おしゃれな食事の代表格「フレンチ」。手作りしてみたいけれど「なんだか難しそう…」というイメージがありませんか?フレンチって、思ったより簡単に作れるんですよ!
「難しいこと一切ナシ!」簡単に作れる驚きの“フレンチ”レシピ5選
今回は、手間をかけずに作れる「フレンチ」レシピをご紹介します。蒸し焼きにした鯛のデュグレレ風やマスタードソースを添えたカレイのムニエルなど、簡単に作れるのにおいしいレシピをピックアップしました。ぜひ、ご自宅で気軽にフレンチを楽しんでみてくださいね。
1.鯛のデュグレレ風
デュグレレ風とは、鯛などの白身魚を野菜入りの白ワインソースで蒸し焼きにしたフレンチのこと。白ワインで香りよくふっくらと蒸し焼きにした鯛と、野菜の旨みが溶けこんだレモンバターソースが相性ぴったりでおいしいですよ!パッと目を引くミニトマトの赤色とソースのオレンジ色が鮮やかで、テーブルが華やかになります。ワインと一緒に楽しむのもいいですね。
材料(2人前)
- タイ (2切れ)・・・180g
- 塩こしょう (下味用)・・・小さじ1/4
- ホワイトマッシュルーム・・・100g
- トマト (100g)・・・1個
- 玉ねぎ・・・30g
- ニンニク・・・1片
- 白ワイン・・・80ml
- 塩こしょう・・・小さじ1/4
- (A)有塩バター・・・30g
- (A)レモン汁・・・小さじ1
- オリーブオイル・・・大さじ1/2
- パセリ (生)・・・適量
作り方
準備.トマトはヘタを取り除いておきます。ホワイトマッシュルームは石づきを切り落としておきます。パセリはみじん切りにしておきます。
1.ホワイトマッシュルームは薄切りにします。玉ねぎはみじん切りにします。ニンニクはみじん切りにします。
2.トマトは1cm角に切ります。
3.タイはバットに入れて塩こしょうをふります。
4.フライパンにオリーブオイルをひき、1、3、白ワイン、塩こしょうを入れて蓋をして中火で熱し、10分ほど蒸し焼きにし、タイに火が通ったらタイを取り出します。
5.同じフライパンに2を入れて中火で熱し、トマトがやわらかくなり、汁気が半量ほどになったら(A)を入れて、全体になじんだら火から下ろします。
6.器に4をのせて5をかけてパセリを散らしてできあがりです。
2.カレイのムニエル マスタードソース
マスタードソースを絡めて食べるカレイのムニエルです。オリーブオイルとバターで表面をカリッと焼いたカレイに、酸味のあるマスタードソースがよく合いますよ。ソースにしょうゆを加えているので、ほんのり和風の味わいもプラスされています。カレイだけでなくほかの魚でアレンジしてもおいしいので、ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
- カレイ・・・2切れ
- 塩こしょう (下味用)・・・適量
- 薄力粉・・・大さじ1
- オリーブオイル・・・大さじ1
- 有塩バター・・・10g
- 酒・・・大さじ1
-----ソース-----
- マスタード (粒)・・・大さじ1.5
- レモン汁・・・小さじ1.5
- しょうゆ・・・小さじ1.5
- ベビーリーフ (付け合わせ)・・・適量
- レモン (飾り用、くし切り)・・・2個
作り方
準備.キッチンペーパー等でカレイの水分を拭き取っておきます。
1.カレイに塩こしょうを振り、下味をつけます。
2.1に薄力粉を全体にまぶします。
3.フライパンでオリーブオイルとバターを中火で熱します。バターが溶け泡立ってきたら2を入れ両面に焼け目がつくまで焼きます。
4.3に焼け目がついたら酒を入れ蓋をし、弱火で3分蒸し焼きにします。
5.ボウルにソース用の材料を混ぜ合わせ、マスタードソースを作ります。
6.器に4を盛り付け、5のソースをかけます。付け合せの野菜、レモンを添えたら完成です。
3.ふっくらジューシー 皮パリチキンソテー
鶏もも肉をオリーブオイルで焼いたシンプルなチキンソテーです。皮目からじっくりと焼くことで外側はパリッと、内側はふっくらジューシーな仕上がりが楽しめますよ。味つけは塩こしょうのみですが、鶏もも肉の本来の旨みを充分に味わえる一品です。粒マスタードを添えて食べると、また違ったおいしさが楽しめます!忙しいときでも簡単に作れるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
材料(2人前)
- 鶏もも肉・・・300g
- 塩・・・小さじ1/3
- 粗挽き黒こしょう・・・小さじ1/3
- じゃがいも (150g)・・・1個
- オリーブオイル・・・小さじ2
-----添え物-----
- クレソン・・・10g
- 粒マスタード・・・大さじ1
作り方
準備.じゃがいもは芽を取り除いておきます。
1.じゃがいもは皮付きのまま半分に切ります。
2.鶏もも肉の両面に塩、粗挽き黒こしょうをまんべんなくまぶします。
3.強火で熱したフライパンにオリーブオイルをひき、1、2を入れ、鶏もも肉の両面に焼き色がついたら弱火にして皮目を下にして、キッチンペーパーで余分な脂を拭き取りながら火が通るまで20分程度焼き、火から下ろします。
4.クレソンと粒マスタードを添えた器に盛りつけ、出来上がりです。
4.コンビーフで簡単リエット
豚肉で作るリエットを、コンビーフで簡単にアレンジしました。塩気のあるコンビーフと滑らかなクリームチーズの組み合わせが、フランスパンとよく合いおいしいですよ!食欲をそそるニンニクや黒こしょうのスパイシーな風味が、後引く味わいです。サラダを添えて休日のブランチに、また白ワインやビールとの相性もいいのでおつまみとしてもおすすめですよ。
材料(2人前)
- コンビーフ・・・80g
- クリームチーズ・・・40g
- 玉ねぎ・・・30g
- (A)すりおろしニンニク・・・小さじ1/4
- (A)黒こしょう・・・小さじ1/4
- フランスパン・・・1/4本
- ベビーリーフ・・・10g
- ピンクペッパー・・・適量
作り方
準備.クリームチーズは常温に戻しておきます。
1.フランスパンは薄くスライスします。
2.玉ねぎはみじん切りにして、耐熱ボウルに入れラップをして、500Wの電子レンジで1分加熱します。
3.別のボウルにコンビーフを入れフォークでほぐし、2、クリームチーズを加え混ぜ合わせます。
4.(A)を加え混ぜ合わせ、落としラップをして冷蔵庫で30分ほど冷やします。
5.器に盛り付け、1、ベビーリーフ、ピンクペッパーを添えて完成です。
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。
5.たっぷりチーズでとろーりアリゴ
フランス中南部の郷土料理「アリゴ」のご紹介です。なめらかに潰したじゃがいもにたっぷりのチーズと生クリームを加えて、クリーミーに仕上げました。フランスパンにのせるのはもちろん、野菜やお肉をディップして食べるのもおすすめですよ!香りのよいニンニクと黒こしょうの風味がアクセントになり、手が止まらなくなるおいしさです。
材料(4人前)
- じゃがいも (計300g)・・・2個
- 生クリーム・・・80ml
- モッツァレラチーズ・・・100g
- ピザ用チーズ・・・200g
- ニンニク・・・1片
- 塩・・・ひとつまみ
- 黒こしょう・・・少々
- 有塩バター・・・20g
-----トッピング-----
- 黒こしょう・・・適量
- フランスパン・・・4切れ
作り方
準備.じゃがいもは芽を取り除き、皮をむいておきます。
1.ニンニクはみじん切りにします。
2.モッツァレラチーズは粗みじん切りにします。
3.じゃがいもを一口大に切ったら、耐熱ボウルに入れラップをし、600Wの電子レンジで5分加熱します。マッシャーで潰します。
4.なめらかになったら、生クリームを2回に分けて加え、全体がなじむまで混ぜ合わせます。
5.中火にかけたフライパンに有塩バターを入れ、溶けたら1を入れます。香りが立ったら2、ピザ用チーズを入れ、木ベラでかき混ぜます。
6.全体が溶け混ざったら弱火にし、4を3回に分けて加え、その都度よく混ぜます。塩、黒こしょうを加え味を調えたら火からおろします。
7.器に入れ、黒こしょうをふり、フランスパンを添えたら完成です。
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。
意外と簡単!自宅でフレンチを楽しもう
いかがでしたか。おうちで簡単に作れるフレンチのレシピをご紹介しました。ちょっとハードルが高いイメージのあるフレンチですが、思ったよりも手軽に作れることに驚かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここで紹介したレシピを参考に、ご自宅でもっと気軽にフレンチを楽しんでみてくださいね。
※20歳未満の飲酒はやめましょう。