2022.7.12

「中力粉」とは?特徴や使い道を解説!

小麦粉の一種である「中力粉」。その名の通り、強力粉と薄力粉の中間の性質をもち、うどんなどの麺類によく使われています。3種類の小麦粉の違いのひとつが、グルテンの質と含有量。中力粉はもちもちとした食感と適度な弾力があり、ほかの小麦粉にはない魅力があります。この記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてくださいね。

小麦粉の種類について

小麦粉は、グルテンがどれくらい含まれているかで3種類に分けるのが一般的です。グルテンを多く含有し性質の強いものから、強力粉、中力粉、薄力粉と分類されています。

グルテンとは、小麦などに含まれるたんぱく質のことで「グルテニン」と「グリアジン」が絡み合ってできています。小麦粉に水を加えてこねると、これらのたんぱく質が結びつき、粘りと弾力のある生地になります。うどんのもっちりとした食感や、パンがふんわりと膨らむのは、このグルテンの性質のおかげなんですよ。

また、原料となる小麦にも複数の種類があり、用途に合わせて4つに分類されています。たんぱく質が多く弾力性の高いものから、硬質小麦、中間質小麦、軟質小麦となり、小麦粉の原料となるのはこれらの3種類です。もうひとつ、スパゲティやマカロニ用のデュラム小麦があります。

強力粉には、たんぱく質が多くて粘り、弾力性が高い「硬質小麦」が使われます。薄力粉の原料は、たんぱく質が少なくやわらかい「軟質小麦」です。

中力粉には、硬質小麦と軟質小麦の中間くらいのたんぱく質を含む「中間質小麦」または「軟質小麦」が使われます。

中力粉とは?

中力粉は、中間質小麦や軟質小麦を製粉して作られています。小麦粉のなかではたんぱく質の量は中間程度で、7.5~10.5%です。水を加えてこねた生地の弾力は、強力粉と薄力粉の中間よりも、やや薄力粉に近い性質となります。

適度な弾力があることからうどんなどの麺類に使われることが多く、ほかにはお好み焼きやたこ焼き、バゲットなどにも用いられます。

中力粉は、一般的なスーパーでは手に入らないこともあります。そのときは、強力粉と薄力粉を1:1の割合で混ぜることで中間の性質となり、中力粉の代用になりますよ。

また、中力粉という名称ではなく「うどん粉」として店頭に並んでいることもありますので、パッケージをよく確認してみてくださいね。

強力粉や薄力粉との違いは?

硬質小麦から作られる強力粉は、中力粉に比べて粒子が粗く、さらさらとした手触りの粉です。たんぱく質の含有量が11.5%以上と多いため、中力粉に比べて粘りも弾力も強い生地になります。主にパンの生地として使われるほか、麺類の打ち粉としても使われます。

一般家庭でもっとも多く使われる薄力粉は、軟質小麦が原料です。粒子が細かくしっとりとした粉で、たんぱく質の含有量が少なくデンプンが多いのが特徴です。強力粉や中力粉のような弾力はなく、ふんわり、サクサクとした食感を生み出すことができるため、ケーキやクッキーなどの菓子類、天ぷらの衣などに使われます。

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