鮮やかな黄色が美しく、ぷちぷちとした歯ざわりが楽しい「とうもろこし」。子どもから大人まで、幅広い年齢層から人気のある野菜です。旬である夏には、多くのとうもろこしが店頭に並び、まとめ買いをする機会もありますよね。そこで今回は、とうもろこしの正しい保存方法をご紹介します。甘みと食感を残し、おいしさをキープしましょう!
とうもろこしの保存方法|長持ちのコツ|用途に合わせた保存
- 目次
- 傷みが早いとうもろこし
- 用途に合わせて冷蔵保存or冷凍保存
- 冷蔵保存する場合
- 冷凍保存する場合
- とうもろこしの加熱方法
- とうもろこしのゆで方
- とうもろこしを電子レンジで加熱する方法
- おいしさをキープしてとうもろこしを楽しもう
傷みが早いとうもろこし
とうもろこしは、収穫した直後から急速に鮮度が落ちる食材のひとつ。その早さは収穫後24時間で甘みが半減するといわれるほどです。
購入したその日に食べるのであれば、生のまま冷蔵保存し、食べる前に加熱します。その日に食べない場合は加熱してから冷蔵保存したり、生のまま冷凍保存するなど、状況に応じた方法を選びましょう。
用途に合わせて冷蔵保存or冷凍保存
ここからは保存方法をご紹介します。用途に合わせて保存方法を変えることで、その後の調理にも差がつきますよ。
冷蔵保存する場合
まずは、冷蔵保存をご紹介します。冷蔵保存の場合は、とうもろこしを乾燥から守ることがポイントです!
◼︎生のまま冷蔵保存
1.皮とひげがついた状態のとうもろこしを1本ずつキッチンペーパーで包む
2.冷蔵庫の野菜室で立てて保存
◼︎加熱して冷蔵保存
1.とうもろこしをゆでるか、電子レンジで加熱し、粗熱を取る
2.1本ずつラップで包み、冷蔵庫で保存
冷凍保存する場合
冷凍保存する場合は、使用する料理に合わせて形状を変えておくことで調理時間の短縮に繋がります。用途に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
冷凍した食材は、必ず再加熱してから召し上がってくださいね。
◼︎生のまま冷凍保存
1.皮とひげがついた状態のとうもろこしを1本ずつラップで包む
2.冷凍用保存袋に入れて、冷凍庫で保存
とうもろこしの鮮度を保つため、皮とひげはつけたまま保存するようにしましょう。
◼︎加熱して冷凍保存
1.とうもろこしを固めにゆでるか、電子レンジで加熱し、粗熱を取る
2.キッチンペーパーでしっかりと水気を拭き取る
3.輪切りにするか、芯から実を外す
4.冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存
あらかじめ芯から実を外しておくと、調理の際にそのまま加熱して使うことができるので便利ですよ。
◼︎ペースト状で冷凍保存
1.とうもろこしを包丁で削ぎ、芯から実を外す
2.やわらかくなるまでゆでるか、電子レンジで加熱し、粗熱を取る
3.ミキサーまたはフードプロセッサーでペースト状になるまで撹拌する
4.冷凍用保存袋に入れ、しっかりと空気を抜いて冷凍庫で保存
スープやソースにおすすめの方法です。ペースト状にしているため、冷凍庫のなかでも場所を取らずに保存することができますよ。
とうもろこしの加熱方法
とうもろこしをおいしく保存するには加熱も重要なポイントです。ここでは塩ゆでする方法と電子レンジで加熱する方法の2つをご紹介します。
とうもろこしのゆで方
とうもろこしは、塩を加えてゆでることで甘さがぐっと際立ちますよ。ゆで時間の目安は中火で3~5分ほどですが、用途によってお好みのゆで加減に仕上げてくださいね。
とうもろこしを電子レンジで加熱する方法
手軽にとうもろこしを調理したいときは、電子レンジで加熱しましょう。洗い物も少なく、簡単に仕上がります。皮つきのまま加熱する場合は、加熱前に実があまりついていない根元の部分を切り落としておくと簡単に皮をむくことができますよ。
おいしさをキープしてとうもろこしを楽しもう
夏の定番野菜であるとうもろこしの保存方法をご紹介しました。保存する前に熱を加えたり、芯から実を外しておくことで、おいしさをキープするだけでなく、その後の調理が楽になりますよ。とうもろこしを保存する際にぜひ試してみてください。
また、クラシルではとうもろこしの選び方についてもご紹介していますので、そちらも参考にしてみてくださいね。