最終更新日 2024.3.19

たけのこの保存方法|長持ちのコツ|下ごしらえしてから保存

たけのこの保存方法|長持ちのコツ|下ごしらえしてから保存

香りが高く、優しい風味とシャキシャキとした食感がおいしい「たけのこ」。春の味覚の定番ですよね。そんな「たけのこ」本来の香りや甘さを長持ちさせるためには、どのように保存すべきなのでしょうか?今回は、たけのこの正しい保存方法をご紹介します。

  • 目次
  • 保存のポイント:水分が抜けないようにする
  • そのまま冷蔵保存
  • 塩漬けで冷蔵保存
  • そのまま冷凍保存
  • 砂糖漬けで冷凍保存
  • 買ったらすぐにアク抜きを!
  • 重曹で!タケノコの下処理とあく抜き
  • 米ぬかで!タケノコのゆがき方

保存のポイント:水分が抜けないようにする

たけのこは、保存中にだんだんと水分が抜け、スカスカになってしまう恐れがあります。水分を守る保存方法で、みずみずしく食感の良いたけのこを長持ちさせましょう。また、保存前のアク抜きも忘れないように行いましょう。

そのまま冷蔵保存

①アクを抜いたたけのこをカットする

②保存容器または保存袋にたけのこが浸かる程度の水とたけのこを入れる

③密閉して冷蔵庫で保存

【ポイント】

使い切るまで水は毎日交換し、新鮮な状態を保つようにしましょう。

塩漬けで冷蔵保存

①アクを抜いたたけのこの水気をキッチンペーパーでしっかりふき取る

②たけのこに塗るようなイメージで、塩をまぶす

③塩を敷いた保存容器にたけのこをいれ、さらに上から塩をまぶす(たけのこの重量に対して1/4程度の重量の塩を使用する)

④しっかりと密閉し、冷蔵庫で保存する

【ポイント】

・時間が経つとたけのこの水分が出てくるため、その場合は水を捨てて上から塩をまぶしましょう。

・そのまま使うと塩分が高くしょっぱいため、薄めの塩水につけて塩を抜いてから使うようにしてくださいね。

そのまま冷凍保存

①アク抜きしたたけのこの水気をしっかりふき取る

②厚さ5mm以下になるようカットする

③冷凍用保存袋にたけのこを入れ、冷凍庫で保存する

【ポイント】

・冷蔵保存よりは長持ちしますが、冷凍焼けや食感の劣化が生じる可能性もあるので、食材の状態を見ながら使用しましょう。

・たけのこは冷凍したままカットするのが難しいため、冷凍前に繊維を断つようにして薄切りにカットすると良いでしょう。

砂糖漬けで冷凍保存

①アク抜きしたたけのこを食べやすい大きさにカットする

②砂糖を上からまんべんなくまぶす

③冷凍用保存袋に入れて密閉し、冷凍庫で保存する

【ポイント】

この方法で保存を行ったたけのこには甘みがついているため、煮物などに入れる際の砂糖は少なめにしてくださいね。

買ったらすぐにアク抜きを!

たけのこは、収穫した直後からアクが発生し、時間の経過とともに強くなっていきます。アクをそのままにしておくと、えぐみを感じ、おいしさが半減する原因となります。そのため、早い段階でアク抜きを行いましょう。

たけのこのアクは、重曹や米ぬかなどを加えたアルカリ性の水で取り除くことができます。どちらも手順自体は簡単なので、やりやすい方法を試してみてくださいね。

重曹で!タケノコの下処理とあく抜き

外側の硬い皮がついている状態のたけのこの「下処理」と「アク抜き」方法をご紹介します。お手軽に手に入りやすい食品用重曹や鷹の爪を使い、簡単に調理ができますよ。できるだけ新鮮なうちに調理をして、おいしくお召し上がりくださいね。

米ぬかで!タケノコのゆがき方

タケノコの下処理によく使われる「米ぬか」と「鷹の爪」を使ったアク抜き方法の動画をご紹介します。米ぬかや鷹の爪を加えることで、タケノコのえぐみを和らげる働きがあるといわれています。新鮮なタケノコが手に入ったときはぜひ参考にしてみてくださいね。

正しい保存方法で風味豊かに!

たけのこは、淡白な味だからこそ、風味を損ねずに保存したいですよね。また、冷蔵や冷凍にして保存することで調理の手助けにもなるので、場面に応じた保存方法を試してみてください。

またクラシルでは、たけのこの選び方や栄養素についても解説しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。

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2024.3.18 最終更新

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