パエリアのおすすめ具材16選！基本からおすすめ、変わり種の具材をご紹介！

「パエリア」は、日本でも人気のスペイン料理。黄色いごはんに魚介類や野菜がのった色鮮やかな見た目が印象的ですよね。この記事では、パエリアの定番具材から変わり種具材まで、合わせて16種類ご紹介します。記事の後半では、パエリアのおすすめレシピもご紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

それではさっそく、パエリアの基本具材について一覧で確認してみましょう！

エビは、パエリアには欠かせない具材です。エビを加えると、風味や旨味がごはんに染みてとてもおいしいですよ。殻つきの有頭エビをのせるとより華やかな仕上がりになります。

大きな黒い貝殻で、存在感のあるムール貝。洋食でよく使われる貝で、パエリアにのっている貝といえばムール貝をイメージする方も多いのではないでしょうか。旨味のある濃厚な味わいで、パエリアにぴったりですよ。

噛むほどに旨味を感じられるイカも、パエリアの基本具材の一つです。輪切りにしたイカをトッピングすれば、見た目もかわいらしく仕上がります。イカの身だけではなく、イカスミを使ったパエリアを提供するお店も。お米一粒一粒が真っ黒に染まったパエリアはインパクトがあり、コクのある味わいを楽しめますよ。

パエリアの具材にアサリを加えると、風味が増し、深みのある味わいに。砂抜きした生のアサリを使うともちろんおいしいですが、市販の剥き身を使うと手軽に作ることができます。

ふっくらとした身と上品な旨味が魅力のホタテも、パエリアによく合う具材です。簡単に調理できるベビーホタテもおすすめですよ。

パエリアには、タラや鯛、イサキ、スズキ、カサゴといった白身魚もよく合います。やわらかな身と、クセの少ない味わいの白身魚は、ほかの魚介類とも相性がよいですよ。加熱することでフワッとした食感になるのが魅力です。

玉ねぎは、パエリアを作るときに必須の野菜ともいえます。みじん切りにして、じっくり炒めて香りを引き出すと、仕上がりに風味が増しますよ。

パプリカも、パエリア作りによく使われる野菜です。甘みがあるパプリカは赤や黄色、オレンジといったカラフルな色合いで、パエリアに華を添えます。

パエリアにトマトを入れると、酸味と旨味がプラスされ、味が引き締まります。カットしたトマトやミニトマトを具材としてトッピングするのもいいですが、サフランの代わりにトマトソースと一緒にごはんを炊いて、赤いパエリアにするアレンジもできますよ。

上記でご紹介した基本具材以外にもパエリアによく合う具材はいくつかあるんですよ。以下ではパエリアにおすすめな変わり種の具材をご紹介します。いつもとは少し違った味わいを楽しみたいときに、ぜひ試してみてくださいね！

豚肉を使ったパエリアは、旨味たっぷりで食べごたえがあります。豚肉の部位はお好みで選べますが、旨味がありやわらかな食感のロース肉もおすすめです。

パエリアに牛肉を加えると、コクのある仕上がりに。味つけに市販の焼肉のタレを使ってアレンジすると、よりガツンと食べごたえのある味わいになりますよ。

鶏肉も、パエリアにおすすめの具材です。あっさりとした味わいの鶏むね肉でも、旨味たっぷりの鶏もも肉や骨付き肉でも、おいしくお作りいただけます。

ソーセージやチョリソー、ベーコンといった加工品も、パエリアにおすすめ。本場スペインのバレンシア地方にも、ソーセージを使ったパエリアを卵でとじた「アロス・コン・コストラ」という郷土料理があるんですよ。

パエリアはもともと、猟師たちが狩猟で獲ったお肉をお米と一緒に炊いたのが始まりでした。このことからもわかるように、ラムやウサギといったジビエも、パエリアによく合う具材です。日本ではウサギの肉を食べる機会はあまりありませんが、スペインでは普通に流通しているのだとか。

ツブツブとした見た目がかわいらしいグリーンピースは、パラッと散らすだけでパエリアが色鮮やかな仕上がりになります。魚介類ともお肉とも相性がよく、使いやすい具材ですよ。

鮮やかな緑色のいんげんは、パエリアのトッピングにぴったりの野菜です。シャキシャキとした噛みごたえが食感のアクセントにもなります。

パエリアに合うさまざまな具材をご紹介しましたが、パエリアのアレンジ方法はまだまだあります。ここでは、パエリアのアレンジ具材や味つけについて解説します。

パエリアでみじん切りにした玉ねぎやお米を炒めるときは、オリーブオイルを使うのが一般的ですが、バターに代えるとコクのあるやさしい味わいに。また、味つけにしょうゆをプラスしバターしょうゆ味にすると、和風の味わいのパエリアを楽しめますよ。

パエリアに牛乳を加えると、まろやかでコクのある仕上がりになり、魚介類の具材と合わせると、クラムチャウダーのような味わいを楽しめますよ。いつものパエリアと同じように野菜やお米を炒めたあと、牛乳を加えて炊いてみましょう。

先ほども少し触れましたが、イカの身だけではなく、イカスミを入れてパエリアを作るアレンジもあります。イカスミを入れると見た目が真っ黒になるだけではなく、磯の香りがプラスされて風味が豊かになりますよ。

味つけにカレー粉を使うと、食欲をそそるスパイシーな味わいのパエリアになります。また、カレー粉には黄色い色素を持つターメリックが含まれているので、おうちにサフランがないときでも黄色いパエリアを作ることができますよ。

パエリアにチーズをのせるものおすすめです。とろけたチーズを具材に絡めながら食べてみましょう。トマトソースで作ったパエリアにモッツァレラチーズをトッピングして、マルゲリータ風のアレンジをすることもできますよ。

スペインでは、お米ではなくショートパスタを使った「フィデウア」というパエリアもよく作られていています。フィデウアに使うのは、極細のマカロニや、細麺のスパゲッティーニを3cmほどの長さに折ったもの。パスタのモチッとした食感と、おこげのパリパリとした部分のコントラストも魅力の一つです。

「パエリア」は、日本でもよく知られているスペイン料理の一つです。サフランを加えて炊いた黄色いごはんの上に、魚介類や野菜がのった華やかな見た目が特徴ですよね。

パエリアの起源には諸説ありますが、9世紀頃、アラブ人がスペイン・バレンシア地方に稲作を伝えたのがきっかけだといわれており、パエリアのごはんを黄色く着色するサフランもアラブから伝わったそうです。

日本では具材に魚介類を使うのが主流となっていますが、バレンシアではもともと猟師が獲ったウサギや鶏などの肉と、米や野菜を一緒に煮込んで作られていたといわれています。

さてここからは、パエリアのおすすめレシピをご紹介します。シーフードミックスを使ったお手軽パエリアや、トマト味のパエリアなど、さまざまなレシピをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。

彩り豊かなパエリアのご紹介です。具材には、アサリとピーマン、赤パプリカを使いました。アサリの旨味がごはんに染みて、とてもおいしいですよ。おうちのフライパンで作れるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

シーフードミックスを使って手軽に作れるパエリアのレシピです。魚介類やニンニクの香りが食欲をそそり、どんどん食べたくなる一品。アサリ入りのシーフードミックスを使えばより簡単にお作りいただけますよ。

真っ黒なイカスミパエリアは、市販のイカスミパスタソースを活用して作ることができるんですよ。味つけも、塩こしょうで味を整えるだけなのでとても簡単！ぜひ作ってみてくださいね。

トマト缶を使って、トマトチキンパエリアを作ってみましょう。普段よく使う食材だけで作れるので、子どもにも大人にも食べやすい一品。パーティーやおもてなしメニューにもおすすめですよ。

スパイシーな香りがたまらない、カレーパエリアはいかがでしょうか。鶏手羽元を具材に使った食べごたえ抜群のパエリアですが、カレーやニンニクの風味が効いて、ペロッと食べられるおいしさです。ぜひお試しくださいね。

今回は、パエリアにおすすめの具材やアレンジ方法を解説し、おうちで作れるパエリアのレシピをご紹介しました。パエリアは炒めたお米と具材を一緒に炊くので、使う具材によってごはんの味わいに違いが出ます。今回ご紹介したレシピも参考に、おうちでいろいろなパエリアを作ってみてくださいね。