お祝いごとやイベントなど、料理を振る舞う機会もありますよね。そんなとき、とっておきのレシピがあると重宝しますよ。今回は、おもてなしにもぴったりな「豪華ごはん」のレシピをご紹介します。美しい見た目のパエリアやローストビーフの巻き寿司など、食卓を華やかに飾るレシピをピックアップしました。ぜひ、チェックしてくださいね。
「華やか&ごちそうレシピが知りたい!」おもてなしにも使える“褒められごはん”の作り方

1.たっぷりきのこのデミグラス煮込みバーグ
たっぷりきのこのデミグラス煮込みバーグのご紹介です。しいたけとしめじの旨味が溶け出したソースは、市販のデミグラスソースを使うので簡単に味が決まりますよ。ジューシーなハンバーグから溢れ出る肉汁と濃厚な味わいのソースは、たまらないおいしさ!ごはんにもパンにもよく合う一品です。
材料(2人前)
-----ハンバーグ-----
- 牛豚合びき肉・・・200g
- パン粉・・・20g
- 牛乳・・・大さじ1
- 卵・・・1個
- ナツメグ・・・少々
- 塩こしょう・・・少々
- 玉ねぎ (100g)・・・1/2個
- 有塩バター・・・10g
- オリーブオイル・・・小さじ1
-----ソース-----
- (A)デミグラスソース (市販)・・・150g
- (A)水・・・100ml
- (A)赤ワイン・・・50ml
- (A)コンソメ顆粒・・・小さじ1/2
- (A)ケチャップ・・・大さじ1
- しいたけ・・・6個
- しめじ・・・50g
- ローリエ・・・1枚
- パセリ (生・飾り用)・・・適量
- 生クリーム (飾り用)・・・小さじ2
作り方
1.しいたけは軸を取り除き、薄切りにします。しめじは石づきを取りほぐします。玉ねぎはみじん切りにします。
2.フライパンに有塩バターを入れて中火で熱し、1の玉ねぎを入れて炒めます。しんなりしたら火から下ろし、粗熱を取ります。
3.ボウルに(A)を入れ混ぜ合わせます。
4.ボウルに2、残りのハンバーグの材料を入れて、よく捏ねます。粘りが出るまで捏ねたら2等分にし、厚さ2cmの小判形に成形します。
5.強火で熱したフライパンにオリーブオイルをひき、4を入れて両面を焼きます。
6.3、1、ローリエを入れて中火で加熱し、沸騰させてアルコールを飛ばし、蓋をして弱火で15分煮込みます。
7.ハンバーグの中まで火が通ったら火から下ろします。器に盛り付け、生クリームをかけ、パセリをのせて完成です。
2.フライパンで作る 魚介たっぷりパエリア
見た目のインパクト大!フライパンで作る 魚介たっぷりパエリアのご紹介です。たっぷりの魚介と野菜からは凝縮した旨味が溶け出し、格別のおいしさ!エビ、イカ、アサリそれぞれのおいしさが合わさり、濃厚で奥深い味わいになりますよ。彩りも美しく、食べごたえも抜群なので、豪華な食卓になること間違いなしの一品です。
材料(2人前)
- 米・・・1合
- エビ (有頭、計200g)・・・5尾
- イカ (200g)・・・1杯
- アサリ・・・10個
- 玉ねぎ・・・50g
- にんじん・・・50g
- ニンニク1片
- カットトマト缶・・・100g
- 水・・・600ml
- (A)塩・・・小さじ1/2
- (A)サフラン・・・適量
- オリーブオイル・・・大さじ2
- レモン (くし切り)・・・5切れ
- イタリアンパセリ・・・2g
作り方
準備.エビは背わたを取っておきます。 イカはワタ、軟骨、口ばし、吸盤を取り除いておきます。 アサリは砂抜きをしておきます。 にんじんは皮をむいておきます。 イタリアンパセリの根元は切り落としておきます。
1.玉ねぎ、にんじんはみじん切りにします。
2.ニンニクはみじん切りにします。
3.イカは胴を1cm幅に切り、ゲソを5等分に切ります。
4.フライパンにオリーブオイルを入れ中火で熱し、2を入れ炒め、ニンニクの香りが立ったら1を入れ炒めます。
5.玉ねぎが透き通ってきたら、中火のまま3を入れ炒めます。
6.イカの色が変わったら、中火のままカットトマト缶を入れ3分程混ぜ合わせ、汁気をとばします。
7.カットトマト缶が半量程になったら、中火のまま、水、(A)を入れます。煮立ったら、エビ、アサリを入れて加熱します。
8.アサリの殻が開いたら、イカ、エビ、アサリを取り出します。
9.米をふり入れ、強火で5分程加熱したら、弱火にして15分程加熱します。
10.米に火が通ったら、8を戻し入れて火を止め、レモンとイタリアンパセリをのせて完成です。
3.レモンでさっぱり チキンのクリーム煮
さわやかな風味の、チキンのクリーム煮をご紹介します。生クリームや白ワインで煮込んだクリームソースは、コクがあり、リッチな味わい。ジューシーな鶏もも肉は噛めば噛むほど旨味が出て、とってもおいしいですよ。レモン汁を加えることで、濃厚な味でありつつもさっぱりと食べられます。ワインのおつまみにも最適ですよ。
材料(2人前)
- 鶏もも肉・・・300g
-----下味-----
- 塩・・・ふたつまみ
- 黒こしょう・・・ふたつまみ
- 薄力粉・・・大さじ2
- しめじ・・・70g
- ホワイトマッシュルーム・・・6個
- (A)白ワイン・・・70ml
- (A)レモン汁・・・小さじ2
- (A)コンソメ顆粒・・・小さじ1.5
- (A)ローリエ・・・2枚
- 生クリーム・・・100ml
- 有塩バター・・・20g
- レモン (薄切り・飾り用)・・・1枚
- イタリアンパセリ (飾り用)・・・適量
作り方
準備.鶏もも肉は余分な脂を取り除いておきます。
1.しめじは石づきを切り落とし、手でほぐします。マッシュルームは軸を切り落とし、薄切りにします。
2.鶏もも肉は一口大に切り、塩と黒こしょうをまんべんなく振り、薄力粉を全体にまぶします。
3.中火で熱したフライパンに有塩バターを溶かし2を入れ、両面に焼き色が付くまで焼きます。
4.中火のまま1を入れ、しんなりするまで炒め、(A)を入れひと煮立ちしたら弱火にし、鶏もも肉に火が通るまで10分程度煮込みます。
5.強火にし生クリームを入れ、全体に味が馴染むように混ぜ、とろみが付いたら火から下ろします。
6.器に盛り付け、レモンとイタリアンパセリを飾ったら出来上がりです。
4.パイ生地でツナとキノコのエンパナーダ風
南米の家庭料理、エンパナーダをご存じでしょうか。肉や野菜をパン生地で包んで焼く、または揚げる料理ですが、市販のパイ生地を使えば手軽に作ることができます。ツナ缶やブラウンマッシュルームなど旨味たっぷりの具材を調味料と混ぜて、パイ生地で覆って焼くだけ!サクサクと香ばしい生地と、コクのあるマスカルポーネチーズと具材が相性抜群です。いつもと違ったおもてなしメニューを作りたいときに、ぜひ挑戦してみてくださいね。
材料(2人前)
- 冷凍パイシート (15cm×23cm)・・・4枚
-----具材-----
- ツナ油漬け・・・50g
- しめじ・・・40g
- ブラウンマッシュルーム・・・3個
- 玉ねぎ・・・1/4個
- ゆで卵・・・2個
- (A)粉チーズ・・・大さじ1
- (A)塩・・・小さじ1/3
- (A)黒こしょう・・・小さじ1/3
- マスカルポーネチーズ・・・100g
- オリーブオイル・・・小さじ2
- 薄力粉 (打ち粉)・・・10g
- 卵黄・・・1個
- チャービル・・・適量
作り方
準備.オーブンを180℃に予熱しておきます。しめじは石づきを切り落としておきます。ツナ油漬けは油を切っておきます。
1.しめじ、ブラウンマッシュルーム、玉ねぎは粗みじん切りにします。
2.ボウルにゆで卵を入れ、フォークで粗く潰します。
3.中火に熱したフライパンにオリーブオイルをひき、1を炒めます。
4.ツナ油漬けと(A)を加えて中火で炒め、具材がしんなりしたら耐熱ボウルに入れ、2、マスカルポーネチーズを加えて混ぜ合わせます。
5.まな板に薄力粉をまぶし、冷凍パイシートを広げます。粗熱の取れた4を乗せ、もう一枚の冷凍パイシートをかぶせます。
6.端をフォークで留め、切り込みを入れたら表面に卵黄を塗ります。同じようにもう1つ作ります。
7.180℃に熱したオーブンで25分焼き、こんがりと焼き色がついたらチャービルを添えて完成です。
5.ローストビーフの華やか巻き寿司
メインの一品にぴったりな「ローストビーフの華やか巻き寿司」はいかがでしょうか。市販のローストビーフを使うので失敗知らずで、華やかな見た目に仕上がります。ごはんにはあらかじめ白いりごまを混ぜ込むことで、香ばしさが加わり、黒こしょうでスパイシーさもプラス。タレはポン酢ベースのさっぱり味で、ローストビーフの旨味を引き立てます。一口サイズなので、食べやすいところもポイントです。
材料(2人前)
- ローストビーフ (計50g)・・・6枚
- ごはん (温かいもの)・・・200g
- (A)寿司酢・・・大さじ1.5
- (A)白いりごま・・・小さじ1
- (A)黒こしょう・・・ひとつまみ
-----タレ-----
- 玉ねぎ・・・50g
- ポン酢・・・大さじ2
- すりおろしニンニク・・・小さじ1/3
- 小ねぎ (小口切り・仕上げ用)・・・適量
作り方
1.玉ねぎはすり下ろします。
2.ボウルにタレの材料を入れ混ぜ合わせます。
3.ボウルにごはんを入れ、(A)を入れて切るように混ぜ合わせ、粗熱を取ります。
4.ラップをひろげ、ローストビーフを3枚並べ3の半量を乗せます。直径3cm程の棒状になるように巻きます。残りも同じように巻き、5分ほど置きます。
5.4をラップごと4等分に切りラップをはずします。
6.お皿に盛り付け、2をかけ、小ねぎを乗せて完成です。
豪華ごはんを覚えて、手軽に食卓を彩ろう!
いかがでしたか。おもてなしにぴったりな「豪華ごはん」のレシピをご紹介しました。一見むずかしそうなレシピも、ポイントを押さえれば意外と簡単に作れるんです。今回ご紹介したレシピを参考に、味はもちろんのこと、見た目にもテンションが上がるごちそうメニューを作って、食卓を華やかに彩ってみてくださいね。
※20歳未満の飲酒はやめましょう。