美しい海と豊かな自然に囲まれ、のどかな南国の雰囲気が人気の「沖縄」。魅力的なのはそれだけでなく、おいしい郷土料理もはずせません!沖縄料理は沖縄特有の食材を使っているものが多く、気軽に作れないイメージがあるかもしれませんが、実は身近な食材で簡単に作れるものもたくさんあるんです!
「沖縄料理大好き!」定番集めました”おうちで沖縄気分”レシピ5選

そこで今回は、豚肉やゴーヤなど定番の食材を使って手軽に作れる、沖縄料理のレシピをご紹介します。一度食べるとやみつきになること間違いなしのレシピをピックアップしました!ステイホームで気軽に旅行に行けない今、おうちで沖縄気分を味わってみませんか?
1.出汁がおいしい 沖縄そば
柔らかく煮込んだラフテーを沖縄そばにトッピングしました。豚バラ肉のコクと旨みがスープに溶け込んで、食べ応え抜群ですよ。仕上げに、沖縄名産の島とうがらしを泡盛に漬けたコーレーグースをかけると、泡盛のほのかな香りとピリッとした辛味が加わり気分はまさに沖縄!ぜひ、作ってみてくださいね。
材料(1人前)
- 沖縄そば (生)1玉
- お湯 (ゆで用)適量
-----ラフテー-----
- 豚バラブロック肉・・・100g
- 水 (ゆで用)・・・適量
- 料理酒・・・150ml
- しょうゆ・・・大さじ1
- 黒糖・・・10g
- 生姜・・・10g
-----スープ-----
- 水・・・400ml
- 料理酒・・・大さじ1
- しょうゆ・・・小さじ1
- 顆粒和風だし・・・小さじ1
- 鶏ガラスープの素・・・小さじ1/2
-----トッピング-----
- かまぼこ・・・20g
- 紅生姜・・・10g
- 小ねぎ (小口切り)・・・適量
- コーレーグース・・・小さじ1/2
作り方
1.かまぼこは厚さが半分になるように切ります。
2.生姜は皮付きのまま薄切りにします。
3.ラフテーを作ります。鍋に豚バラブロック肉とかぶる程度の水を入れ、中火で加熱してひと煮立ちしたら弱火で1時間ほどゆで、お湯を切って流水でさっと洗います。
4.粗熱が取れたら3cm幅に切ります。
5.鍋に4、2、料理酒、しょうゆ、黒糖を入れ、中火で熱します。ひと煮立ちしたら落とし蓋をし、15分ほど煮汁がなくなるまで煮込み、火から下ろします。
6.沖縄そばを作ります。鍋にお湯を沸かし、沖縄そばを入れてパッケージの表記に従ってゆで、ザルにあげ湯切りします。
7.鍋にスープの材料を入れて中火に熱し、ひと煮立ちしたら火から下ろします。
8.器に6を盛り付け、7をかけます。5と1、トッピングの材料をのせ、コーレーグースをかけて完成です。
2.沖縄家庭料理 沖縄そば
沖縄の家庭料理として親しまれている沖縄そば。蕎麦でもラーメンでもない独特のもちもちとした太めの麺が特徴です。豚バラ肉や紅生姜などをトッピングするのが定番ですが、このレシピではポークランチョンミートを使って手軽に沖縄の味を楽しめるようにアレンジしました。焼いた卵をのせて彩り豊かに仕上げれば、見た目にも食欲をそそる一品の完成です。
材料(1人前)
- 沖縄そば (茹で)・・・200g
- お湯・・・1000ml
- ポークランチョンミート・・・100g
- 溶き卵・・・2個
- 塩・・・少々
-----そば用つゆ-----
- 水・・・300ml
- かつお節・・・2g
- ①顆粒和風だし・・・小さじ1/2
- ①塩・・・小さじ1/2
- ①しょうゆ・・・小さじ1/2
- 紅生姜・・・適量
- 小ねぎ (小口切り)・・・適量
作り方
1.かつお節をキッチンペーパーに包みます。
2.鍋に水と1を入れ沸騰したら1を取り出し、①を入れて煮ます。
3.フライパンにポークランチョンミートを入れて中火で両面が焼き色がつくまで焼きます。
4.ボウルに溶き卵と塩を入れて混ぜ、3のフライパンに入れて中火で混ぜながら焼き、端が固まってきたらまとめます。
5.鍋にお湯を入れ、沸騰したらそばを入れ、パッケージの表記どおりに茹で、ザルにあけて湯切りします。
6.器に2と5を盛り付け、3と4と紅生姜と小ねぎをのせて出来上がりです。
3.沖縄風の豚角煮 ラフテー
じっくりと煮込んだ沖縄風の豚角煮、ラフテーのご紹介です。本場では泡盛と黒糖を使って煮込みますが、このレシピではより手軽に作れるように料理酒と砂糖を使っています。柔らかくジューシーに仕上がったラフテーはたまらないおいしさですよ!ごはんがどんどん進む絶品おかずをぜひ作ってみてくださいね。
材料(2人前)
- 豚バラブロック肉・・・300g
- 長ねぎの青い部分・・・1本
- 生姜・・・20g
- お湯 (ゆで用)・・・適量
- 水・・・300ml
- 料理酒・・・200ml
- ①砂糖・・・20g
- ①白だし・・・大さじ2
- ①しょうゆ・・・大さじ1/2
- しょうゆ・・・小さじ1
- 紅生姜・・・適量
- 練りからし・・・適量
作り方
1.長ねぎの青い部分は包丁の腹でつぶします。生姜は皮付きのまま薄切りにします。
2.鍋にお湯を沸かし、豚バラブロック肉と1を入れて中火で30分ほどゆでます。
3.竹串を刺してすっと通る程度までやわらかくなったら、火から下ろして粗熱を取ります。
4.豚バラブロック肉を流水で洗い、水気を切って2cm角に切ります。
5.鍋に水、料理酒、①を入れて強火で加熱し、煮立ったら4を加え、蓋をして中火で30分ほど煮ます。
6.蓋を外してしょうゆを加え、中火で照りが出るまで煮たら火から下ろします。
7.器に盛り付け、紅生姜と練りからしを添えて完成です。
4.苦さ控えめゴーヤチャンプルー
苦味を抑えたお子さまでも食べやすいゴーヤチャンプルーです。切ったゴーヤを塩もみするだけでなく、下ゆですることで苦味が抑えられます。調味料にほんの少しだけ砂糖を加えるのも食べやすく仕上げるポイントですよ。ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
- ゴーヤ・・・1本
-----ゴーヤ下処理用-----
- 塩・・・小さじ1
- お湯・・・500ml
- 木綿豆腐 (200g)・・・1丁
- 豚バラ肉 (薄切り)・・・100g
- 溶き卵 (Mサイズ)・・・1個分
- ①顆粒和風だし・・・小さじ1
- ①酒・・・大さじ1
- ①しょうゆ・・・大さじ1/2
- ①砂糖・・・小さじ1/2
- ごま油・・・大さじ1/2
- かつお節 (トッピング)・・・適量
作り方
1.ゴーヤはヘタを切り、縦半分に切ったらワタをスプーンで取り除き、5mm幅に切ります。
2.ボウルに1、塩を入れて揉みこみ、5分ほど置きます。鍋にお湯を沸かして30秒ほどゆで、お湯を切ります。
3.木綿豆腐はキッチンペーパーに包み、耐熱ボウルに入れ、600Wの電子レンジで1分ほど加熱します。
4.粗熱を取り、一口大に手でちぎります。
5.豚バラ肉は5cm幅に切ります。
6.中火で熱したフライパンにごま油をひき、5を入れて火が通るまで炒め、2と4を加えて全体に油がなじむまで炒めます。
7.①を加えて全体になじむまで中火で炒め、溶き卵を回し入れてさらに炒めます。
8.卵が固まったら火から下ろしてお皿に盛り付け、かつお節を散らして完成です。
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。
5.とまらない美味しさ にんじんしりしり
にんじんと炒り卵で作る、色鮮やかなにんじんしりしりです。にんじんの食感が楽しい、副菜やお酒のおつまみにぴったりの一品!冷めてもおいしく彩りも良いので、お弁当のおかずにもおすすめですよ。たったの10分で作れるので、あともう一品欲しい時にとても便利です。ぜひレパートリーに加えて、毎日の献立に取り入れてみてくださいね。
材料(2人前)
- にんじん・・・150g
- 溶き卵 (Mサイズ)・・・1個分
- ①料理酒・・・小さじ2
- ①しょうゆ・・・小さじ2
- ①みりん・・・小さじ2
- ①砂糖・・・小さじ2
- ①顆粒和風だし・・・小さじ1/2
- ごま油・・・小さじ1
- 白いりごま・・・適量
作り方
準備.にんじんは皮を剥いておきます。
1.にんじんは千切りにします。
2.中火で熱したフライパンにごま油をひき、1を入れてにんじんがしんなりするまで炒めます。
3.①を入れて中火で炒め、全体に味がなじんだら溶き卵を回し入れて卵に火が通るまで炒め、火から下ろします。
4.お皿に盛り付け、白いりごまを散らして完成です。
終わりに
いかがでしたか?今回は沖縄気分を味わえる定番沖縄料理レシピをご紹介しました。どれも意外と身近でシンプルな食材を使って作れることがおわかりいただけたかと思います。沖縄特有の食材を加えることでより沖縄気分を味わえるので、コーレーグースーなどが手に入ったらぜひ取り入れてみて下さいね。
なかなか旅行に行きづらい今、各都道府県のご当地料理を作って、おうちごはんを楽しんでみてはいかがでしょうか。