寒さが増してきたこの時季、晩ごはんに出場する回数が多くなる「鍋」。けれど何度も作っていると、だんだんとワンパターン化してきませんか?
「お鍋の脱マンネリへ!」いつものローテーションに“アレンジ鍋”レシピ5選
そこで今回は、ワンパターンになりがちな鍋のイメージを一新する「アレンジ鍋」レシピをご紹介します。白菜と豚肉のトマトチーズ鍋や、甘酒とクリームチーズの発酵鍋など、驚きの組み合わせなのにおいしいアレンジ鍋レシピをピックアップしました。いつもの鍋とひと味違う鍋レシピに驚くこと間違いなしですよ!ぜひチャレンジしてみてくださいね。
1.白菜と豚バラ肉のトマトチーズ鍋
白菜と豚バラ肉のイタリアン風トマトチーズ鍋はいかがですか。旨みのある豚バラ肉と白菜のとろける食感が、トマト味の出汁と相性抜群で、たまらないおいしさですよ!トロッととろけたピザ用チーズを絡めて食べると、後引く味わいが楽しめます。バジルの香りがイタリアンの雰囲気を醸し出しますよ。シメはぜひパスタでどうぞ!
材料(2人前)
- 白菜・・・400g
- 豚バラ肉 (スライス)・・・200g
- ミニトマト・・・10個
- カットトマト缶・・・300g
- 水・・・500ml
-----調味料-----
- コンソメ顆粒・・・大さじ3
- オリーブオイル・・・大さじ2
- 砂糖・・・小さじ2
- すりおろしニンニク・・・小さじ1
- ピザ用チーズ・・・100g
- バジル (生)・・・10g
作り方
準備.ミニトマトはヘタを取り除いておきます。
1.白菜の葉の間に豚バラ肉を挟み、根元を切り落とし、5cm幅に切ります。
2.土鍋に1を敷き詰め、カットトマト缶、ミニトマトを入れます。
3.水、調味料を入れ、蓋をして中火で熱します。
4.沸騰したら蓋を外し、ピザ用チーズ、バジルを加えて再度蓋をします。豚バラ肉に火が通るまで中火で3分ほど煮たら完成です。
2.とろーり ダブルチーズタッカルビ風鍋
カマンベールチーズとピザ用チーズをトッピングした食べ応えのあるチーズタッカルビ風鍋です。ニンニクと生姜を効かせたピリ辛の鶏もも肉と、甘みのある玉ねぎやさつまいもの組み合わせが絶品ですよ!ごはんに合わせるのはもちろん、お酒との相性もぴったりです。辛さが苦手な方は一味唐辛子の量を調節してくださいね。さつまいもの代わりにじゃがいもを入れるのもおすすめです。
材料(2人前)
- 鶏もも肉・・・600g
- キャベツ・・・250g
- 玉ねぎ (200g)・・・1個
- さつまいも・・・150g
- にんじん・・・150g
-----漬け込み調味料-----
- 料理酒・・・大さじ4
- コチュジャン・・・大さじ4
- すりおろしニンニク・・・小さじ2
- すりおろし生姜・・・小さじ2
- しょうゆ・・・大さじ3
- 砂糖・・・大さじ2
- 一味唐辛子・・・小さじ2
- ごま油・・・大さじ1
- 水・・・800ml
- カマンベールチーズ・・・100g
- ピザ用チーズ・・・100g
作り方
準備.
にんじんは皮をむいておきます。
1.キャベツは一口大に切ります。さつまいもは1cm幅の半月切りにします。玉ねぎは1cmのくし切りにします。にんじんは短冊切りにします。
2.カマンベールチーズは十字に切りこみを入れます。
3.鶏もも肉は一口大に切ります。
4.ボウルに入れて、漬け込み調味料の材料を入れてよく揉みこみます。
5.中火で熱したフライパンにごま油をひき、4を入れて5分程炒め火から下ろします。
6.土鍋に水、1を入れて蓋をし、沸騰したら中火で10分程煮込み、5を入れて蓋をします。
7.中火で10分程煮込み、鶏もも肉に火が通ったらピザ用チーズ、2を入れて蓋をして加熱し、カマンベールチーズが溶けたら火から下ろします。
8.器に盛り付けて完成です。
3.中華風豚とエビのつくね鍋
プリッとしたエビ入りのつくねがおいしい中華風鍋です。旨みのある豚ひき肉とエビのつくねが、鶏ガラスープをベースにした出汁とよく合いますよ!つくねの旨みが溶け込んだスープをたっぷりと吸った春雨も、後引くおいしさです。大根はピーラーで薄くスライスするので火がとおりやすいですよ。シメには中華麺やうどんを入れるのもおすすめですので、ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
-----つくね-----
- 豚ひき肉・・・200g
- エビ (むき・計80g)・・・8尾
- 長ねぎ・・・5cm
- 溶き卵 (Mサイズ)・・・1/2個分
- 片栗粉・・・大さじ1
- 料理酒・・・大さじ1/2
- すりおろし生姜・・・小さじ1
- 塩こしょう・・・小さじ1
- ごま油 (成形用)・・・大さじ1
-----具材-----
- 絹ごし豆腐・・・150g
- 大根・・・100g
- ニラ・・・80g
- 春雨・・・50g
- えのき・・・50g
-----だし汁-----
- 水・・・1000ml
- 鶏ガラスープの素・・・小さじ2
- 塩こしょう・・・小さじ1
- ごま油・・・大さじ1
作り方
準備.えのきの石づきは切り落としておきます。大根の皮はむいておきます。エビは背ワタを取り除いて、粗みじん切りにしておきます。
1.大根はピーラーで薄くスライスします。絹ごし豆腐は4等分に切ります。ニラは5cm幅に切ります。えのきは手でほぐします。
2.長ねぎはみじん切りにします。
3.つくねを作ります。粗みじん切りにしたエビをボウルに入れて2、残りのつくねの材料を入れて粘りが出るまでよく混ぜ合わせます。
4.手にごま油をつけて10等分にし、丸めます。
5.鍋にだし汁の材料を入れて中火で熱し沸騰してきたら4を入れて加熱します。火が通ったら1、残りの具材の材料を入れて春雨をパッケージの表記通りに加熱し、全体に火が通ったらごま油をかけて完成です。
4.鶏もも肉とたっぷり野菜のココナッツミルク鍋
パクチー好きならぜひ試して欲しい!ココナッツミルク鍋のご紹介です。ナンプラーを効かせたほんのり甘いココナッツミルクに、鶏もも肉の旨みがよく合いおいしいですよ!スープに加えた白こしょうのスパイシーさがアクセントになり、どんどん箸が進みます。ココナッツミルクは最後に加えることで、風味が逃げずまろやかな味わいが楽しめますよ。
材料(2人前)
- 鶏もも肉・・・250g
- キャベツ・・・200g
- しめじ・・・100g
- ナス (計200g)・・・3本
- 赤パプリカ (40g)・・・1/4個
- 黄パプリカ (40g)・・・1/4個
- 水・・・400ml
-----スープ-----
- (A)ナンプラー・・・大さじ2
- (A)鶏ガラスープの素・・・大さじ1
- ココナッツミルク・・・400ml
- 白こしょう・・・小さじ1/2
-----トッピング-----
- パクチー・・・10g
作り方
準備.赤パプリカと黄パプリカは、ヘタと種を取り除いておきます。
1.パクチーは根元を切り落とし、3cm幅に切ります。
2.キャベツは一口大に切ります。しめじは石づきを切り落とし、手でほぐします。
3.ナスはヘタを切り落とし、一口大に切ります。
4.赤パプリカと黄パプリカは、乱切りにします。
5.鶏もも肉は一口大に切ります。
6.土鍋に水、(A)、鶏もも肉を入れ、中火にかけてひと煮立ちさせ、アクを取り除きます。
7.2、3を入れ、蓋をして中火で再度沸騰させてから、3分程煮込みます。
8.残りのスープの材料、4を入れ、再度蓋をして、中火で3分程煮込みます。
9.鶏もも肉に火が通ったら火から下ろし、1をのせて完成です。
5.甘酒とクリームチーズで発酵鍋
まるでクリームシチューのような味わいが楽しめる、甘酒とクリームチーズの発酵鍋です。だし汁に料理酒だけでなく甘酒や白みそ、クリームチーズなどの発酵食品を加えて、味わい豊かに仕上げました。ジューシーな鶏手羽元、ホクホク食感のじゃがいもとの相性もぴったりですよ!シメにパスタやうどんを入れてもおいしいので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
材料(2人前)
- 鶏手羽元 (計300g)・・・6本
- 甘酒 (下味用)・・・50ml
- じゃがいも (計300g)・・・2個
- ホワイトマッシュルーム (計80g)・・・4個
- しめじ・・・50g
- 長ねぎ・・・1本
-----だし汁-----
- 水・・・500ml
- 料理酒・・・100ml
- 甘酒 (米麴)・・・150ml
- 白みそ・・・50g
- クリームチーズ・・・50g
-----トッピング-----
- ピザ用チーズ・・・80g
- 有塩バター・・・20g
- 粗挽き黒こしょう・・・適量
作り方
準備.クリームチーズは常温に戻しておきます。長ねぎは根元と青い部分を切り落としておきます。ホワイトマッシュルームとしめじは石づきは切り落としておきます。じゃがいもは芽を取り除き、皮をむいておきます。
1.じゃがいもは一口大に切ります。
2.しめじは手でほぐします。ホワイトマッシュルームは半分に切ります。長ねぎは3cm幅の斜め切りにします。
3.ボウルに鶏手羽元、甘酒を入れてよく揉みこみます。
4.別のボウルに甘酒、白みそ、クリームチーズを入れて混ぜ合わせます。
5.鍋に1、3、だし汁の材料を入れて中火で熱し、蓋をして煮込みます。沸いてきたら弱火にして15分程煮込み、アクを取り除きます。
6.鶏手羽元に火が通ったら2、4を入れて中火で5分程煮込みます。
7.長ねぎに火が通ったらピザ用チーズ、有塩バターを入れて、チーズがとろけるまで熱し、火から下ろします。粗挽き黒こしょうを散らして完成です。
冬の献立レパートリーにアレンジ鍋を加えよう
いかがでしたか。意外な組み合わせがクセになるアレンジ鍋のレシピをご紹介しました。鍋といえば和風のイメージがありますが、イタリアン風のトマト鍋や、チーズをダブルでトッピングしたチーズタッカルビ鍋など、洋風や韓国風もおすすめです。いつもの鍋と違う味が試したくなったら、アレンジ鍋をぜひお試しくださいね。
※20歳未満の飲酒はやめましょう。