特有のほろ苦さが魅力の「ゴーヤ」。特に旬を迎える夏には、食卓に並ぶ機会も多くなりますよね。しかし、ゴーヤを使ったおかずはいつもゴーヤチャンプルーになってしまい、レシピがマンネリ化してしまっている方も多いのではないでしょうか。
「おつまみにもおかずにも!」無限に食べられる“ゴーヤ”レシピ5選

そこで今回は、おかずやおつまみにぴったりな「ゴーヤ」のレシピをご紹介します。箸が止まらないおいしさの無限ゴーヤや、香ばしい唐揚げ、ゴーヤを器にしたグラタンなど、バラエティ豊富なレシピをピックアップしました。ゴーヤの新しいおいしさを発見できること間違いありませんので、ぜひチェックしてみてくださいね。
1.もう箸が止まらない 無限ゴーヤ
ゴーヤが手に入ったら、ぜひ作っていただきたいのがこちらの一品!箸が止まらなくなる無限ゴーヤです。薄切りにして塩と砂糖で下処理をしたゴーヤをサッとゆで、ツナやごま油、ポン酢で和えるだけのスピードおかず!ゴーヤのほろ苦さにツナの旨味、ポン酢の爽やかな風味が絶妙にマッチしておいしいですよ!一度食べたらやみつきになる、無限レシピです。ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
- ゴーヤ (100g)・・・1/2本
- (A)塩・・・小さじ1/2
- (A)砂糖・・・小さじ2
- お湯 (ゆで用)・・・適量
- 冷水 (さらす用)・・・適量
- ツナ油漬け (正味量・50g)・・・1缶
- (B)ごま油・・・大さじ1
- (B)ポン酢・・・大さじ1
- (B)かつお節・・・3g
- (B)白いりごま・・・大さじ1/2
作り方
1.ゴーヤはヘタを切り落とし、スプーンでわたを取り除き、薄切りにします。
2.ボウルに入れ、(A)を加えて揉みこみ、水気を絞ります。
3.お湯を沸騰させた鍋に2を入れて10秒ほどゆで、お湯を切ります。冷水にさらして粗熱を取り、水気を切ります。
4.別のボウルに3、ツナ油漬け、(B)を入れて和えます。全体に味がなじんだら器に盛り付けて完成です。
2.揚げ焼きで 香ばしゴーヤの唐揚げ
お酒のおつまみにぴったりな、ゴーヤの唐揚げをご紹介します。しょうゆやすりおろしにんにくで下味をつけたゴーヤに、片栗粉と黒ごまをまぶしてカラッと揚げました。ゴーヤは塩と砂糖を揉み込んで下処理しているので苦味が抑えられ、とても食べやすいですよ。サクッと香ばしい風味でお酒が進む一品です!揚げ焼きでもカリカリに仕上がるので、ぜひ作ってみてくださいね。
材料(4人前)
- ゴーヤ・・・1本
- (A)塩・・・小さじ1/2
- (A)砂糖・・・小さじ2
-----下味-----
- しょうゆ・・・大さじ2
- 酒・・・大さじ2
- ごま油・・・大さじ1
- すりおろしニンニク・・・小さじ1
- すりおろし生姜・・・小さじ1
-----衣-----
- 片栗粉・・・大さじ4
- 黒いりごま・・・大さじ1
- 揚げ油・・・適量
- レモン (スライス)・・・1枚
作り方
1.ゴーヤのヘタを落として縦半分に切ります。ワタをスプーンで取り除き、5mm幅に切ります。
2.ボウルに入れた1に(A)をかけて揉み込み、水分が出てきたら絞って水気を切ります。
3.ジップ付き保存袋に2、下味の材料を入れて揉み込み、15分おきます。
4.ボウルに衣の材料を入れて混ぜ、汁気を切った3を入れてまぶします。
5.フライパンの底から1cm程の揚げ油を注ぎ、170℃に熱し、4を入れます。3分程揚げて、衣が色付いたら油を切ります。
6.お皿に盛り付け、レモンを添えて完成です。
3.タルタルチーズのゴーヤボートグラタン
ゴーヤをくり抜いた器がインパクト大!タルタルチーズのゴーヤボートグラタンです。種を取り除いたゴーヤにチーズとタルタルソースをのせて、オーブントースターでこんがりと焼きました。タルタルソースはツナやケチャップを加えることで、コクと旨味がグンと増します。あつあつを一口頬張れば、まろやかで濃厚な味わいが口いっぱいに広がりますよ!簡単に作れて見栄えするので、ぜひレシピのレパートリーに加えてみてくださいね。
材料(2人前)
- ゴーヤ (200g)・・・1本
-----タルタルソース-----
- ゆで卵・・・1個
- ツナ油漬け (正味量)・・・50g
- 玉ねぎ・・・50g
- マヨネーズ・・・大さじ2
- ケチャップ・・・小さじ2
- コンソメ顆粒・・・小さじ1/4
- 塩・・・少々
- 白こしょう・・・少々
- ピザ用チーズ・・・30g
- パセリ (乾燥)・・・適量
作り方
1.玉ねぎはみじん切りにします。
2.ゴーヤは縦半分に切り、種とワタを取り除きます。ラップに包み、600Wの電子レンジで2分程加熱します。
3.ボウルにゆで卵を入れてフォークで潰し、1と残りのタルタルソースの材料を入れて、よく混ぜ合わせます。
4.2に3を詰めてピザ用チーズをのせます。アルミホイルを敷いた天板にのせて、オーブントースターで表面に軽く焦げ目がつくまで5分程加熱します。
5.器に盛り付け、パセリをふって完成です。
4.ゴーヤと牛肉のさっぱり炒め
カラフルな彩りが美しい、ゴーヤと牛肉のポン酢炒めです。牛こま切れ肉とゴーヤ、パプリカをごま油で炒め、ポン酢やすりおろしにんにくでさっぱりとした味わいに仕上げました。ポン酢の爽やかな風味が食欲をそそり、暑さで食欲が落ちるときでもお箸が進みますよ!ごはんのおかずにはもちろん、お酒のおつまみとしてもおすすめの一品です。
材料(2人前)
- 牛こま切れ肉・・・150g
- ゴーヤ (150g)・・・1本
- 赤パプリカ・・・30g
- 黄パプリカ・・・30g
- (A)ポン酢・・・大さじ3
- (A)砂糖・・・大さじ1
- (A)すりおろしニンニク・・・小さじ1
- ごま油・・・大さじ1
作り方
1.ゴーヤは縦半分に切り、種とワタをスプーンで取り除き、薄切りにします。赤パプリカは薄切りにします。黄パプリカは薄切りにします。
2.中火で熱したフライパンにごま油をひき、牛こま切れ肉を入れて2分ほど炒めます。
3.牛こま切れ肉に火が通ってきたら、1を入れて中火で2分ほど炒めます。
4.ゴーヤがしんなりしてきたら、(A)を加え、味がなじむまで中火で1分ほど炒め、火から下ろします。
5.器に盛り付けて完成です。
5.とろとろオムレツ風ゴーヤーチャンプルー
普段とはひと味違うゴーヤチャンプルーを楽しみたいときは、卵にチーズを加えたこちらのレシピをお試しください!ほろ苦いゴーヤにとろとろな卵が絡み、ポークランチョンミートの塩気がアクセントになって絶品!味つけにはオイスターソースを使うことで、ごはんによく合うコクのある味わいに仕上がります。ゴーヤは塩と砂糖を揉み込むことで苦味が和らぐので、ぜひ下処理の方法も参考にしてみてくださいね。
材料(4人前)
- ゴーヤ (200g)・・・1本
- (A)砂糖・・・小さじ2
- (A)塩・・・小さじ1/2
- 木綿豆腐 (300g)・・・1丁
- ポークランチョンミート・・・150g
- (B)料理酒・・・大さじ2
- (B)オイスターソース・・・大さじ1
- (B)しょうゆ・・・大さじ1/2
- ごま油・・・大さじ1
- 卵・・・2個
- 水・・・30ml
- ピザ用チーズ・・・50g
- サラダ油・・・大さじ1
- かつお節・・・2g
作り方
1.ゴーヤのヘタを切り落として縦半分に切ります。スプーンでワタを取り出し、2mm幅に切ります。ボウルに入れ、(A)をかけ揉んで10分おき、水分を絞ります。
2.木綿豆腐は一口大に切ります。
3.ポークランチョンミートは拍子木切りにします。
4.中火で熱したフライパンにごま油をひき、2を入れて炒めます。焼き色がついたら3を加えて炒めます。
5.ポークランチョンミートに焼き色が付いたら1を加えて、中火で炒めます。ゴーヤに火が通ったら(B)を加えて炒め合わせ、全体に味がなじんだら火から下ろします。
6.ボウルに卵、水、ピザ用チーズを入れて混ぜ合わせます。
7.別のフライパンにサラダ油をひいて中火で熱し、6を入れて菜箸でかき混ぜます。卵が半熟状になり、チーズが溶けたら火から下ろします。
8.お皿に5、7の順に盛り付け、かつお節をかけて出来上がりです。
※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方はしっかりと加熱し、卵の生食を避けてください。
バラエティ豊富なゴーヤ料理を楽しもう!
いかがでしたか?バラエティ豊富なゴーヤのおかずレシピをご紹介しました。ゴーヤはゴーヤチャンプルーの他にも、和え物や揚げ物、グラタンなど幅広い料理に活用することができます。特にツナやマヨネーズなど旨味の強い食材を組み合わせることで、特有の苦味が和らぎおいしさがグンと引き立ちますよ!ぜひ今回ご紹介したレシピを参考にして、レパートリーに加えてみてくださいね。