お好み焼きのおすすめ具材31種類！定番や変わり種の具材、レシピもご紹介！

お好み焼きは簡単に作れる手軽な料理でありながら、とても美味しくて人気がありますよね。今回は、お好み焼きの具材を、定番ものとから変わり種まで合わせて31種類紹介します。お家で作れるおすすめレシピも紹介するので、お好み焼きパーティーや冷蔵庫の残り物を活用したいときなどにアレンジの参考にしてみてください。

お好み焼きとは、小麦粉と卵を混ぜた生地にキャベツなどの野菜や肉類、魚介類など、その名前のとおりお好みの具材を入れて焼いた料理です。お好み焼きには、大きく分けると大阪を中心とした関西風と広島風のものがあります。

戦前から駄菓子屋さんで売られていた「もんじゃ焼き」から派生した「どんどん焼き」にソースを塗ったものが「一銭洋食」と呼ばれ、子どもたちを中心に人気となっていました。戦後、食べ物が少ない中で、この「一銭洋食」を大人向けに提供する店が出てくるようになり、その過程で豚肉やどをのせたものを「お好み焼き」と呼ぶようになりました。これがお好み焼きの歴史です。

それでは早速、今回のテーマであるお好み焼きに入れる定番の具材からご紹介します。

お好み焼きの定番の具材としてかかせない肉といえば、豚バラ肉。豚肉の脂によってコクとジューシーさが生まれ、旨味が生地全体に広がります。

海鮮類の中では、イカがよく使われます。焼いたときの香りや風味、特有の食感は食欲をそそられますよね。生のイカが手に入らないときは、イカ天や冷凍のイカでも代用できます

タコは、たこ焼きにも使われているように、同じ粉ものであるお好み焼きにも間違いなくよく合います。ゴロゴロとカットしたタコを具材にすれば。噛むごとに旨味が広がり、満足度の高いお好み焼きに仕上がりますよ。

上記でご紹介したイカのほか、エビやあさりなども入っているシーフドミックスは、海鮮お好み焼きを作るときにおすすめの具材！手軽に使えて旨味も増すので、準備しておくと便利ですよ！

キャベツは必ずと言っていいほどお好み焼きに入っている、なくてはならない食材の一つです。食感や甘みが加わるのはもちろん、かさ増しにもなります。キャベツを大量消費したいときはお好み焼きにするのがおすすめですよ！

長芋はすりおろして加えると生地がふんわりとして、柔やわらかい食感に仕上がります。すりおろしだけでなく、角切りにして加えて食感を残すのもおすすめです。

ねぎは細かく刻んで生地に混ぜ込んだり、焼きあがったお好み焼きのうえにトッピングして楽しめます。ソース以外にしょうゆやポン酢とも相性がよいく、定番の具材です。

カリカリサクサク食感の天かすも混ぜ込むのはお好み焼きの定番の具材！地域によっては「揚げ玉」とも呼ばれています。ボリュームアップと生地にコクが出て、焼きあがりをカリッとさせる効果があります。

お好み焼きには欠かせないトッピングの王道といえば、やはりかつお節ではないでしょうか。！かつお節には旨味成分が多く含まれているため、仕上げにトッピングすることで風味が増し、お好み焼きの味わいがグッとアップします。

青のりもかつお節と同じく定番のトッピングです。青のり特有の香りがプラスされるだけでなくと、鮮やかな緑色がソースなどで茶色くなりがちなお好み焼きに彩りを与えてくれます。視覚的にも食欲をそそられるお好み焼きができあがりますよ！

赤い紅しょうがをお好み焼きにのせると一気に見た目が華やかになります。甘酸っぱい味わいがよいアクセントになり、箸が止まらなくなりますよ！生地の中に混ぜ込んでから焼いてもおいしいので、試してみてくださいね。

続いては、お好み焼きの具材によく使われる人気の食材をご紹介します。

コクと旨味たっぷりのチーズは、大人にも子供にも喜ばれる人気の食材！とけたチーズの濃厚な味わいと香りは、豚肉とも海鮮とも相性がよいので、そんなお好み焼きにも使えます。定番はピザ用チーズですが、チェダーチーズやカマンベールチーズ、クリームチーズなどを使うのもおすすめですよ。

ピリッと辛いキムチはアクセントをつけたいときにおすすめです。辛味や酸味だけでなく、旨味もあるので、お好み焼きの味わいに深みが生まれますよ。また、お酒にもよく合う、おつまみにぴったりなお好み焼きを作れます。入れる量を調節して、お好みの辛さで楽しんでくださいね。

角切りにカットした餅を生地に混ぜ込んで焼くと、食感がモチモチしてボリュームもアップします。満足度の高いお好み焼きを作りたいときに加えてみてくださいね。

次は、お好み焼きに入れる変わり種の具材をご紹介します。まずは肉類の具材から見てみましょう。

地域やお店によってはお好み焼きの具材に牛すじを使うところもあります。ネギとの相性も抜群で、やみつきになること間違いありませんよ！下処理が必要ではありますが、旨味たっぷりでコク深い味わいのお好み焼きに仕上がるので、牛すじが手に入ったらチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

ハムやベーコンをお好み焼きの具材に使ってみましょう。旨味が強く、キャベツや卵と相性のよい食材なので、お好み焼きの具材にぴったりですよ！ハムやベーコンは塩気が強いので、野菜を多めに入れて作ったり、ソースなどの量を調整するのがおすすめです。豚肉がないときの代用としても使えるので、覚えておくと便利ですよ！

ハムやベーコンと同様に、子どもにも人気のソーセージを使ったお好み焼きもおすすめです。薄くスライスしたものを生地にのせて焼いたり、小さく刻んで生地に混ぜ込むなど、さまざまな使い方ができます。チーズなどと組み合わせれば、絶品のお好み焼きが完成しますよ！

続いては、野菜の変わり種具材をご紹介します。食感や味わいに変化を出したいときにおすすめですよ！

じゃがいもをすりおろして生地に入れるともちもちとした食感に仕上がります。また、薄切りにしたり千切りにしたじゃがいもを生地に混ぜて焼くと、ホクホクした食感を楽しめますよ！ぜひ試してみてくださいね。

お好み焼きの生地にニラを混ぜ込むと、チヂミのような一品に！風味豊かなニラを具材に加えることで、いつものお好み焼きとはひと味違う味わいを楽しめます。キムチや海鮮と組み合わせれば、よりチヂミ風の一品ができあがりますよ。

プチッとした食感と甘みが魅力のとうもろこしを具材にすれば、子どもが喜ぶお好み焼きができあがります。いつものお好み焼きに加えるのはもちろん、バターをのせて洋風にアレンジするのもおすすめですよ！

ゴロっと大きめにカットしたトマトをお好み焼きの具材にしてみませんか？意外に思えるかもしれませんが、実はお好み焼きと相性がいいんですよ！ジューシーで酸味のあるトマトを使うことで、さっぱりとした味わいのお好み焼きに仕上がります。チーズやマヨネーズとの組み合わせたり、ベーコンやハーブなどを合わせてイタリア風の味わいに仕上げるのもおすすめです。

キャベツの代わり白菜を使うと、とろっとした食感でやさしい味わいのお好み焼きに仕上がります。白菜は水分が多い野菜なので、ざく切りにした後、塩をふってしばらく置き水気を切ってから使うのがおいしく作るポイントです。この下処理を行うことで、お好み焼きが水っぽくなるのを防げますよ。

お好み焼きは読んで字のごとく、お好きなものを入れて楽しめる料理です。定番ではないけど間違いなくおいしい具材や意外性のあるものまでピックアップしているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ごはんのお供でおなじみの納豆は、粉ものとも相性のよい食材です。納豆は肉とも海鮮とも合わせやすいのも魅力！いつものお好み焼きに納豆を加えるだけで、ひと味もふた味も違うお好み焼きが完成します。同じ発酵食品のキムチやチーズともよく合いますよ！ソースをだし醤油に変えたり、ポン酢をつけていただくのもおすすめです。

お手軽かつ便利なツナ缶は常備しているご家庭も多いですよね。旨味が凝縮されているので、相性のよいキャベツとツナを具材にするだけでもおいしいお好み焼きができあがりますよ！手間をかけずにお好み焼きを作りたいときに試してみてはいかがでしょうか。

おでんの具材で定番のはんぺんを、お好み焼きに入れるとふわふわとした食感に仕上がります。具材として使うのはもちろん、小さく手でちぎって生地に入れれば、つなぎとしても活躍してくれますよ！

濃厚な味わいのアボカド。サラダなどにしてそのまま食べることが多いかもしれませんが、お好み焼きの具材にするのもおすすめです。アボカドのまろやかさがほかの具材とも絶妙にマッチして、おいしくいただけますよ。薄くスライスしたら生地の上にならべるようにして焼くほか、潰して生地に混ぜ込むなど、お好みでお楽しみください。

一般的にお好み焼きはご家庭だとサラダ油などを使って焼くことが多いと思いますが、バターに変えると風味が増し、また違った味わいを楽しめます。先ほどご紹介したじゃがいもやとうもろこし、などを入れたものと組み合わせると絶品ですよ！シンプルな具材で作るときにおすすめです。

白身魚のすり身から作られるカニカマ。お好み焼きの具材にすることで旨味が増し、おいしいお好み焼きに仕上がりますよ！細く手で割いて生地に入れるとカニカマの赤が映えて、見た目もよくなります。

九州地方で昔から親しまれている高菜漬け。チャーハンなど、ご飯と合わせることが多い食品ですが、お好み焼きの具材としても使えます。シャキシャキした食感がプラスされ、少量加えるだけでもアクセントになりますよ。

続いても漬物の具材です。ポリポリとした食感が心地よいたくあんをお好み焼きに入れてみたはいかがでしょうか。食感がアクセントになって、食べ飽きないおいしさに仕上がりますよ。ちなみに静岡県のご当地グルメである「遠州焼き」には、お好み焼き生地紅しょうが、ねぎ、そして角切りのたくあんがたっぷり入っています。おうちでお好み焼きを作るときにぜひ入れてみてくださいね。

生地の上にのせたり、生地と豚肉などの間に挟んだりして、麺を加えて焼いたお好み焼きは、「広島焼」や「モダン焼き」と呼ばれますが、生地のなかに刻んだ麺を加えて作る方法もあります。ボリュームたっぷりで大満足です。

最後にお好み焼きのおすすめレシピをご紹介します。おうちにある材料で簡単に作れるお好み焼きのレシピを集めました。鉄板やホットプレートがなくてもフライパンで気軽に作れますよ！具材の組合わせを楽しみながら、お好み焼きを作ってみましょう。

定番の豚バラ肉とキャベツに、長芋のすりおろしを加えたお好み焼きです。もちもちした食感で食べ応えがあり、やみつきになるおいしさ！紅生姜とあげ玉も入った定番のお好み焼きです。ぜひ作ってみてくださいね

生地だけでなく、トッピングにもチーズを使ったレシピをご紹介します。チーズ以外の具材はキャベツだけととってもシンプルですが、そのおかげでチーズのコクやキャベツの甘みをがしっかりと感じられますよ。節約メニューとして覚えておくと便利な一品です。

角切りにした切り餅とチーズを生地の中に加えて、ボリューム満点のお好み焼きに仕上げました。いつものお好み焼きに餅とチーズを加えるだけですが、食べ応え抜群で、しっかりとお腹が満たされますよ！お正月のお餅が余ったときにもおすすめです。

はんぺんを手でちぎって生地の中に混ぜて焼くと、ふわふわに仕上がります。山芋をすりおろすのは少し手間がかかりますが、このレシピでははんぺんを入れるだけなのでお手軽です！ぜひ試してみてくださいね。

薄力粉もお好み焼き粉もないけど、お好み焼きが食べたい！そんなときはうどんを使ってお好み焼きを作ってみませんか？うどんはそのまま他の具材と混ぜるだけなのでとても簡単に作れるうれしいレシピです。食べやすいサイズにカットすればおつまみにもぴったりな一品に！覚えておくと重宝しますよ。

今回はお好み焼きの具材について、定番から変わり種までご紹介しました。意外と試したことのない具材が発見できたかも知れませんね。お手軽に作れるレシピを参考にしながら、さまざまな具材でお好み焼きのアレンジを楽しんでくださいね。