ささげは「大角豆」とも書き、さやはインゲンに似ていて、小さい豆は小豆に似ているマメ科ササゲ属の野菜です。ささげは、平安時代から既に存在していた豆ですが、アフリカが原産といわれています。
2019.4.25
ホクホクおいしい!ごはんにも和菓子にも使えるささげレシピ
ささげとはどんな豆?
ささげと小豆の違い
ささげと小豆は、色や形が似ていますが、よく見ると違いがはっきりしていて区別ができます。ささげは楕円形で少々角張っていて、おへそと呼ばれる部分が黒く縁取りされています。一方小豆は、直線的な楕円形で、おへそは白くなっています。ささげも小豆も水に浸けると水が赤くなるので、お赤飯の色は本来、豆の煮汁を使った自然な色合いなのです。お赤飯には煮崩れのしにくいささげが使われることが多いです。
見た目が小豆に似ているささげは、料理も同じように使って楽しむことができる食材です。そこで今回は、ささげを使ったレシピをご紹介します。
炊飯器で簡単お赤飯
ささげを使ったお赤飯を炊飯器で手軽に作ってみませんか?
ささげはさっと洗った後、たっぷりの水を入れた鍋に入れて、中火でひと煮立ちしたら一度ザルにあげてゆでこぼし、アク抜きをします。再び鍋に戻して水を入れてやわらかくなるまで30分ほど煮てから使います。この時のゆで汁は、炊飯用に使ってもち米を赤く色付けするので、捨てずにとっておいてくださいね。
ささげをやわらかく煮たら、あとは炊飯器にセットして炊き上がるのを待つだけなので、簡単ですよ。
ささげを使う料理は、前日にささげを煮て準備しておくのもおすすめです。
ぜひお試しください。
ほんのりピンク色の栗ごはん
ささげの煮汁で色付いたピンク色のごはんと、栗の黄色で彩りがきれいな栗ごはんはいかがでしょうか?
茹でたささげとむき栗を使って、炊飯器でおいしく簡単に作れますよ。
冷めてもおいしいので、お弁当にもおすすめです。
おいしい栗が手に入ったら、ぜひお試しください。