とろけるような食感で、甘くジューシーな「メロン」。購入後は常温で追熟が必要とされますが、食べごろを見た目で判断するのは難しいですよね。そこで今回は、メロンのおいしい食べごろを見極めるコツや保存方法を解説!甘い部分を均等に分ける切り方やおすすめレシピもご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
メロンのおいしい食べごろを見極めるコツをご紹介!

スタートが肝心!おいしいメロンの選び方
メロンはほかのフルーツと比べるとやや高価なので、選ぶときにはなるべく失敗したくありませんよね。そこで、まずはおいしいメロンの選び方をご紹介します。最初が肝心なのでぜひチェックしてみてくださいね!
・左右対称で変形していないもの
おいしいメロンは全体の形がバランスよく、きれいな円形をしています。形が左右対称のものを選び、変形しているものは避けましょう。
・見た目より手に持つとずっしりと感じるもの
軽いものより、重みがあるものの方が実が詰まっていて肉厚です。持ち上げるときはそっと手に取り、重さを確認してみてくださいね。
・網目が細かく盛り上がっているもの
網目のあるネットメロンを購入する場合は、網目が均等に広がり高く盛り上がっているものを選びましょう。
おいしいメロンを食べるためには、まずポイントを押さえて選ぶことが重要です。判断が難しい場合はお店の人に聞いてみてくださいね。
実がまだかたくても大丈夫!正しい追熟の方法とは?
追熟とはちょうどいい食べごろになるまで果肉を熟させることです。
メロンはすぐに食べられるものが売られている場合もありますが、基本的には自宅で追熟させて本来のおいしさを引き出します。ここでは、メロンの追熟の方法をご紹介します。
メロンの追熟に好ましい環境は、気温20〜25℃くらいの適度に涼しい日陰で風通しのいい場所です。ただし、エアコンの冷風が常に当たる場所は避けましょう。冷たい場所に置いてしまうと逆に追熟が止まってしまうので気をつけてくださいね。
さらに、追熟中は上下左右に置き方を変えてあげましょう。メロンは下の部分から熟していくため、果汁が下に集まりやすい性質があります。置き場所を変えることで甘い果汁が全体にいきわたりますよ。
食べごろを迎えたメロンの5つの特徴
続いては、食べごろを迎えたメロンの特徴を5つご紹介します。
1.つるが茶色くしおれている
つる付きの場合、T字の細い方が少ししおれてくると食べごろです。つるがみずみずしくピンとしている場合はもう少し追熟させましょう。
2.果皮が黄色みを帯びる
品種にもよりますが、熟してくると緑色から黄色みがかった色に変化します。ただし、黄色すぎるものや、やわらかすぎるものは熟しすぎている可能性があるので注意が必要です。
3.甘い香りが漂う
食べごろを迎えたメロンからは特有の甘い香りがします。追熟中は香りもチェックしておきましょう。
4.底の部分を軽く押すとやわらかく弾力がある
収穫直後のものはかたく引き締まっていてわずかに弾力を感じる程度ですが、追熟が進むにつれ少しずつやわらかく変化します。
5.叩くと鈍い音がする
収穫直後はポンポンと高い音が聞こえますが、追熟が進み果肉がやわらかくなるとボンボンと鈍い音に変化します。音の変化はわずかなので、ほかのポイントと合わせてチェックしてみてくださいね。