最終更新日
2023.3.30
和風のおやつに欠かせない!くずきりのバリエーションレシピ5選
くずきりとは?似た食材との違いは何?
そもそもくずきりとはくず粉からできています。くず粉とは、葛という植物の根を水で洗った後にでんぷん質を沈殿させ、水と分けて乾燥させたものを指します。春雨は緑豆やイモ類のでんぷんから作られたもの、ところてんや寒天は天草という海藻が原料です。それぞれの違いはもともとの原料にあったのですね。
くずきりは、くず粉を水で溶かして型に入れ、加熱して板状に固めたものを細長く切って作ります。つるんとした食感は冷たくしても温かくしてもおいしいですよね。特に黒蜜をかけた甘い和風デザートは定番といってもいいでしょう。
くずきりの発祥は、300年も続く老舗の和菓子店といわれています。和のおいしさが際立つくずきりは、そんな歴史の重みを感じさせる味わいなのですね。ここからは基本のくずきりの作り方や、おやつやメインディッシュでも使えるくずきりのバリエーションレシピを5つご紹介します。
自宅でお手軽に作ってみよう!基本の手作りくずきり
スーパーで購入するイメージのくずきり。くず粉を使って本格的なくずきりをご家庭でも作ってみませんか?くず粉はザルに入れてこすことで、ダマになりません。水で溶いた後にもう一度こすと、よりきれいなくずきりを作ることができます。手作りならではのつるんとおいしい食間はまさに絶品。お好みの大きさに切って食べられるのも嬉しいポイントですね。
オレンジ風味のくずきりでパーティの席でのデザートに!
こちらのレシピは基本のくずきりの作り方を押さえて、水の代わりにオレンジジュースを使ってくずきりを作ります。さわやかなオレンジの風味ときれいな色合いは、パーティーの席でもぴったりのデザートになります。オレンジジュースをぶどうや桃などに変えて作っても、いろいろバリエーションが楽しめますし、インスタ映えもばっちりです。
さわやかにレモンが香る!くずきりのエスニック風和えもの
ここからはくずきりを使ったレシピをチェックしてみましょう。こちらのレシピは、くずきりと三つ葉、かにかまを合わせるだけのお手軽な和えものです。ナンプラーのコクのある味わいと、レモンの酸味がマッチしてとてもおいしく仕上がりますよ。食欲のない時でも、つるんとした食感のくずきりであれば、無理なく食べられそうですよね。三つ葉をレタスやほうれん草などに変えても、彩りよくおいしく食べられます。ぜひお試しください。
くずきりのコシのある味わいがクセになる!中華風サラダ
中華風サラダは春雨で作ることが多いと思いますが、春雨を甘みのあるくずきりに変えるだけで、つるつるとコシのある味わいが楽しめます。ニンジンとかにかまのカラフルな色合いは食欲をそそります。しょうゆベースのドレッシングに、練りからしを入れるのがおいしさのポイントです。ピリッとした辛みも加わって、お酒のおつまみにも重宝しますよ。
くずきりを使ってボリュームたっぷりのメインディッシュに!
最後にご紹介するのは、くずきりを韓国料理の定番チャプチェに仕立てたアレンジレシピ。通常は春雨を使うチャプチェをくずきりに変えることで、さらにもちもちつるんとした食感が楽しめます。豚肉やナス、ニンジンなどをたっぷり加えるので、ボリュームも出て、メインディッシュとしても満足度の高いレシピです。ぜひお試しください。
くずきりのつるんとしたのど越しを楽しもう!
いかがでしたか?基本のくずきりの作り方から、サラダやおかずで楽しむ驚きのアレンジレシピまでご紹介しました。市販で手に入るくずきりも、自分で手作りして作ると格別においしいですよ。クラシルでは、今回ご紹介したレシピのほかにも、たくさんのレシピをそろえています。ぜひ参考にしてみてください。