ひき肉をたっぷり使った、アメリカの伝統的な家庭料理「ミートローフ」。見栄えもよくボリューム満点、そのうえ簡単に作れるとっておきの一品なんです!今回は、ミートローフの特徴や意外と知らないハンバーグとの違いなどを解説します。さらに、フライパンで手軽に作れるレシピもご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
ミートローフとはどんな料理?名前の由来やおすすめレシピをご紹介

- 目次
- ミートローフとは
- ミートローフの材料と作り方
- ミートローフの食べ方
- ミートローフの名前の由来
- ミートローフとハンバーグの違いとは
- お肉の旨みたっぷり!ミートローフのおすすめレシピ
- ボリューム満点 ベーコン巻き巻きミートローフ
- パーティーに キラキラ星のミートローフ
ミートローフとは
「ミートローフ」とは、お肉の旨みがぎゅっと詰まったジューシーな味わいが楽しめる、アメリカの伝統的な家庭料理のひとつです。諸説ありますが、もともとのルーツはヨーロッパで、移民たちによってアメリカにもたらされたといわれています。
ミートローフの材料と作り方
ミートローフの主な材料は、牛や豚のひき肉、玉ねぎ、パン粉、牛乳やナツメグ、塩、こしょうなど。これらを混ぜ合わせて作った肉ダネを長方形や円形の型に詰めたらオーブンでこんがりと焼き上げます。
できあがったミートローフは、食べやすい大きさに切り分けるのが本場アメリカ流!じゅわっとあふれる肉汁ごとどーんと大皿に盛り、トマトソースやホワイトソース、デミグラスソースなど好みのソースをかけていただきます。
ミートローフの食べ方
食べ応え抜群で見た目も華やか、その上簡単に作れることから、普段のメニューや誕生日、クリスマスなど幅広いシーンで活躍するとっておきの一品として、アメリカ全土で親しまれているんですよ。
またミートローフは、工夫次第でさまざまなアレンジで楽しめるのも家庭で親しまれている理由の一つかもしれません。スパイスや粒こしょうをまぶすほか、ゆで卵や刻んだ野菜を加えたり、マッシュポテトを添えたり、さらにベーコンで巻いて作ることも。パンにはさめばボリューム満点のサンドイッチにもなります。
従来のレシピの枠にはまらない家庭料理らしい自由なスタイルも、ミートローフの魅力といえるでしょう。
ミートローフの名前の由来
「ミートローフ(meat loaf)」という名前の由来はとてもシンプル!
英語で「肉」という意味の「meat」と「かたまり/ひとかたまり」を意味する「loaf」を組み合わせて「meat loaf(肉のかたまり)」と呼ばれるようになったといわれています。
ちなみに、欧米では、ミートローフを焼くときに使う長方形の型のことを「ローフ型」と呼ぶのだとか。この型でお肉を焼けば「ミートローフ」、パンだと「ローフブレッド」もしくは「ローフ」になります。
ミートローフとハンバーグの違いとは
ミートローフと似た料理に「ハンバーグ」がありますが、一体どのような違いがあるのでしょうか。
実は、ミートローフもハンバーグも、使う食材はほとんど同じ!この2つの異なる点は、「焼き方」にあるんです。
先ほどご説明した通り、ミートローフを焼くためにはオーブンを使います。食材に四方からじっくり熱を加えて火を通すため、焼きムラが出にくく、しっとりジューシーに仕上がります。
一方、ハンバーグは一般的に、ひとつひとつ円形や楕円形に成形してからフライパンで焼きあげます。短時間で強い火力で焼きあげるため、ミートローフよりも香ばしい風味に仕上がるのが特徴です。
大人数で楽しむときはミートローフ、記念日はハンバーグなど、シーンに合わせて調理法を変えて楽しんでみてはいかがでしょうか。
お肉の旨みたっぷり!ミートローフのおすすめレシピ
名前の由来やハンバーグとの違いを確認したところで、ここからはミートローフのおすすめレシピをご紹介します。おうちでも簡単に作れるよう、フライパンや電子レンジを使ったレシピもピックアップしたので、気軽に挑戦してみてくださいね。
ボリューム満点 ベーコン巻き巻きミートローフ
食べ応え抜群!ふっくらジューシーなミートローフをベーコンで包んで、味や見た目だけでなく、ボリュームも大満足な一品に仕上げました。型を使わず簡単に作れるのも魅力のレシピです!特別な日のメインディッシュに、ぜひお試しくださいね。
※お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。今回は1000W200℃で焼いています。トースターは庫内が狭く、食材と熱源の距離が近いため、加熱中の食材の油が落ちたり、油はねなどが原因で発煙、発火の恐れがあります。加熱中は目を離さないでください。
パーティーに キラキラ星のミートローフ
一見手が込んでいるように見えますが、特別な器具や材料は必要なし!星型に型抜きしたにんじんグラッセをミートローフの中に閉じ込めるだけで、キュートな断面に仕上げることができます。ホームパーティーやおもてなしに作れば、お子様にも喜ばれますよ!
※お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。今回は1000W200℃で焼いています。トースターは庫内が狭く、食材と熱源の距離が近いため、加熱中の食材の油が落ちたり、油はねなどが原因で発煙、発火の恐れがあります。加熱中は目を離さないでください。
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。
レンジで簡単 和風ミートローフ
今日の晩ごはんに、和風ミートローフはいかがですか?中にうずらの卵を入れて、しっとりやわらかい食感に仕上げました。ケチャップとしょうゆを混ぜ合わせて作るほんのり和風味のソースが絶妙にマッチして、やみつきになること間違いなし!火を使わずに電子レンジで簡単に作れる、お料理初心者の方にもおすすめの一品です。
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。
コロコロチーズのミートローフ
混ぜて焼くだけ!コロコロチーズのミートローフのご紹介です。ポイントは、肉だねに木綿豆腐を加えること!こうすることでパサつくことなく、ふわっとやわらかい食感に仕上げることができます。節約したいときにもぴったりなので、ぜひお試しくださいね。
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。 ※お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。今回は1000W180℃で焼いています。トースターは庫内が狭く、食材と熱源の距離が近いため、加熱中の食材の油が落ちたり、油はねなどが原因で発煙、発火の恐れがあります。加熱中は目を離さないでください。
うずらの卵で小さいカップミートローフ
耐熱カップで作るミートローフのレシピです。ミニサイズのカップに肉ダネを詰め、半分にカットしたうずらの卵をのせて、見た目も華やかに仕上げました。味つけは塩こうじだけ、調理は電子レンジで加熱するだけと手間なく作れるので、時間がないときにもぴったり!お弁当のおかずにもおすすめの便利な一品です。
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。
※お弁当として持ち運ぶ際は食中毒に配慮し、衛生的な環境下で調理を行い、持ち運びの際は保冷剤をつけて冷蔵庫やなるべく涼しい場所に保管してください。加熱の必要があるものは必ずよく火を通し、しっかり粗熱を取り、余分な汁気は切ってからお弁当に詰めてください。
意外と簡単!おうちでミートローフを作ってみよう
お肉の旨みがぎゅっと詰まったジューシーな味わいと、インパクト抜群な見た目が魅力の「ミートローフ」。日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、アメリカでは古くから親しまれている、国民食のひとつでもあります。
一見難しそうですが、実は材料を混ぜて焼くだけで簡単に作れるのもうれしいポイント!おもてなしやホームパーティーに作れば、食卓も華やぎますよ。この機会にぜひレパートリーに取り入れてみてくださいね。