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【写真付き】とうもろこしの保存方法を常温・冷蔵・冷凍に分けて徹底解説!大量消費におすすめなレシピもご紹介

【写真付き】とうもろこしの保存方法を常温・冷蔵・冷凍に分けて徹底解説!大量消費におすすめなレシピもご紹介

鮮やかな黄色が美しく、ぷちぷちとした食感が楽しい「とうもろこし」。子どもから大人まで、幅広い年齢層から人気のある野菜です。旬である夏には、多くのとうもろこしが店頭に並び、まとめ買いをする機会もありますよね。そこで今回は、とうもろこしの正しい保存方法をご紹介します。甘みと食感を残し、おいしさをキープしましょう!

  • 目次
  • 【丸ごと1本】とうもろこしの保存方法
  • 皮なしは常温保存NG
  • 皮付きでも常温保存は△
  • 【常温保存】丸ごと1本・生の状態で保存(皮付き)
  • 【冷蔵・冷凍保存】丸ごと1本・生の状態で保存(皮付き)
  • 【冷蔵・冷凍保存】丸ごと1本・加熱後保存(皮付き・皮なし)
  • 【冷蔵・冷凍保存】輪切りにしてから保存
  • 【冷蔵・冷凍保存】粒状にバラしてから保存
  • とうもろこしの茹で方やそぎ方
  • クラシル管理栄養士が作ってみた!とうもろこしご飯レシピ
  • 大量消費におすすめ!とうもろこしのレシピ
  • おいしさをキープしてとうもろこしを楽しもう

【丸ごと1本】とうもろこしの保存方法

まずは、とうもろこしを丸ごと1本保存する方法からご紹介します。生、もしくは茹でてから保存するのか、また皮の有無など、いくつか保存のパターンがあるので、以下で確認してみましょう。

保存方法 【生】
皮付き
【生】
皮なし
【加熱】
皮付き
【加熱】
皮なし
常温
冷蔵
冷凍

皮なしは常温保存NG

皮をむいた状態のとうもろこしは常温保存は向いていません。

必ず皮付きのまま、乾燥しないように保存してください。

皮付きでも常温保存は△

とうもろこしは常温保存だと、1日以内に甘さが半減するといわれています。

すぐに調理しない場合は、冷蔵・冷凍保存をおすすめ

します。

とうもろこしは、購入したその日に食べるのであれば、常温又は冷蔵保存し、食べる前に加熱しましょう。その日に食べない場合は生のまま、又は加熱してから冷蔵・冷凍保存するなど、状況に応じた方法を選んでくださいね。

【常温保存】丸ごと1本・生の状態で保存(皮付き)

まずは皮付きのまま丸ごと1本常温保存する方法をご紹介します。

🌽常温保存のポイント🌽
・丸ごと1本ずつラップで包む
・必ず皮付きのままで保存
・涼しい場所で立てて保存

①皮とひげがついたまま1本ずつラップで包む

皮とひげがついた状態のとうもろこしを1本ずつラップで包みます。

②ポリ袋に入れ、涼しい場所で立てて保存する

ラップで包んだとうもろこしをポリ袋に入れたら、涼しい場所で立てて保存します。

🌟管理栄養士からのコメント🌟
常温保存の場合は涼しい場所やクーラーボックス、保冷剤なども活用することで、甘さを損なわず、おいしさを保てますよ。

【冷蔵・冷凍保存】丸ごと1本・生の状態で保存(皮付き)

続いては、皮付きのまま丸ごと1本冷蔵・冷凍保存する方法をご紹介します。

🌽冷蔵・冷凍保存のポイント🌽
・1本ずつラップを密着させるように包む
・乾燥させないように気をつける

①ひげの先端を切り落とし、外側の皮をはがす

まず、ひげの先端を切り落とし、汚れのついた外側の皮をはがします。茎が長い場合は手で折るか包丁で切り落としましょう。

ひげの先端はキッチンばさみを使うと簡単に切り落とせますよ。

②内側の皮を残し、1本ずつラップで包む

内側の皮を残した状態で、とうもろこしを1本ずつラップで包みます。

乾燥させないようにラップを密着させて包むことがポイントです。

③保存袋に入れ、冷蔵庫の野菜室または冷凍庫で保存

ラップで包んだとうもろこしをジッパー付き保存袋に入れ、冷蔵庫の野菜室、または冷凍庫で保存します。

【冷蔵・冷凍保存】丸ごと1本・加熱後保存(皮付き・皮なし)

続いては、とうもろこしを冷蔵・冷凍保存する方法をご紹介します。冷蔵や冷凍保存する場合は、皮付きも皮なしも工程は同じです。とくに皮なしのものは冷蔵・冷凍保存をすることでおいしさを長持ちさせることができるので、覚えておくと便利ですよ!

①下茹でして、1本ずつラップで包む

とうもろこしを下茹で、または電子レンジで加熱したら熱いうちに1本ずつラップで包みます。

皮なしの場合も同じ工程で、茹でたら熱いうちにラップで包んでください。

②粗熱が取れたら保存袋に入れ、冷蔵庫または冷凍庫で保存

粗熱が取れたら、生のままで保存する方法と同じようにジッパー付き保存袋で冷蔵庫、または冷凍庫に入れて保存します。

🌟管理栄養士からのコメント🌟
とうもろこしは乾燥から守ることが大切なポイントです。とうもろこしを茹でたら、1本ずつラップを密着させるように包みましょう。また、冷蔵保存する場合は「ポリ袋」でも代用できます。冷凍保存する場合は「冷凍用保存袋」をご使用くださいね。

【冷蔵・冷凍保存】輪切りにしてから保存

続いては、形状別の保存方法をご紹介します。まずは、輪切りにして保存する方法から!BBQなどに持っていくときにも便利なので、ぜひ参考にしてくださいね。

🌽冷蔵・冷凍保存のポイント🌽
・水分をしっかりと拭き取ってから保存
・作る料理に合わせた形で切ると時間短縮につながる

①輪切りにしてから保存袋に入れ、冷蔵庫または冷凍庫で保存

3~4cm幅の輪切りにし水分を拭き取ったら、ジッパー付き保存袋で冷蔵庫または冷凍庫で保存します。

作る料理によって切り方を変えたり、用途に合わせてお好みの大きさに切って保存することで、調理時間の短縮にも繋がります。

🌟管理栄養士からのコメント🌟
生のとうもろこしのままでも切れますが、一度加熱した方が切りやすくなりますよ。鮮度をできる限り保つためにも、水分は必ずキッチンペーパーで拭き取ってから保存してくださいね。

【冷蔵・冷凍保存】粒状にバラしてから保存

次に粒状にバラしてから保存する方法を見てみましょう。ポイントを押さえて保存することで使い勝手がよくなり、さまざまな料理に取り入れられますよ!

🌽冷蔵・冷凍保存のポイント🌽
・水分をしっかりと拭き取ってから保存
・冷凍する場合は、平らになるように保存

①茹でたとうもろこしの実をはずし、水分を拭き取る

とうもろこしを茹でたら水分を拭き取り、芯から実をはずします。

保存袋に入れて、冷蔵庫または冷凍庫で保存

粒状になった実をジッパー付き保存袋に入れ、冷蔵庫または冷凍庫で保存します。

🌟管理栄養士からのコメント🌟
冷凍保存する場合は平らになるように保存すると、実がくっつかずに使いやすくなりますよ。輪切りで保存するときと同様に水分は必ずキッチンペーパーで拭き取ってから保存してくださいね。

とうもろこしの茹で方やそぎ方

さて、さきほど茹でたとうもろこしの保存方法や粒状にバラしてから保存する方法をご紹介しましたが、ここで茹で方や実のそぎ方を改めて確認しておきましょう!電子レンジで加熱する方法もご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

とうもろこしのゆで方

とうもろこしは、塩を加えてゆでることで甘さがぐっと際立ちます。茹で時間の目安は中火で3~5分ほどですが、用途によってお好みのゆで加減に仕上げてくださいね。ちなみに冷凍保存などをする場合は、少しかために茹でるのがおすすめです。

とうもろこしを電子レンジで加熱する方法

手軽にとうもろこしを調理したいときは、電子レンジで加熱しましょう。洗い物も少なく、簡単に仕上がります。皮つきのまま加熱する場合は、加熱前に実があまりついていない根元の部分を切り落としておくと簡単に皮がむけますよ。

とうもろこしの実のそぎ方

意外と簡単にできる、とうもろこしの実のそぎ方です。こちらの動画では、粒がバラバラになった形と、つながった形との2パターンをご紹介しています。バラバラな粒の形は、スープや炊き込みご飯にぴったり!つながった形はサラダや炒め物にして使うと見た目も食感も変わり、おいしくいただけますよ。

クラシル管理栄養士が作ってみた!とうもろこしご飯レシピ

大量にとうもろこしが手に入ったので、クラシルの管理栄養士がとうもろこしご飯を作ってみました!とてもおいしく仕上がったので、旬の時期にぜひ作ってみてくださいね。

🍚【材料】(4人前)🍚
・とうもろこし 1本分の実
・米 3合
・水 適量(炊飯器の3合目盛り分まで)
・料理酒 大さじ1
・しょうゆ 大さじ1
・和風顆粒だし 小さじ2
・塩 小さじ1/2

①炊飯器に洗った米と材料を入れる

炊飯器に洗ったお米3合分と水を目盛り分まで入れたら、その他調味料を加えてひと混ぜします。最後にとうもろこしの実を入れ、炊飯スイッチを押したらあとはもう待つだけ!とっても簡単に作れますよ。

②炊きあがったやら、やさしく混ぜる

炊飯が終わったら、しゃもじで切るようにして、味がなじむまでやさしく混ぜてくださいね。

③お好みでトッピングをして完成!

とうもろこしの甘みを楽しめる、シンプルな炊き込みご飯の完成です!トッピングに小ねぎ、大葉、青のり、かつお節などを加えても風味がアップしておいしくいただけます。とうもろこしが旬の時期にぜひ試してみてはいかがでしょうか。

大量消費におすすめ!とうもろこしのレシピ

最後にとうもろこしを存分に堪能できる、大量消費にもおすすめのレシピをご紹介します。

とうもろこしが大量に手に入ったら上記の方法で保存できるのが理想ですが、冷蔵庫も冷凍庫も空きスペースがなくなってしまうこともありますよね。そんなときは、大量消費できるレシピがおすすめです!

激ウマ!とうもろこしのフライ

とうもろこしのおいしさを堪能できる、とうもろこしのフライはいかがでしょうか。食べやすい大きさにカットして揚げたとうもろこしにしょうゆバターを絡めました。青のりの風味もアクセントになって、手が止まらないおいしさですよ!ぜひ試してみてくださいね。

甘さがたまらない 洋風とうもろこしの炊き込みご飯

とうもろこしの炊き込みご飯というと、だしやしょうゆなどを使う和風な味わいのレシピをよく見かけますが、このレシピではバターやチーズを加えて洋風に仕上げました。とうもろこしの甘みとチーズのコクがマッチしていて絶品!黒こしょうのキリッとした辛みも効いていて、飽きのこないおいしさに仕上がっています。

やみつき韓国風トウモロコシ

やみつき必至の韓国屋台グルメ「マヤオッスス」のレシピをご紹介します。電子レンジで加熱したとうもろこしに、生クリームやバター、マヨネーズを合わせて作るソースを絡めて煮詰め、最後に粉チーズやチリパウダーなどをかけていただきます。濃厚な味わいの韓国風とうもろこしをぜひ食べてみてくださいね。

おいしさをキープしてとうもろこしを楽しもう

夏の定番野菜「とうもろこし」の保存方法をご紹介しました。とうもろこしは時間が経つにつれてどんどん甘さが落ちてしまう繊細な野菜なので、正しいやり方で、用途に合わせて保存してくださいね。

クラシルでは大量消費におすすめな炊き込みご飯やサラダ、スープ、丸ごと焼くレシピなどもご紹介しています。ぜひチェックしてくださいね。

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