「今日はちょっと肌寒い…」一品満足“あったかスープ”レシピ5選

厳しい残暑から一転、肌寒い日も出てきましたね。こんな季節には、あたたかいスープが恋しくなりませんか？さらに、食べごたえがあり、一杯で満足できるとうれしいですよね。

そこで今回は、具だくさんな「食べるスープ」のレシピをご紹介します。ご家庭によくある食材を使ったものばかりですよ。簡単に作れるので、時間がないときにもぴったりです。ぜひ献立に取り入れてみてくださいね。

ピリッと辛くて食欲が湧く、キムチ春雨スープをご紹介します。干し椎茸のうま味と豚バラ肉のコクが溶け込んだスープに、キムチの辛味がベストマッチ！ツルッと食べられる春雨も加え、ボリュームがありながらあっという間に飲み干してしまう一品です。ふわふわの卵と一緒に召し上がってくださいね。

材料(2人前)

• 豚バラ肉 (薄切り)・・・100g
  
• キムチ・・・80g
  
• 春雨・・・40g
  
• 干し椎茸・・・2枚
  
• お湯・・・600ml
  
• (A)鶏ガラスープの素・・・小さじ1/2
  
• (A)塩こしょう・・・ふたつまみ
  
• 溶き卵 (Mサイズ)・・・1個分
  
• ラー油・・・小さじ1/4
  
• 小ねぎ (小口切り)・・・適量
  

作り方

準備.干し椎茸はパッケージの表記通りに水で戻し、カサと軸に分けておきます。
1.干し椎茸は薄切りにします。
2.豚バラ肉は2cm幅に切ります。
3.鍋にお湯を沸騰させ、1、2、キムチ、(A)を入れます。
4.ひと煮立ちしたら春雨を加えてパッケージの表記通りにゆで、溶き卵を流し入れます。かき混ぜながら中火で熱し、豚バラ肉に火が通り、卵固まったら火から下ろします。
5.器に盛り付け、ラー油をかけ、小ねぎをちらして完成です。

※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方はしっかりと加熱し、卵の生食を避けてください。

野菜の旨みを存分に味わえるコンソメスープです。調味料はコンソメと塩のみととてもシンプル！野菜の甘みが引き立ち、ウインナーのコクと相性抜群です。野菜はお好みのものに、ウインナーはベーコンに代えてもおいしくお作りいただけますよ。簡単にほっとするスープができます。ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。

材料(2人前)

• キャベツ・・・200g
  
• 玉ねぎ・・・1/4個
  
• にんじん・・・1/4本
  
• ウインナー・・・3本
  
• 水・・・400ml
  
• コンソメ顆粒・・・大さじ1
  
• 塩・・・ひとつまみ
  
• 黒こしょう・・・ひとつまみ
  
• 黒こしょう (トッピング)・・・適量
  
• パセリ (生・トッピング)・・・適量
  

作り方

準備.にんじんは皮をむいておきます。パセリは刻んでおきます。
1.玉ねぎは1cm幅に切ります。にんじんは薄いいちょう切りにします。キャベツは一口大に切ります。
2.ウインナーは5mm幅の斜め切りにします。
3.鍋に水を入れて中火で熱し、1と2を入れて煮ます。やわらかくなったらコンソメ顆粒、塩、黒こしょうを入れて味を調え、火から下ろします。
4.器によそい、黒こしょうとパセリを散らして完成です。

具だくさんで満足感のあるワンタン風スープはいかがでしょうか。具材のうま味が、スープやワンタンの皮に染み込み、絶品です。ソーセージは大きめに切ることで、食べごたえがアップしますよ。意外に簡単なので、ぜひ作ってみてくださいね。

材料(2人前)

• しめじ・・・60g
  
• キャベツ・・・60g
  
• にんじん・・・60g
  
• ワンタンの皮・・・4枚
  
• ソーセージ・・・4本
  
• お湯・・・400ml
  
• (A)しょうゆ・・・大さじ1
  
• (A)料理酒・・・大さじ1
  
• (A)鶏ガラスープの素・・・小さじ1
  
• (A)塩こしょう・・・ふたつまみ
  
• 小ねぎ (小口切り)・・・適量
  
• 白いりごま・・・適量
  

作り方

準備.にんじんは、皮を剥いておきます。
1.しめじは、石づきを切り落とし手でほぐします。キャベツは、一口大に切ります。にんじんは、短冊切りにします。
2.ソーセージは、斜め半分に切ります。
3.鍋にお湯を沸騰させ、1と2を入れ中火で5分ほど煮込みます。
4.にんじんが、やわらかくなったら(A)を加え混ぜ合わせます。
5.ワンタンの皮を入れ、弱火で2分ほど煮込み火から下ろします。
6.器に盛り付け、小ねぎと白いりごまを散らしたら完成です。

ごま油が香る、食べごたえ満点の豚肉と白菜の食べるスープをご紹介します。白菜のやさしい甘みとしいたけのうま味が絶妙なバランスです。豚バラ肉をごま油で炒めるのが、このレシピのポイント！このひと手間で豚バラ肉のコクが引き出され、煮るだけよりもさらにおいしく仕上がります。水溶き片栗粉でとろみをつけることで冷めにくくなり、最後まであたたかく召し上がれます。寒い日にぜひお試しくださいね。

材料(2人前)

• 豚バラ肉 (薄切り)・・・100g
  
• 白菜・・・150g
  
• しいたけ・・・2個
  
• 長ねぎ・・・10cm
  
• (A)水・・・350ml
  
• (A)しょうゆ・・・小さじ2
  
• (A)鶏ガラスープの素・・・小さじ1
  
• 水溶き片栗粉・・・小さじ2
  
• ごま油・・・小さじ1
  
• 小ねぎ (小口切り)・・・適量
  

作り方

準備.しいたけの石づきは切り落しておきます。
1.白菜はザク切りにします。長ねぎは1cm幅の斜め切りにします。しいたけは軸がついたまま薄切りにします。
2.豚バラ肉は3cm幅に切ります。
3.中火に熱したフライパンにごま油を入れ、2を入れ、豚バラ肉に火が通るまで焼き火から下ろします。
4.鍋に(A)を入れて沸騰したら、1を入れてしいたけに火が通るまで中火で煮込みます。
5.3を入れて中火にかけ、煮立ったら水溶き片栗粉を入れてとろみがついたら火から下ろします。器に盛り付けて、小ねぎを散らして完成です。

牛肉と野菜をトマトジュースで煮込んだ東欧の家庭料理グヤーシュ風のレシピをご紹介します。味つけはコンソメのみとシンプル！具材を炒めてから煮込むことで、本格的な味わいに仕上がります。牛肉のうま味とホクホクのじゃがいもがトマトの酸味とよく合いますよ。トマトジュースを使うことで手軽に作れるのがうれしいですね。ぜひチャレンジしてみてくださいね。

材料(2人前)

• 牛切り落とし肉・・・200g
  
• じゃがいも・・・100g
  
• 玉ねぎ・・・50g
  
• 赤パプリカ・・・50g
  
• すりおろしニンニク・・・小さじ1/2
  

-----スープ-----

• 水・・・300ml
  
• トマトジュース (無塩)・・・200ml
  
• コンソメ顆粒・・・小さじ1
  

• 塩こしょう・・・小さじ1/4
  
• サラダ油・・・大さじ1
  
• パセリ (乾燥)・・・適量
  

作り方

準備.じゃがいもは皮を剥き、芽を取り除いておきます。
1.玉ねぎは粗みじん切りにします。
2.じゃがいも、赤パプリカは乱切りにします。
3.弱火で熱した鍋にサラダ油をひき、すりおろしニンニク、1を入れて玉ねぎがしんなりするまで炒めます。牛切り落とし肉を加えて、色が変わるまで中火で2分程炒めます。
4.2、スープの材料加えて中火で煮立たせます。蓋をして、じゃがいもが柔らかくなるまで弱火で15分程煮たら塩こしょうで味を調え、火から下ろします。
5.器に盛り付け、パセリを散らして完成です。

いかがでしたか？一杯食べれば心もお腹も満たされる「食べるスープ」をご紹介しました。シンプルな味つけで食材のおいしさを活かし、簡単に作れるものばかりをピックアップしました。どのレシピも、具材はお好みのものに変えてアレンジも自由自在です。寒い日はもちろん、朝ごはんにもおすすめですよ。今回ご紹介したレシピを、ぜひ参考にしてみてくださいね。