2022.5.12

「板ゼラチン」と「粉ゼラチン」の違いは?代用はできるの?

「板ゼラチン」と「粉ゼラチン」は違うもの?

ゼラチンには「板ゼラチン」と「粉ゼラチン」がありますが、このふたつの違いをご存知ですか?基本的にご家庭向けのレシピは粉ゼラチンを使ったものが多く「板ゼラチンは使ったことがないから違いがよく分からない」という方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、それぞれの特徴や使い方について解説します。使い分けることでよりおいしく仕上がるおすすめのレシピも合わせてご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ゼラチンとは?

ゼラチンとは動物性たんぱく質の一種で、牛や豚の皮に含まれるコラーゲンから作られています。主にゼリーやムース、マシュマロなどを固めるときに使われており、お湯で溶かして冷やし固めることでプルンとした食感に仕上げることができます。また、融点が30℃前後と低く、体温で溶けるので口溶けがいいのも特徴です。

それぞれの特徴や向いている料理は?

板ゼラチンと粉ゼラチンの原材料や主成分は同じ「動物性たんぱく質」です。製造の工程で板状に固められたものが板ゼラチン、粉末にされたものが粉ゼラチンになります。「板ゼラチンと粉ゼラチンは、形だけが違うもの」と思われがちですが、実は使い方や仕上がりにも微妙な差があるんです。まずは、それぞれの違いについて解説します。

◆板ゼラチンとは?
板ゼラチンは、薄いシート状をしています。1枚の重量が約2gなので、キッチンスケールを使わなくても「1枚、2枚・・」と枚数で計量することができ、一度に多くの量を使うときや業務用に適しています。

使用する際は1枚ずつ氷水でふやかし、しっかりと水気を絞ってから温かい材料と合わせます。やや溶けにくいという難点はありますが、クセが少なく他の材料の味を邪魔しません。また、透明度が高くなめらかな舌触りに仕上がるので、やわらかいゼリーやムースを作るときに向いています。

◆粉ゼラチンとは?
粉ゼラチンは、細かい粉末状をしています。グラム単位で計量することができるので、ご家庭で少量ずつ使う場合に適しています。

使用する際は水でふやかして温めた液体に加えたり、液体が冷たい場合には、ふやかした粉ゼラチンを湯せんで溶かしてから加えます。少しクセがありますが、溶かしやすく固まる時間も短いので、お菓子作り初心者の方でも扱いやすいのが特徴です。また、プルンと弾力のある食感に仕上がるので、グミを作るときやゼラチンでプリンを固めるときなどに向いています。

♦︎顆粒ゼラチンとは?
板ゼラチンと粉ゼラチンのほかに「顆粒ゼラチン」というものもあります。こちらは水でふやかさずに、そのまま溶かすことができるのでとても便利です。

レシピによって「粉ゼラチン」と表記してあっても、ふやかす工程が書かれていないことがありますが、その場合はこちらの顆粒ゼラチンを使っていることが多いので注意が必要です。

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