最終更新日 2024.3.12

ダックワーズってどんなお菓子?特徴やマカロンとの違い、レシピをご紹介!

ダックワーズってどんなお菓子?特徴やマカロンとの違い、レシピをご紹介!

さっくり軽い生地と、とろーり濃厚なクリームのコントラストが魅力の「ダックワーズ」。実は、フランスと日本の文化が融合して生まれた、ハイブリッドスイーツでもあるんです!今回は、そんなダックワーズの特徴や名前の由来を解説!さらに、アレンジレシピや意外と知らないマカロンとの違いなどをご紹介します。

  • 目次
  • ダックワーズとは
  • ダックワーズが誕生したのは日本?フランス?
  • ダックワーズとマカロンの違いとは
  • 見た目
  • 原材料
  • 作り方
  • さくさく!ダックワーズのアレンジレシピ
  • まんまる コーヒーダックワーズ

ダックワーズとは

「ダックワーズ」とは、小判型の2枚の生地でクリームを挟んだ、フランス発祥の焼き菓子のこと。ダックワーズの発祥地である、フランス南西部に位置する「ダクス」という街にちなんで、この名で呼ばれるようになったと言われています。

そんなダックワーズの魅力は、アーモンド風味のさっくり軽い生地と、とろっと濃厚なクリームのコントラスト。

薄力粉や砂糖、メレンゲ、アーモンドプードルと生地の基本的な材料自体はとてもシンプルですが、メレンゲの気泡をつぶさないようにさっくりと混ぜ合わせることで、外はサクサク、中はふんわりとした食感に仕上がります。

さらに、中に挟むクリームには、バタークリームやガナッシュクリームを使うのが一般的ですが、抹茶やいちご、紅茶といったフレーバーを加えたり、生クリ―ムやカスタードクリームで作るなどアレンジもさまざま!フルーツやナッツ、ピスタチオをプラスして、よりリッチな味わいに仕上げることもあるんですよ。

このようにバリエーション豊かな味わいを楽しめるのもダックワーズの魅力といえるでしょう。

ダックワーズが誕生したのは日本?フランス?

実は、日本でよく見かける小判型のダックワーズは、日本オリジナルのもの!本場フランスでのダックワーズは、ホールケーキの土台など「ケーキ生地の一種」として使うことが多いのだそうです。

日本オリジナルのダックワーズが誕生したのは、1980年ごろ。パリの洋菓子店に務めていた日本人シェフが、日本でおなじみの和菓子「最中」の形や食感を参考に作ったのが、小判型のダックワーズのはじまりなのだそうです。

なんと、現在はこの小判型のダックワーズが逆輸入され、フランスでも作られるようになっているのだとか。もちろん日本でもその人気は健在で、洋菓子店はもちろん、スーパーやコンビニでも見かけるほど身近な存在として、広く親しまれています。

ダックワーズとマカロンの違いとは

ダックワーズと似ているお菓子に「マカロン」がありますが、一体どのような違いがあるのでしょうか?

以下で、それぞれの特徴や違いをご紹介します。

見た目

ダックワーズとマカロンの一番わかりやすい違いは、見た目です。

一般的に、ダックワーズは小判のような楕円形をしていますが、マカロンは丸型。さらに、ダックワーズは表面に砂糖を振ってから焼き上げるためキメが粗く、中にはひび割れていることもありますが、マカロンはつやっとなめらかな質感に仕上げます。

原材料

マカロンもダックワーズも、生地の基本的な材料は、メレンゲとアーモンドプードル、砂糖など。

ほとんど同じ材料ではありますが、ダックワーズは小麦粉を加えるため、マカロンよりも重厚でさっくりとした食感に仕上がります。

作り方

マカロンとダックワーズ、この2つの味わいを左右する大きなポイントが、メレンゲの扱い方です。

先ほどもご説明した通り、ダックワーズはざっくりとした食感と質感に仕上げるため、メレンゲの気泡をつぶさないように混ぜ合わせます。

一方、マカロンはメレンゲの気泡を優しくつぶしながら混ぜ合わせるため、仕上がりはダックワーズよりもつやつやでなめらか。外はサクサク、中はしっとりとした口当たりを楽しむことができます。

さくさく!ダックワーズのアレンジレシピ

ダックワーズの特徴などについてチェックしたところで、ここからはおすすめのアレンジレシピをご紹介します。ダックワーズ型がなくても作れるレシピをピックアップしているので、気軽に作ることができますよ!

まんまる コーヒーダックワーズ

ふんわり心地よい食感の生地でコーヒーバタークリームをサンドして、味も見た目も大満足な一品に仕上げました。一見難しそうに見えますが、メレンゲの作り方さえマスターすれば意外と簡単にお作りいただけます。コーヒーや紅茶のお供に、ぜひ作ってみてくださいね。

バナナクリームのダックワーズ

ふわっと広がるアーモンドの風味がたまらない、ダックワーズのご紹介です。さっくり軽い口当たりの生地にとろっと濃厚なバナナクリームが絶妙にマッチして、やみつきになること間違いなし!型を使わず手軽に作れるのもうれしいポイントです。

見た目も華やか!マカロンのアレンジレシピ

続いては、マカロンのレシピをご紹介します。ざっくりとしたダックワーズとはまた違ったさくっとキメ細やかな食感を楽しめますよ。作るのに少しコツが必要ですが、ポイントを押さえればきれいに仕上がるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

いちごマカロン

ピンクのマカロンで赤いいちごジャムを挟んで、可愛らしい見た目に仕上げました。作るのに少しコツがいる分、完成したときの喜びはひとしおです!おもてなしにもぴったりなので、ぜひ作ってみてくださいね。

抹茶マカロン

上品な見た目が印象的な、抹茶マカロンのご紹介です。ほろ苦い抹茶の風味にホワイトチョコレートの濃厚な甘みがバランスよくマッチしています。使う抹茶パウダーによって風味が変わるので、お好みのものでお試しください。お店に負けない本格的な味わいを、ぜひご堪能くださいね。

くまマカロン

SNS映え抜群!ころんとかわいいくまマカロンのレシピはいかがですか?さくっと心地よい食感のマカロン生地にとろっと濃厚なガナッシュクリームがよくなじみ、たまらないおいしさですよ。困った顔や喜んだ顔など、くまの表情はお好みでペイントしてみてくださいね。

ダックワーズとマカロンを作ってみよう

フランスと日本の文化が融合して生まれたスイーツ、ダックワーズ。一見難しそうですが、メレンゲの扱い方さえマスターすれば、おうちでも手軽に作ることができます。

覚えておけば、ティータイムのお供やおもてなし、手みやげなどさまざまなシーンで活躍しますよ!マカロンと共にレパートリーに取り入れて、料理の幅を広げてみてくださいね。

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