卯の花(うのはな)とは?おからとの違いや名前の由来、しっとり仕上がる絶品レシピを解説

卯の花(うのはな)とは?おからとの違いや名前の由来、しっとり仕上がる絶品レシピを解説

「卯の花」とは何か知っていますか?卯の花はおからの別名で、煮物など、やさしい味わいが特徴です。この記事では卯の花の名前の由来や調理のポイントに加え、活用方法、生おからの保存方法などについて解説します。記事の後半では卯の花の煮物やお好み焼き、マフィンなど、おすすめレシピもご紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。

  • 目次
  • おからの別名「卯の花(うのはな)」とは?
  • 卯の花とおからは同じもの?名前の由来
  • 卯の花に含まれる主な成分と栄養の特徴
  • パサつかせない!卯の花を使う料理の基本ポイント
  • 煮物だけじゃない!卯の花の活用方法
  • 卯の花(生おから)の保存方法
  • 生おからを使ったレシピを紹介
  • 卯の花を料理に活用しよう!

おからの別名「卯の花(うのはな)」とは?

「卯の花」とは、豆腐を作るときに大豆から水分(豆乳)を絞ったあとに残る「おから」、またはおからの煮物(料理名)を指します。

日本では古くから家庭料理や惣菜として親しまれてきました。和食のイメージがありますが、中国や韓国といった豆腐を食べる東アジアの地域でも使われているんですよ。

卯の花とおからは同じもの?名前の由来

卯の花とはおからの別名であり、正式な食材名は「おから」です。おからの「から」にはもともと「絞りかす」という意味があり、それに丁寧語の「お」をつけて「おから」と呼ぶようになりました。それでは、なぜ「卯の花」という別名がつけられたのでしょうか。

「から」という言葉は「空(からっぽ)」を連想させることから、別名がついたといわれています。「卯の花」と呼ばれるようになったのは、おからが白っぽくほろほろとした見た目をしている点が「ウツギの花」に似ていることが理由なのだそうです。

💡ワンポイント豆知識
関西や東北地方では、切らずに調理できるという理由で、「雪花菜(きらず)」とも呼ばれているんですよ。

卯の花に含まれる主な成分と栄養の特徴

卯の花(生おから)に含まれる成分や栄養の特徴についても見てみましょう。卯の花に含まれる成分で特に注目されているのは、不溶性食物繊維とタンパク質です。食物繊維総量で見ると100g中には11.5g含まれており、これは食物繊維が多く含まれているイメージのあるごぼうの約2倍の量となります。

また、タンパク質は100gあたり6.1g含まれています。同じ大豆から作られる木綿豆腐は100g中7.0g、絹ごし豆腐は100g中5.3gです。卯の花も豆腐に匹敵するほどのタンパク質を含んでいることがわかりますね。

参考:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)増補2023年」

パサつかせない!卯の花を使う料理の基本ポイント

卯の花の特徴がわかったところで、次はおいしく食べるための調理のコツも見ていきましょう。卯の花を料理に使ったときに、仕上がりがパサついてしまった経験がある人もいるのではないでしょうか。ここでは、卯の花をおいしく調理するためのポイントをご紹介します。

しっとり仕上げるには油とだし汁のバランスが重要

卯の花を使った料理といえば煮物が定番ですが、おいしく作るには油とだし汁の量のバランスが大切です。

だし汁を含ませるように調理することで、しっとりとした食感に仕上がりますよ。また、加熱しすぎると水分が飛んでパサつきやすくなるので、火加減にも注意してくださいね。

味なじみや彩りのよい食材を選ぶのがおすすめ

卯の花の煮物を作るときによく使われるのが干し椎茸やにんじん、油揚げ、こんにゃくなどです。これらの具材は旨味やコクがある、味なじみがよい、彩りがよいといった点から、卯の花と相性がよいんですよ。

干し椎茸は、旨味が溶け出している戻し汁も使いましょう。先に卯の花以外の具材を炒めて香りを引き出してから、卯の花やだし汁などを加えてじっくり炒めるのがおいしく仕上げるポイントです。

余分な水分を飛ばしておくことがおいしく仕上げるポイント

卯の花の下ごしらえとしては、乾煎りして余分な水分を飛ばしておくのもおすすめです。そうすることで味なじみがよくなり、豆特有の臭みがやわらいで香ばしさが増すほか、具材や調味料ともなじみやすくなります。

また、卯の花は時間が経つことで水分量が減りやすく、そのまま調理すると口当たりが重く感じられることも。できれば新鮮なものを使うのがおすすめです。

キメの細かい卯の花を選ぶと口当たりよく仕上がる

卯の花は商品によってキメの細かさが異なります。キメの細かいものを使う方が口当たりよく、しっとりと仕上がりますよ。

粗いものしか手に入らなかった場合は、水を加えてザルなどで濾し、キッチンペーパーなどで絞るひと手間を加えて作ってみてください。そうすることでしっとりとした口当たりに仕上がります。

☝️ワンポイントアドバイス
よりキメの細かいおからで作るものに近づけたい場合は、裏ごししたり、フードプロセッサーを使用するのがおすすめです。

煮物だけじゃない!卯の花の活用方法

卯の花は煮物などの和風の料理だけではなく、洋風の料理やおやつ作りにも使われます。以下で、卯の花の活用アイデアを見てみましょう。

サラダ

じゃがいもの代わりに卯の花を使ったポテトサラダ風の一品を作ってみましょう。きゅうりやハム、ゆで卵、ツナなどお好みの具材と合わせてみてください。ポテトサラダと同じようにマヨネーズで和えるのはもちろん、ヨーグルトやレモン汁を加えるとさっぱりとした味わいに仕上がります。卯の花を電子レンジで加熱すれば、より手軽に作れますよ!

ハンバーグ

ハンバーグを作るときに、ひき肉の一部を卯の花に置き換えるのもおすすめです。ひき肉だけで作るのに比べ、ふんわりとした食感に仕上がり、冷めてもかたくなりにくいんですよ。ややあっさりとした味わいに仕上がりやすいので、和風の味つけにもよく合います。

焼き菓子・おやつなど

卯の花は焼き菓子やおやつ作りにも活躍します。クッキーやスコーンなどの洋菓子、パンケーキやドーナツといったおやつを作るときに、小麦粉の一部を卯の花に置き換えることもできるんですよ。小麦粉だけで作ったときよりも食べごたえのある食感で、ケーキやスコーンなどはしっとりと仕上がりやすいのが特徴です。

卯の花(生おから)の保存方法

卯の花(生おから)は水分を多く含んでいるため、傷みやすい食材です。そこで、上手に保存する方法をご説明します。

冷蔵・冷凍保存の目安と注意点

生おからは冷蔵で売られていることが多いですが、日持ちしにくい食材といえます。そこで便利なのが冷凍保存です。

使い切れない分は小分けにしてラップで包み、冷凍用保存袋に入れて空気を抜いてから密封し、冷凍庫で保存します。パラパラになるまで乾煎りしてから冷凍すると、水分が減って扱いやすくなり、保存もしやすくなります。

☝️ワンポイントアドバイス
冷凍した卯の花を使いたいときは、煮物や汁物には凍ったまま、ハンバーグのたねに混ぜるときは冷蔵庫で解凍してから、いつもの卯の花と同じように使うことができますよ。

生おからを使ったレシピを紹介

さてここからは、生おからを使ったおすすめレシピをご紹介します。定番の卯の花の煮物や、しっとりとした食感がたまらないマフィンなど、バラエティ豊かなレシピをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。

いろいろな野菜で作る 卯の花の煮物

彩り豊かな卯の花の煮物のレシピです。野菜の甘みやきのこの旨味、だしの風味が卯の花に染み渡り、とてもおいしいですよ。おうちにある野菜やお好みの具材を使って、ぜひ作ってみてくださいね。

おからの和風ハンバーグ

ふっくらやわらか!おからの和風ハンバーグを作ってみましょう。ポン酢やごま油を使った和風ソースに大葉のさわやかな風味がアクセントとなり、さっぱりといただけます。ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。

おからでふわふわお好み焼き

卯の花を使った、食べごたえのあるお好み焼きのご紹介です。卵風味のふんわりとした生地に、桜エビの旨味と長ねぎの香りがいいアクセントとなっています。お好みで具材を追加するのもおすすめですよ。

おからでポテサラ風

手軽に作れる、おからでポテサラ風はいかがでしょうか。にんじんやハム、きゅうりといったおうちによくある具材とおからを、マヨネーズや酢などと和えました。じゃがいもを使ったポテトサラダと比べ、じゃがいもを加熱して潰す手間がないのもうれしいポイントです。あと一品ほしいときにもおすすめですよ。

優しいおいしさ おからマフィン

おからでおやつ作り!おからマフィンをご紹介します。しっとりとした食感とやさしい味わいで、子どもから大人まで食べやすい一品です。材料を順に混ぜていき、焼くだけなので、お菓子作り初心者さんにも挑戦しやすいレシピですよ。

卯の花を料理に活用しよう!

今回は、卯の花の名前の由来やおいしく調理するコツ、活用方法などを解説するとともに、卯の花を使ったおすすめレシピをご紹介しました。和食だけではなく、洋食やお菓子作りにも使える卯の花。大豆由来のやさしい風味が魅力で、いつもの料理に使うとまた違ったおいしさに出会えますよ。ご紹介したレシピも参考に、ぜひいろいろな料理に卯の花を活用してみてくださいね。

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