最終更新日 2024.1.23

新食感「生ドーナツ」の魅力とは?ふわもちドーナツのレシピもご紹介!

新食感「生ドーナツ」の魅力とは?ふわもちドーナツのレシピもご紹介!

「生ドーナツ」という言葉をよく見かけるようになりましたよね。口の中でとろけるようなふわもち食感が魅力的な、最近話題のスイーツなんですよ!この記事では、生ドーナツの特徴やほかのドーナツの種類について詳しく解説します。記事の後半ではドーナツのおすすめレシピもご紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。

  • 目次
  • 生ドーナツとは?
  • ほかのドーナツとの違いは?
  • ケーキドーナツ
  • イーストドーナツ
  • フレンチドーナツ
  • 焼きドーナツ
  • 生ドーナツ
  • 「生」とつくスイーツはほかにもいろいろ!

生ドーナツとは?

生ドーナツとは、手で持つと崩れそうなほどやわらかく、口に入れるとすぐにとろけてしまうようなふわもち食感が特徴のスイーツです。ドーナツというと穴があいたリング状の見た目を想像する方が多いかもしれませんが、生ドーナツの見た目はあんドーナツのように丸く、粉糖がまぶしてあるものが多く見られます。

ころんと丸い見た目がかわいいことや、中に詰めたクリームがあふれそうな様子がとっても魅力的で、写真や動画に撮って楽しむ方も多く、SNSにもたくさん投稿されているようです。日本では、福岡県にある人気ベーカリーが販売したことがきっかけで話題となり、都内で出店したドーナツ専門店では、連日行列ができるほどの人気となりました。

ほかのドーナツとの違いは?

ドーナツといえば、イーストドーナツや焼きドーナツなど、ほかにもいくつか種類がありますよね。ここでは、それぞれについて食感などの特徴を比較してみましょう。

ケーキドーナツ

オールドファッションなど小麦粉が主な成分の生地をベーキングパウダーで膨らませて油で揚げたドーナツ。表面のさっくりとした食感と、内部のしっとりとした食感が特徴です。

イーストドーナツ

イーストの発酵によって膨らませて生地を作り、油で揚げたドーナツです。パンのようにふんわりとしていて、軽い食感。

フレンチドーナツ

卵の膨張力を利用するシュー生地で作ったドーナツ。さっくりと軽い食感のドーナツで甘さもほとんどないので、チョコレートでコーティングしたり、クリームを挟んだりして食べることが多いです。

焼きドーナツ

焼きドーナツは、小麦粉や卵、砂糖などを混ぜ合わせた生地を、ドーナツ型に入れて焼いたものです。食感はマフィンやパウンドケーキに似ています。

生ドーナツ

今回ご紹介している生ドーナツが登場する以前にも、「生ドーナツ」というスイーツが流行したことがあります。当時の生ドーナツは、ドーナツ形をしたスポンジ生地の上に、ゼラチンで冷やし固めたドーナツ形のムースをのせたものでした。カラフルで華やかな見た目で、こちらもとても人気を集めていたんですよ。

ただ、ドーナツとは本来、「小麦粉や卵、砂糖などで作った生地を油で揚げたもの」を指します。ここでご紹介した焼きドーナツや生ドーナツは、ドーナツの定義からは外れてしまいますが、それだけドーナツの多様化が進んでいるということなのかもしれませんね。

「生」とつくスイーツはほかにもいろいろ!

また、生チョコや生キャラメル、生どら焼き、生カステラ、生食パンなど、「生」がつくスイーツはこれまでにも流行したことがあります。生カステラは半熟カステラとも呼び、外側はふわふわ、内側はしっとりとしていて、フルフルとした食感が魅力でした。生どら焼きとはほとんどの場合、生地の間に生クリームを使った詰め物をしたもののことを指していたようです。

このように、「生」がつくスイーツは、生であるかのようなしっとりとした食感だったり、生地やフィリングに生クリームを使っているものであったりすることが多い傾向にあります。

生ドーナツのもちふわ食感の秘密は?

生ドーナツ特有のとろけるようなもちふわ食感の秘密は、生地作りにあるようです。

生ドーナツには、小麦粉やイースト、卵、砂糖、バターを使ったイーストドーナツのような材料を使います。ただし、通常のイーストドーナツに比べ、卵やバターを多めに配合したブリオッシュ生地であるのが特徴です。その生地を低温で長時間発酵させることによって、しっとりとした食感に仕上げています。生地は水分も多めに含んでいてとてもやわらかいのですが、それを高温の油で短時間で揚げるのもポイントなのだとか。

しっとりとした生ドーナツは、クリームやアイシングとの相性が抜群なのはもちろんですが、塩気の効いた生ハムと一緒に食べるのもとってもおいしいですよ。

イーストドーナツの作り方

生ドーナツの材料や作り方は、イーストドーナツとよく似ています。以下で、クラシルでご紹介しているレシピを元に、軽くチェックしてみましょう。

まず、小麦粉とドライイースト、卵、牛乳、バターなどを混ぜ合わせて捏ね、生地を作ります。生地を一次発酵させたらドーナツ型に成形し、二次発酵させ、油で揚げたらイーストドーナツの完成です。

材料や工程はそんなに難しくはないので、チャレンジしやすいスイーツと言えます。このあとさまざまなレシピもご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ふわもち食感のドーナツのレシピをご紹介!

ここからは、ふわもち食感のドーナツのレシピをご紹介します。シンプルで飽きのこないふわふわドーナツや、ほんのり苦味がたまらないコーヒーグレイズのふわふわドーナツなど、バリエーション豊かにピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。

シンプル ふわふわドーナツ

シンプルで飽きのこない味!ふわふわドーナツをご紹介します。強力粉と薄力粉を使った生地をドライイーストで膨らませて、ふんわりとした食感に仕上げました。生地がやわらかいので、成形後はクッキングシートの上で発酵させ、クッキングシートごと油に入れるときれいにお作りいただけますよ。ぜひお試しくださいね。

ふわふわ ツイストドーナツ

くるくるねじって、ツイストドーナツを作ってみてはいかがでしょうか。成形には少しコツがいりますが、子どもと一緒に挑戦してみるのもおすすめ!シンプルな味わいのドーナツに、グラニュー糖がよく絡んでとってもおいしいですよ。

もちもちハワイ風ドーナツ マラサダ

ハワイで人気のおやつ、マラサダを作ってみましょう。まん丸でかわいいふわもち食感のドーナツは、おやつにもぴったり!揚げたての、表面のカリッとした食感は手作りならではです。ぜひ作ってみてくださいね。

カリふわ台湾ドーナツ

カリふわ食感がたまらない、台湾ドーナツのご紹介です。二次発酵までさせたドーナツ生地の表面に、薄力粉を水で溶いた衣をつけて揚げ、表面をカリッとした食感に仕上げました。衣をつける工程では、ドーナツ生地がとてもやわらかく少しコツがいるのですが、このひと手間でおいしさがグッとアップします。ぜひ挑戦してみてくださいね。

フランス風揚げ菓子 揚げドーナツ

フランスの揚げ菓子ベニエを参考に、ドーナツを作ってみました。生地作りはとっても簡単で、発酵も一度だけです。成形も、伸ばした生地を切り分けるだけでとってもお手軽なので、ぜひ作ってみてくださいね。

コーヒーグレイズのふわふわドーナツ

おやつにおすすめ!コーヒーグレイズのふわふわドーナツはいかがでしょうか。ふわもち食感のドーナツに、インスタントコーヒーを使ったグレイズをかけました。ほんのり苦味の効いたコーヒー味で、何個でも食べられそうなおいしさです。

おうちでふわもち食感のドーナツを作ってみよう!

今回は、生ドーナツの特徴やほかのドーナツとの違いについて解説しました。最近ではドーナツ専門店も増え、色とりどりのドーナツがとってもおいしそうですよね。おうちで作るドーナツは素材の味が引き立ち、これもまた魅力的です。揚げたてのカリッとした食感を楽しめるのもおうちで作ったドーナツならでは。今回ご紹介したレシピを参考に、ぜひ作ってみてくださいね。

こちらもおすすめ
韓国ドーナツ「クァベギ」について知りたい!由来や作り方について解説!
「クァベギ」という食べ物を知っていますか?クァベギとは、韓国で人気のツイストドーナツのことで、最近では日本でも専門店が増えてきました。この記事では、クァベギの特徴や作り方、世界のドーナツについて解説します。記事の後半ではクァベギのおすすめレシピもご紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。
韓国ドーナツ「クァベギ」について知りたい!由来や作り方について解説!
2024.1.23 最終更新

人気のカテゴリ