フランス料理の調理法の一つである「ポワレ」は、「蓋をした底の深い銅鍋に、少量のフォンを入れて蒸し焼きした料理」のことです。皮がパリッと中はしっとり柔らかに仕上げるのは、この蒸し焼きの方法のおかげなんですね。昔はフライパンのことを「ポワレ鍋」と呼んでいたことからポワレの語源に由来しています。
2019.5.28
皮はパリッと中はしっとり柔らかい!ポワレのアレンジレシピ5選
ポワレとはどんな料理?
ポワレは原則として、焼いている間に食材から出てきた脂やソースを調理中の素材にかける「アロゼ」という工程が必須です。アロゼとはフランス語で「水をまく」という意味だそうですよ。ここからはポワレのアレンジレシピを5つご紹介します。チェックしてぜひ料理のレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか。
バターじょうゆがおいしいトマトソースで!サワラのポワレ
まずはじめにご紹介するのはサワラのポワレです。ミニトマトを使って、さっぱりとおいしいソースに仕上げます。バターじょうゆとミニトマトの酸味が相性抜群で、あっさりしたサワラのおいしさをより引き立てます。ごはんやパンのおともにはもちろん、ワインなどのお酒のおつまみとしてもぴったりです。ぜひ作ってみてくださいね。
いわしのポワレにトマトとアボカドソースを添えて
脂ののったイワシをしっかり蒸し焼きにして、おいしいポワレに仕立てました。淡泊な味わいのイワシに、トマトとアボカドを使ったバターしょうゆの濃厚ソースがよく合います。ローズマリーの香りがさわやかで、お口の中でほのかに香ります。ローズマリーはお好きなハーブに変えても、おいしくお召し上がりいただけますよ。