最終更新日 2023.3.30

いつもの中華が本格的に!八角を使った料理レシピ5選

いつもの中華が本格的に!八角を使った料理レシピ5選

本格中華のあの香り、八角とは?

八角は中国原産の「トウシキミ」という植物の種子を乾燥させたもので、8個の袋果が星のような形をしていることから、「スターアニス」とも呼ばれています。
甘く複雑な香りが特徴的で、中華やエスニックで肉料理の臭み消しとして使われることが多く、代表的な料理は豚の角煮や北京ダック、魯肉飯などです。
また、シナモンなど甘い香りのスパイスと組み合わせて使うとエキゾチックな風味になり、なんとジンジャーエールの風味付けにも最適なんです!

入れすぎにはご注意を!

八角はとても風味が強いので、入れすぎには注意しましょう。
最初から丸ごと使うのではなく、袋果を1片ずつ入れてほんのり香りを効かせる程度がおすすめですよ。

八角風味で本格的に!トロトロ中華角煮

じっくり煮込んだトロトロの角煮に甘くスパイシーな香り、八角を使った代表的な料理です。
隠し味にキャラメル状にした黒糖を使ったコクのある味わいはまさに本格中華で、まるでお店で食べるような味わいに感動すること間違いなし!
一緒に煮込んだネギも、豚肉の旨味を吸って格別の美味しさです。 時間と手間のかかる料理ですが、一度は作ってほしいおすすめのレシピです。

八角香る台湾屋台飯、魯肉飯も挽肉でお手軽に

本来は手間のかかる魯肉飯も、挽肉を使えばそぼろ感覚で簡単に作ることができます。
本格味の決め手はやはり八角ですが、入れすぎには注意してくださいね。
また、パクチーをたっぷり添えれば一気にアジア風味になり、ご飯がどんどん進みます!
八角風味のそぼろは麺にもよく合うので、茹でた中華麺にたっぷりかけて汁なし麺にしても美味しいですよ。

優しい味わいのスープにも、ほのかに八角のアクセントを

八角を使った料理は、味の濃いものばかりではありません!
丸ごとカブと鶏手羽をじっくり煮込んだ滋味深いスープに、八角がほのかに香るアツアツの中華スープはいかがですか?
味付けは塩とごま油でシンプルですが、八角の香りが鶏肉の臭みを抑えながらも全体を上品にまとめ、味わいが単調になりません。
おもてなし料理の一品に取り入れても喜ばれますよ。

八角とシナモンで風味豊かに!自家製ジンジャーエール

ジンジャーエールに八角!?
驚く方も多いかもしれませんが、生姜の爽やかな風味に、八角とシナモンのエキゾチックな香りがよく合うんです。 市販のジンジャーエールとは全く別物で、生姜がピリッと香り高く、その美味しさに驚きます。
ウォッカとソーダで割れば、まるでバーで出されるような本格的なモスコミュールがおうちでも楽しめますよ。
また、ヨーグルトやかき氷にかけたりしてデザートにアレンジしても絶品です。

八角と花椒で本場四川の香りに!激辛麻辣火鍋

最後に紹介するのが、八角、花椒、唐辛子を組み合わせた刺激的な辛みと香りの激辛麻辣火鍋です。
最初にスパイスを炒めることで香りと旨味が引き出され、作っている最中から複雑な香りが部屋いっぱいに広がります。
具材の旨味が溶け込んだスープが絶品で、八角好きにはたまらない一品ですよ。
スパイスさえ揃えてしまえばおうちでも簡単に作ることができるので、是非一度作ってみてくださいね。

本格中華をおうちでも

いかがでしたか?
今回は本格中華の香り正体、八角を使ったレシピをご紹介いたしました。
おうちで作る中華も、八角の香りをほんのり効かせることで一気に本格的な味わいになりますよ。
八角は中華の他にもカレーやエスニック料理など幅広く使われているスパイスなので、クラシルの他の料理動画も参考にして取り入れてみてくださいね。

人気のカテゴリ