市販の鰻の蒲焼きで簡単！三重県の郷土料理「鰻ざく」レシピ5選

三重県の郷土料理「鰻ざく(うざく)」は、蒲焼きにした鰻を薄切りにしたきゅうりと三杯酢で和えた、夏の代表的な酢の物です。脂ののった鰻とさっぱりとした酢やきゅうりは相性ばっちりです。

きゅうりの酢の物は冷蔵庫で冷やしておき、食べる直前に熱々の鰻と合わせていただきます。その温度差と味や食感の違いがおいしくて、一度食べたらやみつきになること間違いなしのお味です。
さっぱりとした鰻ざくは、暑い日や箸休めにぴったりの一品。市販の鰻の蒲焼きで簡単に作れるので、ぜひお試しください。

まず最初に基本のレシピからご紹介します。ふっくらとした鰻とシャキシャキとしたキュウリの食感は相性抜群！鰻はオーブントースターで温め、食べる直前に三杯酢で和えたきゅうりと合わせることで、熱々の鰻ときゅうりとの温度差を楽しむことができますよ。
箸休めの小鉢にもぴったりの一品です。

より一層温度差を楽しむには、きゅうりの酢の物を冷蔵庫でよく冷やしてから、食べる直前に熱々の鰻と合わせると、冷たさと温かさのメリハリが強調されます。鰻と酢の物を交互に重ねて仕上げることで、温度差やそれぞれ違う食感を楽しめますよ。ワカメを加えてボリュームを出せば、食べ応えもアップしますよ。

続いては、たっぷりの薬味をのせ、香味野菜の爽やかな風味や食感がおいしい鰻ざくです。ポン酢とめんつゆで作るタレが薬味にもよく合い、もりもりと食べられちゃいますよ。
清涼感あふれる味わいは、夏にぴったりの一品。ぜひお試しくださいね。

合わせ酢でいただく鰻ざくもおいしいですが、たまには味付けを変えてみるのも味に変化が出ていいですよね。こちらのレシピは、白ごまがたっぷりと入った合わせ酢に、豆板醤のピリッとした辛みを効かせました。具材に絡むごまの風味が食欲をそそり、鰻との相性もばっちりです。お酒のおつまみにも最適ですよ。

最後にご紹介するレシピはおもてなしにもぴったりの、翡翠ソースでさっぱりといただく鰻ざくです。すりおろしたきゅうりに大葉を加え、ポン酢とゆず胡椒を加えた爽やかなソースが、甘辛い鰻の蒲焼きによく合います。すりおろしたきゅうりの食感も、薄く切ったきゅうりとまたひと味違っておいしいですよ。

いかがでしたか？甘辛い贅沢な味わいの鰻の蒲焼きで作る清涼感たっぷりな酢の物は、さっぱりとした味わいが食欲を刺激してくれます。
お好みの薬味を添えたり、合わせ酢をアレンジすることで、様々なお味の鰻ざくを楽しめますよ。
市販の鰻の蒲焼きを使って簡単に作れるので、ぜひ箸休めやお酒のおつまみに作ってみてくださいね。