おうち時間が多いくなる今だからこそ作ってみたい、お店みたいな本格レシピを5つピックアップしてご紹介します。
いつもの料理とは一味違う、まるでお店で食べているような料理に挑戦してみませんか。
「おうち時間を楽しむ!」休日ランチにピッタリ"お店みたいな本格"レシピ5選

1.パンチェッタで本格カルボナーラ
生クリームを使用しないのが本場の味。パンチェッタの塩気とうま味、卵と粉チーズのコクがスパゲティによく絡んでおいしい本格カルボナーラです。
材料(1人前)
- スパゲティ・・・100g
- お湯 (ゆでる用)・・・1000ml
- 塩 (ゆでる用)・・・小さじ2
- パンチェッタ (ブロック)・・・40g
- 白ワイン・・・大さじ2
-----卵ソース-----
- 卵 (Mサイズ)・・・1個
- 粉チーズ・・・大さじ2
- 水・・・大さじ2
- 有塩バター・・・20g
-----トッピング-----
- 粉チーズ・・・大さじ1/2
- 粗挽き黒こしょう・・・小さじ1/3
作り方
1.パンチェッタは細切りにします。
2.ボウルに卵ソースの材料を入れてよく混ぜ合わせます。
3.鍋にお湯を沸かし、塩、スパゲティを入れてパッケージの表記通りにゆで、湯切りします。ゆで汁を80ml程取り分けます。
4.フライパンに有塩バターを入れ、中火で熱し、1を入れて5分程、焼き色が付くまで焼き、白ワインを入れます。
5.2分程煮詰めて白ワインの水分が半量程になったら3のゆで汁、スパゲティを入れて中火のまま混ぜ合わせ、弱火にして2を入れ、とろみが付き、全体に絡んだら火から下ろします。
6.器に盛り付けてトッピングの材料を散らして出来上がりです。
ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方は、卵の生食を避けてください。
2.本格派アメリケーヌソースのタリアテッレ
エビの頭や殻を煮出して作る、本格派アメリケーヌソースを使ったパスタです。エビはとってもおいしい出汁がでるので、頭や殻も使って濃厚で甘いエビのうま味を、余すことなく味わえますよ。
材料(1人前)
- タリアテッレ・・・100g
- お湯 (ゆで用)・・・1000ml
- 塩 (ゆで用)・・・小さじ2
- エビ (有頭)・・・200g
-----ソース-----
- ブランデー・・・大さじ2
- 玉ねぎ・・・40g
- にんじん・・・40g
- セロリ・・・20g
- すりおろしニンニク・・・小さじ1/2
- 白ワイン・・・100ml
- 水・・・150ml
- トマトピューレ・・・200g
- コンソメ顆粒・・・小さじ1/2
- ①塩・・・小さじ1/4
- ①白こしょう・・・少々
- オリーブオイル・・・小さじ2
- 生クリーム・・・50ml
- 白ワイン・・・大さじ1
- ②塩・・・ひとつまみ
- ②白こしょう・・・ひとつまみ
- オリーブオイル・・大さじ1
- イタリアンパセリ (葉)・・・適量
作り方
準備.セロリは筋を取っておきます。
1.玉ねぎ、皮つきのにんじん、セロリは粗みじん切りにします。
2.エビは頭、殻、身に分けます。
3.ソースを作ります。強火で熱したフライパンに2の頭と殻を入れ、カラっとするまで焼きつけます。ブランデーを回し入れ、水気が飛んだら白ワインを加え木べらで鍋底をこそぎ火から下ろします。
4.弱火に熱した鍋にオリーブオイルをひき、すりおろしニンニク、1を入れ玉ねぎがしんなりするまで炒めます。
5.3、水、トマトピューレ、コンソメ顆粒を入れ30分程、半分の量になるまで煮詰めたら、①で味を調え、火から下ろします。
6.ザルをのせたボウルに注ぎ、木べらで潰しながらこします。
7.鍋にお湯を沸かし、塩を入れ、タリアテッレをパッケージの表記通りにゆで、ザルにあげます。
8.中火に熱したフライパンにオリーブオイルをひき、2の身を炒めて白ワインをふり、②を加えます。エビに火が通ったら6、生クリームを加えてなじませ、7を入れソースが絡んだら火から下ろします。
9.お皿に盛り付けイタリアンパセリをのせて完成です。
3.ビーツを使って本格ボルシチ
ボルシチはロシアの定番料理。特徴はビーツを加え鮮やかな深紅色に仕上げることです。数種類の野菜と牛肉を煮込むことで風味が染み出て味に深みが出ます。仕上げにサワークリームをのせ、溶かしながら食べると絶品ですよ。
材料(2人前)
- 牛すね肉・・・200g
- 水・・・1000ml
- ビーツ (150g)・・・1個
- キャベツ・・・70g
- 玉ねぎ (50g)・・・1/4個
- セロリ・・・50g
- ニンニク・・・1片
- 塩・・・ふたつまみ
- カットトマト缶・・・150g
- ローリエ・・・1枚
- ①赤ワインビネガー・・・小さじ2
- ①塩・・・小さじ1/2
- ①砂糖・・・小さじ1/4
- ①黒こしょう・・・ふたつまみ
- オリーブオイル・・・大さじ1
- サワークリーム・・・20g
- ディル・・・適量
作り方
準備.ビーツは皮を剥いておきます。 セロリは筋を取っておきます。
1.玉ねぎ、セロリ、にんにくは薄切りにします。
2.ビーツは細切りにし、キャベツは千切りにします。
3.牛すね肉は一口大に切ります。
4.鍋に水、3を入れ強火にかけ、沸騰したらアクを取ります。蓋をして中火で牛肉が柔らかくなるまで1時間ほど煮ます。肉と煮汁を分け、煮汁は600ml取り分けます。
5.中火で熱した別の鍋にオリーブオイルをひき、1を加えニンニクの香りが立ち、玉ねぎがしんなりとするまで炒めます。2、塩を加えキャベツがしんなりとするまで炒めます。
6.4、カットトマト缶、ローリエを加え、中火で加熱し、沸騰したらアクを取り、①を加え、蓋をして30分煮込みます。ビーツが柔らかくなったら火から下ろします。
7.器に盛り付け、サワークリーム、ディルをのせ完成です。
4.本格スパイスを使って タンドリーチキン
インドカレー屋さんの定番タンドリーチキンを自宅で味わえるレシピです。インドではタンドールという窯で焼いて作るので、自宅で作るのは難しいと思っている方も多いかと思いますが、オーブンでおいしく焼けるレシピをご紹介します。
材料(手羽元8本分)
- 鶏手羽元 (400g) ・・・8本
- 塩・・・小さじ1.5
-----スパイス-----
- ①無糖ヨーグルト 大さじ4
- ①すりおろし生姜 小さじ1
- ①すりおろしニンニク 小さじ1
- ①パプリカパウダー 小さじ1/2
- ①クミンパウダー 小さじ1/2
- ①ターメリック 小さじ1/2
- ①チリペッパー 小さじ1/2
- ①ガラムマサラ 小さじ1/2
- ①カルダモンパウダー 小さじ1/2
- ①黒こしょう 少々
-----盛り付け-----
- レモン (くし切り) 2個
- ベビーリーフ (盛りつけ用) 適量
作り方
1.ジッパー付き保存袋に鶏手羽元を入れます。塩を入れ手でしっかりと揉んで20分程置きます。
2.塩を揉み込んで20分置いた鶏手羽元に①のスパイスを加えます。加えたらしっかりと揉み込んで、2時間置きます。
3.冷蔵庫で2時間程置いた手羽元を冷蔵庫から取り出し、20分程常温に戻します。
4.クッキングシートを敷いた天板の上に手羽元を並べて、200℃予熱したオーブンで10分程焼きます。
5.一旦取り出して裏返し、再び200℃のオーブンで15分程こんがりと火が通るまで焼きます。オーブンによって焼き加減が異なるので、焼き色がつきすぎてしまう場合はアルミホイルをかけて調整してください。
6.ベビーリーフ、レモンを乗せたお皿に盛り付けて完成です。
5.鯛のかぶと煮
和食屋さんで食べられるような見た目も豪華な鯛のかぶと煮です。甘辛いしょうゆで煮付けた鯛の頭は、旨味がたっぷりで、煮汁の染みこんだ香りの良いごぼうもとてもおいしいですよ。
材料(2人前)
- タイ (頭)・・・200g
- ごぼう・・・50g
- 生姜・・・10g
- 長ねぎ・・・10cm
- 水 (さらす用)・・・適量
- 水・・・100ml
- ①料理酒・・・大さじ2
- ①みりん・・・大さじ2
- ①しょうゆ・・・大さじ2
- ①砂糖・・・大さじ1
- 木の芽・・・適量
作り方
準備.タイはウロコを取り除いておきます。ごぼうは皮をこそげ落としておきます。生姜は皮をむいておきます。
1.長ねぎは半分に切ります。縦に切り込みを入れて芯を取り除き、繊維に沿って細切りにします。水に10分ほどさらし、水気を切ります。
2.ごぼうは5cm幅に切ります。生姜は薄切りにします。
3.鍋に①を入れ中火にかけひと煮立ちしたら、水、2、タイを入れ、落としぶたをし10分ほど加熱します。
4.煮汁が半分ほどになり、タイに火が通ったら火から下ろします。
5.器に盛り付け、1、木の芽を添えたら完成です。
終わりに
お店のような本格レシピはいかがでしたか。じっくり料理と向き合う時間がとれる休日にぜひ挑戦してみてくださいね。