韓国料理の中でも人気の高い「チャプチェ」。濃いめで甘辛い味わいなので、おかずやおつまみに大活躍してくれます。そんなチャプチェをさまざまなアレンジで楽しんでみませんか?
人気の韓国料理!ひと工夫でおいしい“チャプチェのアレンジ”レシピ5選

そこで今回は、いつもの味にひと工夫して作る、チャプチェのアレンジレシピをご紹介します。食べ応えのあるささみのチャプチェや食感が楽しい切り干し大根のチャプチェ風、レモン風味が新鮮なさっぱりしらたき塩チャプチェなどのレシピをピックアップしました!ぜひチェックしてくださいね。
1.ささみのチャプチェ
マイルドな辛さが食べやすい!ささみのチャプチェのレシピをご紹介します。鶏ささみやにんじん、きくらげを具材にし、春雨と一緒に鶏ガラスープの素やケチャップで味つけしました。ケチャップやみりんを使っているので、辛みの中にも甘さのある味わいが絶品!何種類も具材が入ってボリューム満点なので、満足度も高い一品です。ぜひ試してみてくださいね。
材料(2人前)
- 鶏ささみ・・・150g
- 緑豆春雨 (戻したもの)・・160g
- ニラ・・・20g
- にんじん・・・1/3本
- きくらげ (戻したもの)・・・15g
- 水・・・50ml
- (A)しょうゆ・・・小さじ2
- (A)料理酒・・・小さじ2
- (A)みりん・・小さじ2
- (A)鶏ガラスープの素・・・小さじ2
- (A)ケチャップ・・・小さじ1
- (B)白いりごま・・・小さじ1
- (B)ラー油・・・小さじ1
- ごま油・・・小さじ2
作り方**
準備.にんじんは皮をむいておきます。 鶏ささみは筋を取り除いておきます。
1.緑豆春雨は5cm幅に切ります。
2.ニラは5cm幅に切ります。
3.にんじんは5mm幅に切ります。
4.きくらげは5mm幅に切ります。
5.鶏ささみは1cm幅の斜め切りにします。
6.フライパンにごま油を中火で熱し、5と3を入れ、鶏ささみの色が変わるまで炒めます。
7.1、4、水、(A)を加え、汁気がなくなるまで中火で炒めます。
8.2を加えて中火で炒め、ニラがしんなりしたら火を止めます。
9.(B)を加えて混ぜ合わせ、お皿に盛り付けて完成です。
2.牛丼の具リメイク つるつるチャプチェ
市販の牛丼の具を使ったアレンジレシピ「つるつるチャプチェ」を作ってみましょう!市販の牛丼の具のほかに、玉ねぎやにんじん、ニラを韓国の春雨「タンミョン」と一緒に炒め合わせました。牛丼の具の旨味がタンミョンにしっかり絡み、やみつきになるおいしさ!手軽においしく味が決まるので、どなたでも簡単にお作りいただけますよ。タンミョンは、春雨に代えてもおいしいので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
材料(2人前)
- タンミョン・・・40g
- お湯 (ゆで用)・・・適量
- 市販の牛丼の具・・・150g
- 玉ねぎ・・・50g
- ニラ・・・40g
- にんじん・・・40g
- (A)コチュジャン・・・小さじ2
- (A)しょうゆ・・・小さじ1
- (A)すりおろしニンニク・・・小さじ1
- ごま油・・・小さじ2
作り方
準備.にんじんは皮をむいておきます。
1.玉ねぎは薄切りにします。ニラは3cm幅に切ります。にんじんは細切りにします。
2.鍋にお湯を沸騰させ、タンミョンをパッケージの表記通りゆで、水切りをします。
3.中火で熱したフライパンにごま油をひき、1を入れて炒め、玉ねぎがしんなりしたら市販の牛丼の具、2、(A)を入れます。
4.中火のまま炒め合わせ、全体に味がなじんだら火から下ろします。
5.器に盛り付けて完成です。
3.切り干し大根のチャプチェ風
切り干し大根をチャプチェの麺に見立てて作る、切り干し大根のチャプチェ風はいかがですか?炒めた切り干し大根や豚バラ肉に、千切りにした薄焼き卵を加え炒め合わせました。豚バラ肉の旨味と鶏ガラスープの素を使った味つけがとてもおいしいですよ。切り干し大根のシャキシャキ食感がクセになること間違いなし!しいたけをキクラゲに、ニラをピーマンに変えると食感が楽しくなりますよ。ぜひ作ってみてくださいね。
材料(2人前)
- 豚バラ肉 (スライス)・・・60g
-----下味-----
- 料理酒・・・小さじ2
- 塩・・・ひとつまみ
- 黒こしょう・・・ひとつまみ
- 切り干し大根 (乾燥)・・・30g
- 水 (戻す用)・・・適量
- にんじん・・・30g
- しいたけ・・・2個
- ニラ・・・30g
-----薄焼き卵-----
- 卵・・・1個
- 料理酒・・・小さじ1
- 塩・・・少々
- サラダ油・・・小さじ1
-----合わせ調味料-----
- 水・・・大さじ2
- 鶏ガラスープの素・・・小さじ1
- 砂糖・・・小さじ1
- 塩・・・少々
- 黒こしょう・・・少々
- ごま油・・・大さじ2
作り方
準備.切り干し大根はさっと洗っておきます。にんじんは皮を剥いておきます。しいたけは軸を取り除いておきます。
1.切り干し大根は水に20分程度つけて戻し、水気を切ります。
2.にんじんは千切りに、しいたけは薄切りにします。ニラは長さ5cmに切ります。
3.豚バラ肉は2cm幅に切り、ボウルに入れて下味の調味料につけます。
4.ボウルに卵、料理酒、塩を入れて、ほぐします。
5.フライパンにサラダ油をひき、4を流し入れて弱火で両面焼きます。粗熱がとれたら千切りにします。
6.ボウルに合わせ調味料を入れて混ぜ合わせます。
7.同じフライパンにごま油をひき、3を入れて中火で色が変わるまで焼きます。
8.2のにんじん、水気を切った1を加えてさらに中火で2分程度炒めます。
9.2のしいたけ、ニラを加えてさら2分程度炒め、5、6を加えて全体に馴染むまで炒めます。
10.器に盛り付けて出来上がりです。
4.さっぱりしらたき塩チャプチェ
レモンの風味を効かせてさっぱり仕上げた、塩チャプチェをご紹介します。牛こま切れ肉や長ねぎ、しらたきを炒め合わせ調味料で味つけし、最後にレモンをのせました。鶏ガラスープの素を使った塩味とレモンの爽やかな風味が、後を引くほどのおいしさです。お好みできのこ類や玉ねぎ、赤パプリカなどを具材に追加してもおいしいですよ。しらたきを使うことで、手軽にお作りいただけます。
材料(2人前)*
- 牛こま切れ肉・・・150g
- しらたき・・・150g
- 長ねぎ・・・1本
- にんじん (50g)・・・1/3本
- ニラ・・・50g
- 豆もやし・・・50g
- (A)料理酒・・・大さじ1
- (A)鶏ガラスープの素・・・小さじ2
- (A)レモン汁・・・小さじ1
- (A)塩・・小さじ1/3
- (A)粗挽き黒こしょう・・・ひとつまみ
- ごま油・・・大さじ1
- レモン (スライス)・・・1枚
- 糸唐辛子・・・適量
作り方
準備.しらたきはパッケージの表記に従ってアク抜きをし、水気を切っておきます。にんじんは皮をむいておきます。
1.ニラは5cm幅に切ります。
2.長ねぎは根元と青い部分を切り落とし、1cm幅の斜め切りにします。にんじんは千切りにします。
3.しらたきは10cmほどの長さに切ります。
4.中火で熱したフライパンにごま油をひき、牛こま切れ肉を入れて炒め、色が変わって火が通ったら2、豆もやしを加えてさらに炒めます。
5.にんじんがしんなりしたら中火のまましらたき、(A)を入れ、全体になじんだら1を入れてさっと炒め合わせ、火から下ろします。
6.器に盛り、レモンを添え、糸唐辛子をのせて完成です。
5.ピリ辛 くずきりチャプチェ
濃厚な味わいにやみつき必至!くずきりで作る、ピリ辛チャプチェのレシピです。豚こま切れ肉やナス、にんじんなどを具材にし、しょうゆやコチュジャンなどの調味料と一緒に炒め合わせました。くずきりのツルツルな食感に、具材もたっぷり入って食べ応え満点!コチュジャンの効いたピリ辛味で、ごはんもどんどん進みますよ。チャプチェの濃いめの味つけがくずきりと相性がよいので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
材料(2人前)
- くずきり・・・50g
- お湯 (茹で用)・・・1000ml
- 豚こま切れ肉・・・100g
- ナス・・・1本
- 長ねぎ・・・1/3本
- にんじん・・・1/3本
-----調味料-----
- しょうゆ・・・大さじ1.5
- 白いりごま・・・大さじ1
- 料理酒・・・大さじ1
- コチュジャン・・・小さじ2
- 砂糖・・・小さじ2
- (A)鷹の爪輪切り・・・小さじ1
- (A)すりおろしニンニク・・・小さじ1/2
- (A)すりおろし生姜・・・小さじ1/2
- ごま油・・・大さじ1
作り方
準備.にんじんは皮を剥いておきます。
1.ナスはヘタを切り落し、縦半分に切ってから5mm幅の斜め薄切りにします。にんじんは細切りにします。長ねぎは斜め薄切りにします。
2.ボウルに調味料の材料を入れ、よく混ぜ合わせます。
3.鍋にお湯を沸かし、くずきりをパッケージの表記時間より1分短く茹で、湯切りします。
4.中火に熱したフライパンにごま油を入れ、(A)と豚こま切れ肉を炒めます。豚こま切れ肉の色が変わったら、1を加え、更に炒めます。
5.ナスがしんなりしてきたら、2と3を加え、中火で炒めます。汁気がなくなったら火から下ろします。
6.お皿に盛り付けて完成です。
いろいろアレンジでチャプチェを楽しもう!
いかがでしたか?人気の韓国料理、チャプチェのアレンジレシピをご紹介しました。具材を変えたり、合わせる調味料を変えたりとほんの少し工夫することで、いろいろな味わいのチャプチェがお楽しみいただけます。今回ご紹介したレシピは、どれも手軽にお作りいただけるレシピばかり!ぜひ献立に悩んだときなどに、参考にしてみてくださいね。
※20歳未満の飲酒はやめましょう。