最終更新日 2023.3.30

長ネギの“青い部分”は食べられる?栄養はあるの?【おすすめの活用方法とは】

長ネギの“青い部分”は食べられる?栄養はあるの?【おすすめの活用方法とは】

薬味や鍋もの、炒めものなどさまざまな料理に使える「長ねぎ」。白い部分を使う料理が多く、青い部分は捨ててしまっているという方も多いのでは?そこで今回は、意外と知られていない長ねぎの青い部分の魅力をご紹介します!おすすめの使い方や絶品レシピも必見ですよ。ぜひご覧くださいね。

長ねぎの青い部分は食べられる?

長ねぎの青い部分、スーパーによっては短く切られていることもあり、食べられない部分だと思っていた方もいるかもしれません。

しかし実は、白い部分と青い部分はどちらも葉で、すべて食べることができます!

色が違う理由は日の当たったところだけが青くなるから。白い部分は土に埋まっているので日が当たらず、青くならないんですよ。

白い部分にはない栄養素も!

ねぎ特有の辛味成分である「硫酸アリル」には高い抗酸化力や殺菌力があり、免疫力アップや風邪の予防、冷え性の予防や改善といった効果も期待できます。

さらに、長ねぎの青い部分には、抗酸化作用が期待できる「βカロテン」という栄養素が含まれています。βカロテンは体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜などの抵抗力を高める効果があります。

そのほかにもカルシウムやビタミン類など栄養素が数多く含まれているので、捨ててしまうのはもったいない部分なんですよ。

気になる味わいは?

青い部分と白い部分は同じ葉でありながら、味わいや食感が少し異なります。そこで、ここからは青い部分の味わいの特徴やおすすめの調理法をご紹介します。

■味わい

白い部分に比べて香りや辛味が強く、シャキッとしたかための食感が特徴です。加熱すると甘味も出てくるため、生でも加熱してもおいしく食べられますよ。

切っているとぬめりが出てきますが、これは「フルクタン」という長ねぎの成分によるもの。食物繊維のひとつで、免疫力を高めたり長ねぎの甘味を決める役割があります。

■調理法

長ねぎの風味や辛味が好きな方は、香りを活かして薬味として使うのがおすすめ!煮豚やゆで鶏などを作るときに青い部分を一緒に鍋に加えれば、臭み消しとしても活躍します。また、炒めものなどにプラスすれば鮮やかな緑色でぐっと彩りがよくなりますよ。

青い部分の活用レシピをチェック!

ここからは、長ねぎの青い部分の消費におすすめの絶品レシピをご紹介!旨味たっぷりなみそベースのたれが絡んだねぎみそをピックアップしました。毎日のごはんが楽しくなるおいしさなので、ぜひチェックしてみてくださいね。

長ねぎの青い部分大量消費 激旨ねぎ味噌

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ごはんのお供にぴったり!ねぎみそのご紹介です。切った長ねぎと生姜をフライパンでしんなりするまで炒めたら、かつお節やみそ、白いりごまなどを入れ炒め合わせるだけ!かつお節の旨味やみそのコクがマッチした甘めの味つけは、ごはんをかきこみたくなるおいしさ!長ねぎの青い部分が余ったときは、ぜひ試してみてくださいね。

材料(2人前)

  • 長ねぎの青い部分・・・200g
  • 生姜・・・20g
  • かつお節・・・5g
  • (A)みそ・・・大さじ2
  • (A)みりん・・・大さじ1
  • (A)砂糖・・・小さじ2
  • (A)白いりごま・・・小さじ1
  • ごま油・・・小さじ2

作り方

準備.生姜は皮をむいておきます。
1.長ねぎの青い部分は薄切りにします。生姜はみじん切りにします。
2.フライパンを中火で熱し、ごま油をひいて1を炒めます。
3.長ねぎの青い部分がしんなりしてきたら弱火にして、かつお節、(A)を加えて炒め、全体になじんだら火から下ろします。
4.器に盛り付けて完成です。

青い部分もおいしく食べ切ろう!

いかがでしたか。今回は長ねぎの青い部分の栄養素や使い方、おすすめレシピをご紹介しました。なじみのある白い部分とは違った魅力をもつ青い部分。どちらも上手に調理して余すことなく食べきりたいですね。ぜひレシピとあわせて参考にしてみてください!

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