「うまみギュッと凝縮！」濃厚な味わい”ひよこ豆の活用レシピ”5選

くちばしのような突起が特徴的な「ひよこ豆」。ホクホクとした栗のような食感で、別名「くり豆」とも呼ばれます。輸入食品を扱うお店などには便利な水煮缶が並んでいますが、使い方がよく分からないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ひよこ豆を使ったおすすめレシピをご紹介します。カレーやサラダなどお馴染みのレシピだけでなく、モロッコの定番家庭料理や中東の伝統料理もピックアップしています。ぜひチェックして、ひよこ豆の使い方をマスターしてみてくださいね！

ひよこ豆をペースト状にした「フムス」は、トルコやイスラエルなどの中東地域で食べられている伝統的な家庭料理です。豆の甘さとクリーミーでコクのある味わいで、やみつきになるおいしさ！ひよこ豆の水煮を使えば手軽にお作りいただけますよ。現地ではピタパンにつけて食べるのが一般的ですが、パンやクラッカー、野菜スティックなどにつけてもおいしくお召し上がりいただけますので、ぜひ試してみてくださいね。

材料(2人前)

• ひよこ豆の水煮・・・400g
• (A)EVオリーブオイル・・・大さじ3
• (A)白ねりごま・・・大さじ3
• (A)レモン汁・・・大さじ1
• (A)すりおろしニンニク・・・小さじ1/2
• (A)塩・・・小さじ1/2
• EVオリーブオイル (仕上げ用)・・・大さじ1
• ピタパン・・・2枚

-----トッピング-----

• イタリアンパセリ (葉)・・・適量
• パプリカパウダー・・・適量

作り方

1.ボウルにザルをのせ、ひよこ豆の水煮を入れ、ひよこ豆と煮汁に分けます。
2.フードプロセッサーに1のひよこ豆を入れペースト状になるまで攪拌します。(A)を加え攪拌し、1の煮汁を加え滑らかになるまで再度攪拌します。
3.お皿に盛り付け、EVオリーブオイルをかけ、トッピングの材料を飾って完成です。ピタパンにつけてお召し上がりください。

ひよこ豆をたっぷり加えて作るボリューム満点のキーマカレーです。水を入れずにトマト缶の水分で煮込むので、ひよこ豆のホクホクとした食感をお楽しみいただけます。材料も作り方もシンプルなので手軽に作ることができますよ！このレシピでは鶏ひき肉を使用しましたが、牛豚合いびき肉でもおいしくお作りいただけますので、お好みでお試しくださいね。

材料(2人前)

• ごはん ・・・ 400g
• 鶏ひき肉・・・ 200g
• ひよこ豆の水煮 (正味量) ・・・200g
• 玉ねぎ ・・・1/2個
• カットトマト缶・・・300g
• (A)すりおろしニンニク・・・小さじ1
• (A)すりおろし生姜・・・小さじ1
• カレー粉・・・大さじ1.5
• (B)塩・・・小さじ1
• (B)黒こしょう・・・ふたつまみ
• サラダ油・・・大さじ1
• パセリ (生) ・・・適量

作り方

準備.パセリはみじん切りにしておきます。
1.玉ねぎはみじん切りにします。
2.フライパンにサラダ油、(A)を入れ弱火で熱し、香りが立ったら鶏ひき肉を入れ中火で炒めます。鶏ひき肉に火が通ったら1を加えしんなりするまで炒めます。
3.カレー粉を入れ、全体になじむまで中火で炒めます。カットトマト缶、ひよこ豆の水煮、(B)を加え混ぜ合わせます。
4.汁気が少なくなるまで15分程、中火で煮たら火から下ろします。
5.器に盛り付けたごはんにかけます。パセリを散らして完成です。

さっぱりおいしい、ひよこ豆とツナのサラダです。ホクホクとしたひよこ豆にツナのうまみが合わさって食べ応え抜群！にんにくの風味とレモンの爽やかな酸味が効いたドレッシングがよく合い、箸が止まらないおいしさですよ。きゅうりやトマトなどお好みの野菜を加えてアレンジも楽しんでみてくださいね。

材料(2人前)

• ひよこ豆の水煮 (正味量) ・・・200g
• ツナ水煮 (正味量) ・・・50g
• 紫玉ねぎ ・・・30g
• 水 (さらす用) ・・・適量
• パセリ (生) ・・・5g
• EVオリーブオイル・・・大さじ1.5
• (A)レモン汁・・・大さじ1
• (A)すりおろしニンニク・・・小さじ1/2
• (A)塩・・・小さじ1/2
• (A)黒こしょう・・・少々

作り方

1.紫玉ねぎはみじん切りにします。水を張ったボウルに入れ10分程さらし水気を切ります。
2.パセリはみじん切りにします。
3.ボウルに(A)を入れ泡立て器で混ぜ合わせ、EVオリーブオイルを少しずつ加え混ぜ合わせます。
4.ひよこ豆の水煮、ツナ水煮、1、2を加え和えます。
5.器に盛り付けて完成です。

ハリラスープはモロッコの定番料理で、トマトベースのスープにたっぷりの豆と野菜を入れた、日本でいうところのお味噌汁のようなものです。鶏手羽元を使うことでうまみたっぷりのスープに仕上がります。豆のとろっとした食感がおいしく、ボリューム満点で、これ一品でお腹いっぱいになりますよ！チリパウダーの量はお好みで調整してくださいね。

材料(2人前)

• 鶏手羽元・・・6本
• 塩こしょう (下味用)・・・小さじ1/4
• 薄力粉 (まぶす用)・・・大さじ1
• ひよこ豆の水煮・・・100g
• 赤いんげん豆 (水煮)・・・100g
• 玉ねぎ・・・100g
• セロリ・・・30g
• すりおろし生姜・・・小さじ1/2
• すりおろしニンニク・・・小さじ1/2

-----スープ-----

• 水・・・300ml
• カットトマト缶・・・300g
• コンソメ顆粒・・・小さじ2
• チリパウダー・・・小さじ1/2
• 塩こしょう・・・小さじ1/4

• オリーブオイル・・・大さじ1
• イタリアンパセリ・・・適量

作り方

準備.セロリは筋を取っておきます。 ひよこ豆の水煮、赤いんげん豆は汁気を切っておきます。
1.玉ねぎは1cm角に切ります。セロリは粗みじん切りにします。
2.鶏手羽元は味が染み込むように、フォークで数か所刺します。塩こしょうをすり込み、薄力粉をまんべんなくまぶします。
3.中火に熱した鍋にオリーブオイルをひき、2に焼き目をつけ一度取り出します。
4.同じ鍋に1、すりおろし生姜、すりおろしニンニクを入れ弱火でしんなりするまで炒めます。
5.スープの材料、3、ひよこ豆の水煮、赤いんげん豆を加え中火で加熱します。沸騰してきたら蓋をし弱火で30分程鶏手羽元がやわらかくなるまで煮たら火から下ろします。
6.器に盛り付け、イタリアンパセリをのせて完成です。

ペースト状にしたひよこ豆にスパイスを加えて丸く成型し、こんがりと揚げた中東の伝統料理、ファラフェルのレシピをご紹介します。衣をつけないので、シンプルな手順で手軽に作ることができますよ。スパイシーで香ばしいコロッケに酸味の効いたソースが良く合い絶品！お酒がすすむ一品です。生地は冷凍庫で30分置いてから揚げると崩れることなくきれいに仕上がります。

材料(2人前)

• ひよこ豆・・・200g
• 水 (戻す用) ・・・適量
• 玉ねぎ・・・1/4個
• (A)すりおろしニンニク・・・小さじ1
• (A)クミンパウダー・・・小さじ1
• (A)コリアンダーパウダー・・・小さじ1
• (A)チリパウダー・・・小さじ1/2
• (A)ベーキングパウダー・・・小さじ1/2
• (A)塩こしょう・・・小さじ1/3
• 揚げ油・・・適量

-----ヨーグルトソース-----

• 無糖ヨーグルト・・・50g
• マヨネーズ ・・・大さじ1
• レモン汁・・・小さじ1

作り方

1.ボウルに水、ひよこ豆を入れてラップをし、冷蔵庫で一晩置き、水気を切ります。
2.玉ねぎは粗みじん切りにします。
3.フードプロセッサーに1、2、(A)を入れて粒感が少し残るくらいに攪拌します。
4.ボウルに移し12等分にし、丸く成形します。同様に11個作ります。
5.バットに入れてラップをし、冷凍庫で30分置きます。
6.ボウルにヨーグルトソースの材料を入れて混ぜ合わせます。
7.フライパンの底から3cm程揚げ油を注ぎ180℃に熱し、5を入れ、5分程揚げ、こんがり揚げ色がついたら油切りをします。
8.器に盛り付け、6を添えて完成です。

いかがでしたか。ひよこ豆はあまり馴染みのない食材かもしれませんが、甘くホクホクとした食感がおいしく、いろいろな料理に使うことができます。水煮缶を使えば下処理のする必要もないので、手軽にいつものカレーやサラダ変化をつけることができますよ。今回ご紹介したレシピを参考にしていただき、異国の香りが漂うレシピにもぜひ挑戦してみてくださいね！