レモンの保存方法とは？レモンの洗い方から冷蔵、冷凍別の保存方法も徹底解説！

爽やかな香りとキュッとした酸味が魅力の「レモン」。料理やお菓子作り、ドリンクなど幅広く使える果物ですが、一度に使い切れず余ってしまうこともありますよね。実はレモンは、香りが飛びやすく、常温では風味や見た目が損なわれやすい繊細な果物なんです。この記事では、レモンをおいしく長持ちさせるための冷蔵・冷凍保存のポイントを詳しく解説します。すぐに使わない場合や使いかけのレモンでも、ひと工夫で風味をしっかりキープできますよ。さらに、レモンを使ったおすすめレシピもご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね！

レモンを皮ごと使いたいときは、「農薬」や「ワックス」の有無を必ず確認しましょう。国産レモンでも使用されている場合があるため、使い方に合わせて正しく洗浄することが大切です。

農薬・ワックス不使用の国産レモンは皮まで安心して食べられますが、軽くこすりながら水洗いしてから使いましょう。農薬やワックスを使用している国産レモンを皮ごと使いたい場合は、次のような下処理を行うと安心です。

①塩大さじ1に少量の水を加える（洗うレモンの個数に合わせて、塩の分量を調整しましょう）

②レモンの皮を傷つけないように注意しながら丁寧に洗う

③熱湯にさっとくぐらせたあと、冷水で洗い流す

①ボウルに水を張り、重曹大さじ1を加える
②レモンを1分ほど浸ける
③スポンジなどで皮をよくこすり洗いし、水でしっかり流す

皮ごとや、皮を保存する前にひと手間かけることで、レモンを皮ごと安心して使えます。スライスしてドリンクに浮かべたり、皮をすりおろして料理やお菓子に使ったり、風味をまるごと楽しみましょう！

レモンを丸ごと保存する場合の方法について解説します。レモンがたくさん手に入って使い切れないときなどは冷凍することもできますよ。それでは冷蔵、冷凍別の保存方法をみていきましょう。

①レモンを1個ずつラップや新聞紙で包む
②ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存する

🌟管理栄養士からのコメント🌟
乾燥を防ぐために1個ずつラップや新聞紙で包みましょう。

①レモンをよく洗って水気を拭き取る
②1個ずつラップに包んでジッパー付きの冷凍用保存袋に入れる
③空気を抜いて冷凍庫で保存する

🌟管理栄養士からのコメント🌟
冷凍したレモンを使うときは常温に30分ほど置いておけば包丁で切ることも可能です。皮ごとすりおろして、薬味やトッピングとして使うのもおすすめですよ。

レモンは一度に使う量が少ないことが多いので、中途半端に余ってしまうこともありますよね。続いては、カットした使いかけの状態のレモンを保存するポイントについてご紹介します。すぐに使い切れない場合は、カットした後でも可能な冷凍保存がおすすめですよ。

①カットしたレモンの切り口をラップでしっかりと包む

②保存容器に入れて冷蔵庫で保存

🌟管理栄養士からのコメント🌟
切り口が乾燥しないようぴっちりラップをして、早めに使いましょう。

①カットしたレモンをラップで包む
②冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存する

🌟管理栄養士からのコメント🌟
カットしたレモンをバットの上に重ならないように並べて冷凍庫で凍らせてから、冷凍用保存袋に移して保存するという方法もあります。10～15分ほど常温に置いておけば果汁を絞れる状態になりますよ。

レモンは果肉だけでなく、果汁や皮も使える万能な食材です。無駄なく使い切るためにも、果汁や皮の保存方法も覚えておきましょう！まずは果汁の保存方法をご紹介します。

①製氷皿などに絞った果汁を入れる
②冷凍庫で保存する

🌟管理栄養士からのコメント🌟
絞った果汁を保存する場合は、製氷皿を活用して冷凍保存するのがおすすめ！使いたいときに必要な分だけ取り出せるので便利ですよ。

果汁を絞った後も有効活用できる「皮」も上手に保存しましょう。お菓子作りで使用したり、料理のアクセントに加えるのもおすすめです。

①細かく刻んだり、すりおろした皮をラップで包む
②冷蔵庫の野菜室、もしくは冷凍庫で保存する

ここからはレモンを使ったおすすめレシピをご紹介します。レモンが香るねぎ塩チキンなどのお料理から、さまざまな用途で使えるレモンのはちみつ漬け、爽やかな風味のレモンケーキなどのスイーツまで幅広くピックアップしました。ぜひ気になるレシピをお試しくださいね。

さっぱりおいしい、ねぎ塩レモンチキンをご紹介します。ジューシーな鶏もも肉にレモンの爽やかな酸味がよく合い、お箸がすすみますよ。シンプルな塩味ですが、長ねぎの風味とピリッと辛い粗挽き黒こしょうもアクセントになり、飽きのこないおいしさに仕上がっています。

レモンガーリック風味が食欲をそそる、豚バラ肉レンジ蒸しはいかがでしょうか。旨味たっぷりの豚バラ肉とレモンの酸味のバランスがよく、とてもおいしいですよ。材料を重ねて電子レンジで加熱するだけで簡単に作れるので、忙しい日のメインおかずにおすすめの一品です。

レモンが香る、タラのバターソテーのレシピです。淡白な味わいのタラを、レモンとバターを効かせて風味豊かに仕上げました。レモン汁は最後に加えることで、香りが飛ばずに爽やかな味わいになりますよ。簡単にレストランのような一品が作るのでぜひお試しくださいね。

材料2つで簡単！レモンのはちみつ漬けを作ってみませんか？はちみつのコクのあるやさしい甘みが、レモンの爽やかな酸味を引き立てます。そのまま食べるのはもちろん、紅茶に加えたり、ヨーグルトやアイスにトッピングしたり、炭酸水で割ったりと活用してみてくださいね。

ホットケーキミックスで作るレモンケーキのご紹介です。生地にすりおろしたレモンの皮とレモン汁を加えることで、風味よく仕上がりますよ。ホットケーキミックスを使った失敗しにくいレシピなので、お菓子作り初心者の方にも気軽にお試しいただけます。

レモンをたっぷりと使った、爽やかなレアチーズケーキです。生地にはレモン果汁と皮を混ぜ込み、仕上げにレモンのはちみつ漬けを飾って華やかな一品に。生地に加える生クリームは泡立てることでふんわりとした食感に仕上がりますよ。おもてなしにいかがでしょうか。

レモンの爽やかな風味を損なわないためには、正しい方法で保存することが大切です。すぐに使わない場合や、使いかけのレモンが余ってしまったときは冷凍も上手に活用してみましょう。ご紹介したレシピも参考にしていただき、レモンのフレッシュな香りを楽しんでみてくださいね。