昆布にはいろいろな種類があり、代表的なものは真昆布、羅臼昆布、利尻昆布、日高昆布の4種類です。真昆布や羅臼昆布は上品でコクのあるダシが取れるので、お吸い物など昆布の旨味を活かした料理に向きます。その分値段も高価なので、主に飲食店で使われることが多いです。それに対して日高昆布は柔らかく煮物にも向き、値段もリーズナブルなのでご家庭でも使いやすいですよ。料理やシーンに合わせて、昆布を選ぶときの参考にしてみてくださいね。
ダシだけじゃない!バリエーション豊富な昆布の活用レシピ5選

- 目次
- 昆布には種類がある
- 料理にも大活躍の昆布
- めんつゆで簡単!旨味たっぷりの松前漬け
- 一気に高級感のある味わいに!タイの昆布締め
- 塩麹でお手軽に!べったら漬け
- 春に作りたい!春キャベツの浅漬け
- お肉とも相性抜群!豚ひき肉の昆布巻き
- 昆布を毎日の食材に取り入れよう!
昆布には種類がある
料理にも大活躍の昆布
昆布はダシを取るだけではなく、いろいろな料理にも大活躍する食材です。シャキシャキとした食感を活かして漬物や炒め物にしたり、お刺身を昆布締めにして旨味をプラスしたり、お肉と一緒に煮たりと、非常にバラエティ豊かです。昆布を使った料理はどのようなものがあるのでしょうか?さっそくレシピをチェックしてみましょう!
めんつゆで簡単!旨味たっぷりの松前漬け
まず最初にご紹介するのは、昆布、するめ、切り干し大根、にんじんで作る、家庭的な味わいの松前漬けです。めんつゆを使うことで塩辛くなりすぎず、味も決まりやすいですよ。昆布とするめの旨味が切り干し大根とにんじんにしっかりと染みわたり、ごはんのお供にぴったり。数の子を入れて贅沢に仕上げたり、柚子七味を加えて香り豊かにしたりと、お好みのアレンジも楽しみましょう。
一気に高級感のある味わいに!タイの昆布締め
ご家庭で作るのは難しそうなタイの昆布締めも、レシピ動画を見てみると作り方はとても簡単です。タイのお刺身に軽く塩をふり、昆布で挟んで3時間ほど冷蔵庫で寝かせるだけで完成!昆布がタイの余分な水分を吸ってねっとりとした食感になり、旨味と塩気も加わるので、一気に高級感のある味わいになりますよ。お刺身はタイの他にも、ヒラメやスズキなど他の白身魚で作っても美味しくお作りいただけます。
塩麹でお手軽に!べったら漬け
漬物に旨味をプラスしたいときに、昆布はとても重宝します。こちらは塩漬けした大根と塩麹、こんぶ、砂糖をジップ付き保存袋に入れて漬けるだけの、あっさりとした味わいのべったら漬けのレシピです。甘くカリカリとした食感が、ご飯のお供や箸休めにぴったり。いつもとは一味違った漬物が食べたいときに、ぜひ作ってみてくださいね。
春に作りたい!春キャベツの浅漬け
続いて、更にお手軽なお漬物、春キャベツの浅漬けのご紹介です。甘みがあって柔らかい春キャベツは、浅漬けにぴったりの野菜です。細かく切った昆布から出たダシがキャベツに染みて、とってもおいしいですよ。さっぱりとしたシンプルな味わいは、箸休めにおすすめです。
お肉とも相性抜群!豚ひき肉の昆布巻き
最後にご紹介するのは、にしんや鮭の代わりに豚ひき肉を使った昆布巻きのレシピです。短時間で柔らかくなる早煮昆布で豚ひき肉を巻き、昆布ダシで煮てあっさりとした味わいに仕上げました。ボリュームがあり幅広い世代に愛される味わいなので、おせち料理やおもてなしの際にも喜ばれます。ダイコンなど他の野菜と一緒に煮たり、おでんの具材にしても美味しいですよ。
昆布を毎日の食材に取り入れよう!
いかがでしたか?昆布はダシを取る以外にも、いろいろな活用方法があるんですね。いつもは脇役の昆布ですが、使い方を覚えておくとレシピの幅が広がりますよ。今回ご紹介したレシピを参考に、昆布を毎日の食卓に取り入れてみてくださいね。