2022.8.17

お食い初めとは?意味や由来を詳しく解説!

赤ちゃんの健やかな成長を願って行われる、日本古来の伝統行事「お食い初め」。生後100日頃にお祝いすることから100日祝いとも呼ばれますが、その由来や意味をご存じですか?この記事では、意外と知らないお食い初めの歴史や特徴のほか、食卓を華やかに彩るお祝いメニューをご紹介します。ぜひチェックしてみてくださいね。

  • 目次
  • 「お食い初め」とは?
  • お食い初めのメニュー
  • これで決まり!お食い初めのお祝いレシピをご紹介
  • 鯛の塩焼き
  • お祝いに!キンメダイの煮付け
  • 炊飯器で作る ささげのお赤飯
  • お祝いの席に ハマグリのお吸い物
  • めんつゆで作る お煮しめ

「お食い初め」とは?

「お食い初め(おくいぞめ)」とは、赤ちゃんの健やかな成長を願って行われる、日本古来の伝統行事のこと。お祝いをする時期が赤ちゃんの生後100日ごろであることから「100日祝い」や「百日祝い(ももかいわい)」と呼ばれることもあります。

お食い初めの歴史は古く、その原型が誕生したのは平安時代だといわれています。現代の日本のように医療環境が整っているわけもなく、赤ちゃんを元気に育てることは容易ではありませんでした。そこで当時の人びとは、赤ちゃんの健やかな成長を願い、さまざまな儀式やお祝いを行ったのだそうです。

諸説ありますが、お食い初めもそのひとつ。乳歯が生え始める生後100日ごろに「一生、食べものに困らないように」という願いを込めて、赤ちゃんに食べものを食べさせる「まね」をした「箸初めの儀」がはじまりだといわれています。

現在も「赤ちゃんに食べさせるまねをする」という基本的なスタイルは変わりません。さらに、地域によって差はありますが、丈夫な歯が生えるようにという願いを込めて「歯固め石」を用意することもあります。

当日は「祝い膳」や「祝い箸」、「歯固め石」などを準備してお祝いしましょう。

お食い初めのメニュー

お食い初めでは、日本人の主食であるごはんのほかに、1つの汁物と3つのおかずをバランスよく組み合わせた献立「一汁三菜(いちじゅうさんさい)」を基本とする「祝い膳」を用意します。

地域によって多少異なりますが、ここでは代表的なメニューをご紹介します。

・お赤飯

赤色は、厄払いの力があるとして古くから親しまれてきた色です。お食い初めで用意するお赤飯には、厄除けや長寿などの願いが込められています。

・はまぐりのお吸い物

はまぐりの貝殻は一対になっていて、ほかのはまぐりとぴったり合うことはありません。このことから「夫婦円満」の象徴とされており、お食い初めではお吸い物にして「一生一人の人と仲良く添い遂げるように」と願います。

・尾頭付きの鯛

日本では縁起がよいとされている「紅白」の色合わせを体現している鯛は、お祝いごとには欠かせない「めでたい(鯛)」魚です。 祝いの席で尾頭付きの鯛を用意するのは「ひとつのことを最初から最後までまっとうする」という意味合いが込められているからなんですよ。

・煮物

エビやれんこんには「長生き」、たけのこは「すくすく育つ」など使う食材にもさまざまな意味合いが込められた、お食い初めには欠かせない一品です。にんじんやれんこんは飾り切りにして、見た目も華やかに仕上げましょう。

・香の物、酢の物

香の物や酢の物には「多幸」を意味するタコの酢の物や、定番の縁起物である紅白なます、長生きの象徴として親しまれている梅干しなどを用意します。 また、タコと梅干しは歯固め石の代わりに使われることもあります。

これで決まり!お食い初めのお祝いレシピをご紹介

お食い初めにぴったりなお祝いレシピをご紹介します。食卓を華やかに彩るレシピばかりなので、ぜひチェックしてみてくださいね。

鯛の塩焼き

お食い初めにぴったり!鯛の塩焼きをおうちで作ってみませんか。鯛を一匹丸ごと調理するのはむずかしく感じるかもしれませんが、工程はとってもシンプル!焼くときに、ヒレが焦げて崩れてしまいがちなので、塩をたっぷりとすりこむのがポイントです。オーブンで焼きあげたタイはふっくらとしていて、とてもおいしいですよ。お祝いの席が見栄えよく、ぱっと華やかになりますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

お祝いに!キンメダイの煮付け

大切なお子様のお食い初めに、豪華なキンメダイの煮付けはいかがですか?下ごしえしたキンメダイをフランスパンで煮込むだけの簡単レシピですが、味は絶品!ふっくらと脂がのった身に甘辛い煮汁が染みて、たまらないおいしさですよ。定番の調味料を使って簡単に作れるのもうれしいポイントです。

一般的には尾頭付きの鯛を塩焼きにする祝い鯛をいただきますが、ご家庭で大きな鯛を焼くのはなかなか難しいので、ぜひこのレシピも参考にしてみてくださいね。

炊飯器で作る ささげのお赤飯

蒸し器がなくても大丈夫!炊飯器を使って簡単に作れる、ささげのお赤飯のご紹介です。ポイントは、ささげのゆで汁を使って炊くこと!こうすることで食紅を使わなくても、自然な色合いのお赤飯に炊きあがります。お祝いの席にも欠かせない一品なので、ぜひ作ってみてくださいね。

お祝いの席に ハマグリのお吸い物

おめでたい席に欠かせないはまぐりのお吸い物も、顆粒和風だしを使えばとても簡単!はまぐりの上品な味わいが口いっぱいに広がり、ほっとするおいしさです。ちなみに、ひとつの貝に身をふたつのせるのは「良縁に恵まれますように」という願いが込められた古くからの習わしなんですよ。お子様の幸せを願いながら作ってみてくださいね。

めんつゆで作る お煮しめ

ひとつひとつ丁寧に下ごしらえした野菜やこんにゃくを、めんつゆでじっくり煮込みました。食材の旨みも加わって、めんつゆだけで味つけしたとは思えないほど奥深く、風味豊かな味わいに仕上がります。焦げやすいので、火加減には注意して、ときどき鍋底を動かしながら煮込んでくださいね。

おせちの定番 紅白なます

色鮮やかな見た目に食卓がパッと華やぐ、紅白なますです。にんじんと大根で紅白の水引きをイメージした、おめでたい酢の物。シャキシャキとした食感と甘酸っぱい味つけでさっぱりといただけますよ。手軽な材料で作ることができるので、お祝いの席はもちろん、普段の食事にもおすすめです。

一生に一度のお食い初め

お食い初めは、赤ちゃんの健やかな成長を願い、生後100日ごろに行われる日本古来の伝統行事。平安時代から続くこの儀式には、先人たちの「お子様を大切に思う気持ち」がたくさん詰まっています。

今回ご紹介したレシピを参考にして、華やかに仕上げてみてくださいね。

一生に一度のお食い初めは家族みんなでお祝いしましょう。

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