お正月に飾る「鏡餅」。スーパーやホームセンターなどで手軽に買うことができるため、年末が近づくと必ず買うという方も多いはず。そんな鏡餅はいつからいつまで飾るのかをご存知ですか?今回は、鏡餅を飾る期間や場所について解説しますよ。簡単に作れる定番の餅レシピもご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
鏡餅はいつからいつまで飾る?どんな意味があるの?
鏡餅を飾るのはいつからいつまで?
鏡餅は新年に訪れる「年神様」を迎えるためにお供えするもので、丸く平たい餅は神が宿るとされた鏡を模しています。
飾り始めるのは、「正月事始め」である12月13日以降。末広がりで縁起のよい「八」がつく12月28日に飾るのがよいとされています。
そして、神様に供えた鏡餅を下げるのが「鏡開き」です。地域により異なりますが、鏡開きは1月11日が一般的です。飾った餅には年神様の魂が宿っており、それを食べることでご利益をいただくと考えられています。鏡餅は飾ったあとに食べることで意味のあるものになるんですね。
鏡餅はどこに飾るのが正解?
鏡餅を飾る場所は、神様が祭られている神棚や床の間が基本とされています。しかし現在はこれらがない家庭も増えており、玄関やリビング、大切な物の近くなどに飾られることが増えています。
飾ったあとはおいしく食べよう
鏡餅を飾るのは12月13日以降で、縁起が良くおすすめとされているのは12月28日、鏡開きは1月11日だということがわかりました。スーパーなどで販売されている鏡餅は、中に切り餅や丸餅が入っているものが多く、飾ったあとは焼き餅やおしるこなど、さまざまな方法で味わえるのが楽しみですよね。
定番の餅レシピをご紹介!
ここからは、餅を使ったおすすめレシピをご紹介します。今回は、フライパンで簡単に作れる磯辺焼きをピックアップしました。鏡開きのときにぜひ作ってみてくださいね。
簡単!フライパンで出来る磯辺焼き
餅の定番レシピ「磯辺焼き」をフライパンで作ってみましょう!フライパンで切り餅を焼きながら、砂糖としょうゆを合わせたタレをたっぷりと絡めました。甘じょっぱい味わいとのりの風味が相性抜群で、いくらでも食べられるおいしさですよ。ササッと作れるので、小腹がすいたときやおやつにもぴったりです。
材料(5個分)
- 切り餅・・・5個
- (A)砂糖・・・大さじ5
- (A)しょうゆ・・・大さじ4
- サラダ油・・・大さじ1
- のり (5×10cm)・・・5枚
作り方
1.中火で熱したフライパンにサラダ油をひき、切り餅を入れ焼きます。
2.焼き色が付いたら裏返し、蓋をして弱火で加熱します。
3.やわらかくなったら(A)を入れ、弱火のまま煮絡め、味がなじんだら火から下ろします。
4.のりを巻き、お皿に盛り付けて完成です。
鏡餅を飾ってよい年を迎えよう
今回は鏡餅にまつわる豆知識と、切り餅を使った定番の餅レシピをご紹介しました。鏡餅になじみがない方も、今年はおうちに飾って年神様を迎えてみては?ぜひご紹介したレシピも参考にして、飾ったあとのお餅もおいしく味わってくださいね。