや、殻をさわってみると下の写真のように細かいヒビが全体的に入っていました。

そして、殻をむいた結果はこちら!

ひとつはとてもきれいにむけましたが、もうひとつは部分的にむきにくい部分がありました。かかった時間はむきやすい方で約10秒、むきにくかった方が約30秒。白身と薄皮がくっついていた部分は少しでこぼことした仕上がりです。

この方法は、卵の個数や大きさ、形、タッパーの大きさなどによってむきやすさに差が出そうです。また、タッパーを振るときの力加減が大切なので、最初のうちは慎重に作業する必要があります。

殻のむきやすさ・・・★★★★☆
仕上がり・・・★★★☆☆
手間の少なさ・・・★★☆☆☆

検証結果を発表!一番簡単だった方法は…

3つの方法を検証した結果、ゆで卵が一番簡単にきれいにむける方法は…

【殻のとがっていない方にスプーンでヒビを入れる】でした!

殻が簡単にむけるのはもちろんのこと、道具を用意する手間や仕上がりなど、トータルでバランスのいい方法でした。どうしてもヒビの間から白身が出てしまって難しいという場合や、煮卵などでツルンときれいな仕上がりにしたいときは、仕上がりが一番きれいだった「穴をあける」方法もおすすめです!

ゆで卵を使ったおすすめレシピをご紹介!

ここからは、ゆで卵を使ったおかずレシピをご紹介します。アボカドとツナを合わせたやみつき必至のサラダや、ごはんが進むゆで卵の肉巻き煮込みなど、食べごたえ抜群のレシピをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。

アボカドとツナのごろっとたまごマヨサラダ

※クリックすると別のページに遷移します

具材を切って和えるだけの簡単サラダをご紹介します。ゆで卵にクリーミーなアボカドと旨味たっぷりのツナを加え、マヨネーズやオリーブオイルでコク旨な味わいに仕上げました。レモン汁や黒こしょうの風味が全体の味を引き締め、最後のひと口まで飽きることなく食べられます。大きく切った具材は食べごたえがあり、見た目もとっても華やかですよ。

材料(2人前)

  • アボカド・・・1/2個
  • ゆで卵・・・2個
  • ツナ油漬け・・・・・・50g
  • (A)マヨネーズ・・・大さじ2
  • (A)EVオリーブオイル・・・小さじ2
  • (A)レモン汁・・・小さじ1
  • サニーレタス・・・1枚
  • 黒こしょう・・・適量

作り方

準備.ツナ油漬けは油を切っておきます。 アボカドは皮をむき、種を取り除いておきます。
1.アボカドは2cm角に切ります。
2.ゆで卵は半分に切ります。
3.ボウルに1、2、ツナ油漬け、(A)を入れて、味がなじむように和えます。
4.器にサニーレタスを敷き、3を盛り付け、黒こしょうをかけて出来上がりです。

ゆで卵の肉巻き煮込み

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甘じょっぱい和風味でごはんが進む!ゆで卵の肉巻き煮込みはいかがでしょうか。コトコトゆっくり煮込むことでゆで卵に豚バラ肉の旨味が染み、おいしく仕上がりますよ。だし汁をたっぷり含んだ大根もたまらないおいしさです。お肉が少なくても、卵にまくことでかさ増しができて満足感もバッチリ!ぜひ夕食のおかずに作ってみてくださいね。

材料(2人前)

  • 豚バラ肉 (スライス)・・・200g
  • ゆで卵・・・4個
  • 大根・・・200g
  • 長ねぎ・・・5cm
  • (A)水・・・400ml
  • (A)料理酒・・・30ml
  • (A)顆粒和風だし・・・小さじ1/2
  • (B)しょうゆ・・・大さじ3
  • (B)はちみつ・・・大さじ2
  • (B)みりん・・・大さじ2
  • サラダ油・・・大さじ1

作り方

準備.大根は皮を剥いておきます。
1.長ねぎは繊維に沿って千切りにし、白髪ねぎを作ります。
2.大根は2cm幅のいちょう切りにします。
3.ゆで卵に豚バラ肉を巻きます。
4.鍋にサラダ油を入れて中火で熱し、3の表面を焼いたら取り出します。キッチンペーパーで余分な油を拭き取ります。
5.同じ鍋に2と(A)を入れて落し蓋をし、中火で30分程煮込みます。
6.3と(B)を加えて落し蓋をし、さらに中火で30分程煮込みます。
7.豚バラ肉に味がよく染み込んだらお皿に盛り付けます。1をトッピングして完成です。

※こちらのレシピは、はちみつを使用しております。 1歳未満(乳児)のお子様はお召し上がりにならないようご注意ください。 はちみつは、砂糖でも代用できます。それぞれ種類によって甘さが異なりますのでお好みで調整してください。

ゆで卵作りは裏技でらくらく!

いかがでしたか。今回はゆで卵の殻を簡単にむく方法の検証結果と、おすすめレシピをご紹介しました。ちょっと面倒な殻むきも、裏技を使えばパパッと簡単にできますよ。おすすめレシピとあわせて、ぜひ参考にしてみてくださいね。

※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方はしっかりと加熱し、卵の生食を避けてください。

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