いちごって冷凍できる？保存方法の手順やポイントを解説！

甘酸っぱくておいしい「いちご」。あまり日持ちしない果物ですが、冷凍することはできるのでしょうか？この記事では、いちごを冷凍しておいしく食べるための保存方法や、冷凍いちごの活用方法について解説します。スムージーやケーキ、ジャムなど、冷凍いちごを使ったおすすめレシピも必見ですよ！ぜひ参考にしてみてくださいね。

【いちごは冷凍保存できる】ので、食べきれない場合や保存したいときに便利です。冬から春にかけて出回るいちごは、そのまま食べるのはもちろん、ケーキのデコレーションに使われたり、ジャムやソース作りにも使える人気の食材です。ただ、みずみずしくやわらかいため、とても傷みやすい食材でもあります。果肉についたほんの小さなキズから腐敗が進んでしまうこともあるので、一度に食べ切れない場合は冷凍保存をするのがおすすめなんです！冷凍保存すれば、常温や冷蔵保存よりも長期間楽しめますよ。

また、収穫から時間が経過するとビタミンCなど栄養素が減少するとされていますが、冷凍することで鮮度と栄養を保ちやすくなるのもうれしいポイントです。さらに、いちごを冷凍すると解凍時に組織が壊れ、形が崩れやすくなるため、ジャムやソース作りが簡単になります。長時間煮込む必要がなく、味が早く染み込みます。冷凍したいちごそのまま食べる場合は、全解凍せずに半解凍の状態で食べるのがおすすめ！シャーベットのような感覚で、ひんやりとおいしくいただけます。

ここで、冷凍保存する際の手順といちごをおいしく保つポイントをご紹介します。

①傷がついていたり潰れたりしているいちごを取り除く。  
②ヘタがついたまま軽く洗い、水気をキッチンペーパーなどでしっかりとふき取る。  
③ヘタを取り除き、冷凍用保存袋に入れる。  
④いちご1パックに対し大さじ1～2程度の砂糖をまぶす。  
⑤いちごがなるべく重ならないように平らにし、袋の空気を抜いて冷凍庫で保存する。  

• 砂糖をまぶしてから冷凍すること。冷凍したいちごは甘みが落ちてしまうので、砂糖をまぶして甘みを加えてから冷凍するとおいしくいただけます。また、いちごがくっつくのを防いだり、ニオイ移りを抑えたりする効果もあります。
• 保存袋の空気をしっかりと抜くこと。空気に触れると酸化による劣化が進みやすくなります。
• 金属製のバットにのせること。冷凍する時間を短縮でき、おいしさを保ちやすくなります。

ここからは冷凍したいちごのおいしい食べ方をご紹介します。アイデア次第でさまざまな使い方ができるので、ぜひ活用してみてくださいね。

冷凍いちごはスムージーの材料に適しています。氷を入れなくても作れるので味が薄まらず、いちごの濃厚な味わいを楽しめますよ。

冷凍したいちごなら、凍ったままグラニュー糖と一緒に鍋に入れて加熱するだけで、生のいちごを使うよりも短時間でジャムを作ることができます。砂糖を控えてゆるめに仕上げれば、ヨーグルトやスイーツのソースとしても使えて便利です。

冷凍いちごはシャーベットやアイスにして食べるのもおすすめ。砂糖や練乳、生クリームなどを加えてミキサーで攪拌するだけで、簡単においしいスイーツが作れますよ。

ただし、冷凍いちごを全解凍すると水分が出て食感が悪くなるため、半解凍の状態でシャーベットのように食べるのがおすすめです。また、一度解凍したいちごは再冷凍できないので、使う分だけ取り出し、残りはすぐに冷凍庫に戻してください。

冷凍いちごはスイーツづくりにも活躍します。軽く潰してケーキの生地に混ぜ合わせたり、ペースト状にしてムースやプリンにしたりと、さまざまなレシピに応用できますよ。

最後に冷凍いちごを使ったおすすめレシピをご紹介します。スムージーやパウンドケーキ、フレッシュな生ジャムなど、簡単に作れるレシピをピックアップしているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

いちごとバナナで作るスムージーのレシピをご紹介します。凍らせたいちごを使えば氷を入れなくてもよいので、味が薄まらずに濃厚ないちごの風味が楽しめますよ。ミキサーに材料を入れて混ぜるだけで簡単に作れるので、ぜひお試しくださいね。

こちらは無調整豆乳でさっぱりと仕上げたスムージーです。シンプルな材料で作るレシピなので、甘酸っぱいいちご本来のおいしさが引き立ちますよ。砂糖の量を調整して、お好みの甘さで作るのがおすすめです。

ホットケーキミックスで簡単！イチゴとバナナのマフィンはいかがでしょうか。いちごの甘酸っぱさとバナナの甘みのバランスがよく、ついつい手が伸びるおいしさですよ。冷凍いちごがあれば手軽に作れるので、おやつにぜひ作ってみてくださいね。

やさしい味わいのいちごのパウンドケーキを作ってみませんか？生地に潰したいちごをたっぷりと混ぜ込んで、風味豊かに仕上げました。いちごの甘酸っぱさに甘酒の自然な甘み、塩麴のほんのりとした塩気が絶妙なバランスで、クセになる味わいですよ。

加熱せずに手軽に作れる、いちごの生ジャムのレシピです。ペクチンを使用することで、コトコト煮込まずにミキサーで攪拌するだけで作れるので、いちごのフレッシュなおいしさを味わえますよ。使いたい分だけ少量で作れるのも魅力なので、ぜひお試しくださいね。

生のいちごはもちろんおいしいですが、冷凍したいちごもまた違った魅力を楽しめます。凍ったままシャーベットのような感覚で食べたり、ジャムやスイーツなどに使ったりと、さまざまな活用方法があるので、ぜひ気になるレシピで味わってみてくださいね。