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2025年秋のお彼岸はいつ?お彼岸の日付やおはぎをお供えする理由、お彼岸に食べるものも解説

2025年秋のお彼岸はいつ?お彼岸の日付やおはぎをお供えする理由、お彼岸に食べるものも解説

お彼岸は春と秋の年に2回ありますが、2025年秋のお彼岸は9月20日〜26日までの7日間です。秋のお彼岸は、秋分の日を中日としてその前後3日間を含めた期間となります。この記事ではお彼岸の期間やおはぎを食べる理由などを解説します。後半ではおはぎのレシピもご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

  • 目次
  • 2025年秋のお彼岸はいつ?
  • お彼岸は春と秋の年に2回ある
  • 春分の日と秋分の日は毎年変わる
  • お彼岸にはなぜおはぎをお供えするの?
  • お彼岸には何を食べる?
  • お彼岸に向いていない食べ物
  • 定番からアレンジまで!おはぎのレシピをご紹介
  • お彼岸にはおはぎを作って食べてみよう!

2025年秋のお彼岸はいつ?

お彼岸は日本独自の風習であり、お墓参りやおはぎをお供えしてご先祖様へ感謝をしながら供養する行事のことを指します。お彼岸にはお墓参りに行くという方も多いと思いますが、今年はいつがお彼岸の期間か知っていますか?

今年2025年秋のお彼岸は、 9月20日(土)〜26日(金)までの7日間 です。

秋分の日を中日とし、その前後3日間を含めた期間が秋のお彼岸となります。今年、2025年の秋分の日は9月23日(火)なので、上記の期間がお彼岸ということになるのです。

お彼岸は春と秋の年に2回ある

お彼岸は春、秋と年に2回あります。秋のお彼岸は、先ほどご紹介したように秋分の日を中日とした前後7日間ですが、春のお彼岸は春分の日を中日とした前後7日間となるのです。

そのため、来年2026年春のお彼岸は 3月17日(火)~3月23日(月)までの7日間ということになります。

西暦 彼岸入り 中日 彼岸明け
2025年秋 9月20日(土) 9月23日(火) 9月26日(金)
2026年春 3月17日(火) 3月20日(金) 3月23日(月)

春分の日と秋分の日は毎年変わる

国民の祝日である春分の日と秋分の日は太陽の位置によって決まるため、毎年変わります。国立天文台が太陽の動きを観測して定めているのです。毎年2月1日に春分の日や秋分の日、二十四節気などが書かれた「暦要項」が官報に掲載されることで、翌年の暦が正式に決定します。

わかりやすく言うと、2025年2月1日には、翌年2026年の春分の日や秋分の日の日付が決まっているということです。

だいたい毎年、春分の日は3月20日から21日ごろ、そして秋分の日は9月22日から23日ごろになることが多いようです。

お彼岸にはなぜおはぎをお供えするの?

お彼岸にはおはぎをお供えしますが、これは一体なぜなのでしょうか。以下で見てみましょう。

魔除けや不老長寿の願いが込められている

諸説ありますが、小豆には昔から魔除けの効果があるといわれていたこと、そして不老長寿の願いが込められているため、お供えするようになったという説が濃厚なようです。

また「赤い色には邪気を払う効果がある」といわれており、日本でも縁起のよい食べ物としてあんこで包んだ餅をお供えするようになったのだとか。

ご先祖様に感謝の気持ちを込めて

さらに、昔は甘い砂糖が大変高級な食材でした。ご先祖様に貴重な砂糖をたっぷりと使って作るおはぎをお供えすることで、感謝の気持ちを伝えるようになったのだそうです。

また、特別な日のごちそうにふさわしい食べ物として食べられるようになったともいわれています。

お彼岸には何を食べる?

お彼岸には必ず食べるという決まりはありませんが、お墓参りなどで来客があった際のおもてなしなどでよく用意される「お彼岸ならではの食べ物」は存在します。どのようなものがあるのか、確認してみましょう。

精進料理

精進料理とは、肉や魚といった動物性の食材を使わずに作られる料理を指します。これは仏教の教えに基づいたもので、お彼岸にはご先祖様への供養の意味も込めてお供えするほか、食べることがあります。

💡ワンポイント豆知識
ご先祖様には「御霊供膳(おりょうぐぜん)」と呼ばれるお膳を使って精進料理をお供えします。御霊具膳とは、5つの器と箸がセットになった小型の御膳です。お彼岸だけでなく、お盆、命日などの法事などでも使われます。

お赤飯

お赤飯はお祝いのシーンで食べるイメージがありますが、先ほどおはぎをお供えする理由でも触れた通り、小豆の赤い色には魔除けの効果があるとされていました。そのため、魔除け食べ物としてお彼岸でも食べることが多いようです。

天ぷら(精進揚げ)

天ぷらもお彼岸の時期によく食べられています。とくに「精進揚げ」と呼ばれる、魚や肉、卵など、動物性のものは使わず、野菜やきのこなどを揚げたものを作ることが多いようです。秋のお彼岸にはナスやきのこ、かぼちゃなど、春彼岸にはたけのこや山菜というようにその季節の旬の食材が使われます。もしお彼岸に天ぷらを作るのであれば、精進揚げを用意するとよいでしょう。

そばやうどん

地域によってはお彼岸にそばやうどんを食べることもあります。「彼岸そば」や「彼岸うどん」とも呼ばれているようです。具材には天ぷらと同じく、野菜や油揚げなど植物性の食材を使います。

💡ワンポイント豆知識
「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があるように、お彼岸の時期は季節の変わり目。そばやうどんを食べて胃腸を整え、これから来る季節を健康に過ごせるようにという意味も込めて食べられるようになったとも言われています。

いなり寿司・五目寿司

お彼岸にはいなり寿司や五目寿司もよく食べられているもののひとつです。具材には肉や魚、卵などは使わず、根菜や山菜が使われます。風味をアップさせるために生姜の酢漬けを刻んだものやカリカリ梅などを混ぜてアレンジするのもおすすめです。

お彼岸に向いていない食べ物

これまでにも何回か触れましたが、肉や魚など、動物性の食材を使う料理は避けるのがよいとされています。これは「不殺生」という仏教の教えに基づくものです。少し難しいですが、汁物や煮物などの出汁も煮干しやかつお節などから取ったものは使えず、しいたけや野菜から取ったものが使われます。

ほかにもさまざまなルールがあり、精進料理を作るのが基本とされてはいますが、故人が好きだった食べ物などを作るなども供養になるとされているので、できる範囲でお彼岸の食事を準備してみてくださいね。

定番からアレンジまで!おはぎのレシピをご紹介

さてここからは、お彼岸に作りたいおはぎレシピをご紹介します。あんこやきなこを使った定番から、クリームチーズやナッツを組み合わせたあっと驚くアレンジまで、おもてなしにもぴったりなレシピをピックアップしました。

炊飯器でつくる 2色おはぎ

もち米と米を炊飯器で一緒に炊いて、時間が経っても固くなりにくいおはぎに仕上げました。甘いあんこも香ばしいきなこももっちりとしたお米とよく合います。こしあんはつぶあんにしてもおいしいので、お好みのあんこで作ってみてくださいね。

いちごと栗のおはぎ

春が旬のいちごと秋が旬の栗を取り入れたおはぎをご紹介します。いちごのおはぎは甘酸っぱさが際立ち、いちご大福のような感覚でいただけますよ。栗大福はほっくりとした甘露煮の甘さがあんこと相性がよく、贅沢な味わいをの楽しめます。それぞれ、春のお彼岸や秋のお彼岸に作ってみてはいかがでしょうか。

電子レンジで簡単ごまあんおはぎ

覚えておきたい!電子レンジで作れるおはぎのレシピです。ボウルにもち米と米、水を入れて電子レンジで加熱し、生地を作りました。もちもちに仕上がったお米を丸めて、黒すりごまを混ぜ込んだあんこで包んだらできあがりです。香ばしく風味豊かな味わいをお楽しみください。

まるでお芋!?可愛い紫芋のおはぎ

秋の味覚、紫芋を使って、見た目もお芋のようなおはぎを作ってみましょう。紫芋あんはフードプロセッサーを使えば簡単かつなめらかに仕上がります。お米をあんこで包んだら、さつまいものような形に成形して、爪楊枝で模様をつければ、かわいらしいお芋のおはぎのできあがりです!

クリームチーズとナッツのおはぎ

いつもと違うおはぎを食べたくなったらこちらのレシピがおすすめ!クリームチーズとナッツを組み合わせて、驚きのアレンジおはぎを作ってみました。香ばしいナッツの風味や食感となめらかでコクのあるクリームチーズが、もちもちのお米とよく合います。おもてなしにもぴったりなので、ぜひ試してみてくださいね。

お彼岸にはおはぎを作って食べてみよう!

今回は今年のお彼岸の期間やおはぎをお供えする理由を解説しました。少し手間のかかるおはぎですが、今年のお彼岸にはご先祖様に感謝の気持ちを込めて、おはぎ作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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