パリパリ、モチモチの皮や、肉と野菜の旨味がたまらない「餃子」。中華料理の中でも人気のあるおかずですが、いつも同じ味で飽きてしまったという方も多いのではないでしょうか。
「飽きないおうち餃子!」今日はこれ作ろう“アレンジ餃子”レシピ5選
そこで今回は、餃子のアレンジレシピをご紹介します。チーズの羽根がおいしいイタリアン風やエスニック風の一風変わった餃子、さっぱりいただけるみぞれ煮風餃子などをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。
1.イタリアン ピザ餃子
バジルとチーズでイタリアンにアレンジ!ピザ餃子をご紹介します。パリパリに焼けたチーズの羽根が香ばしく、ついつい箸が伸びるおいしさです!肉だねはピザソースで味つけしているので何もつけずに食べられます。風味は少し変わりますが、ピザソースをケチャップで代用していただくこともできます。ぜひ作ってみてくださいね。
材料(2人前)
- 餃子の皮・・・12枚
- 水 (のり用)・・・適量
- 豚ひき肉・・・100g
- 玉ねぎ (50g)・・・1/2個
- (A)ピザソース・・・小さじ2
- (A)塩こしょう・・・ふたつまみ
- オリーブオイル・・・大さじ1
- 水・・・100ml
- ピザ用チーズ・・・30g
作り方
1.玉ねぎはみじん切りにします。
2.ボウルに豚ひき肉、1、(A)を入れて、粘りが出るまでよく捏ねます。
3.餃子の皮に2をのせ、縁に水をつけて包みます。
4.フライパンにオリーブオイルをひき、3を並べて中火で焼きます。焼き色が付いたら水を回し入れ、蓋をして弱火で中に火が通るまで10分ほど焼きます。
5.蓋を外し、ピザ用チーズを散らして中火で焼きます。チーズが溶けてパリッと焼けたら火から下ろします。
6.お皿に盛り付け、バジルを添えて完成です。
2.ピリ辛あんかけの揚げ餃子
辛い味が好きな方におすすめの、ピリ辛あんかけの揚げ餃子をご紹介します。香ばしく揚がった揚げ餃子と、ピリッと辛いあんかけは相性抜群ですよ!ニンニクの香りや鷹の爪の辛味が食欲をそそり、ごはんにもよく合います。そのままごはんにのせて丼にして食べるのもおすすめです。ぜひ作ってみてくださいね。
材料(15個分)
- 餃子の皮・・・15枚
- 水 (のり用)・・・適量
- 豚ひき肉・・・100g
- キャベツ・・・50g
- ニラ・・・30g
- 塩 (塩もみ用)・・・小さじ1/4
- (A)オイスターソース・・・小さじ1
- (A)すりおろし生姜・・・小さじ1
- (A)すりおろしニンニク・・・小さじ1
- 揚げ油・・・適量
-----あんかけ-----
- 玉ねぎ (70g)・・・1/2個
- 鷹の爪輪切り・・・小さじ1/2
- (B)水・・・100ml
- (B)しょうゆ・・・大さじ2
- (B)砂糖・・・大さじ1
- (B)酢・・・大さじ1
- 水溶き片栗粉・・大さじ1
- サラダ油・・・小さじ1
作り方
1.玉ねぎは粗みじん切りにします。
2.キャベツとニラはみじん切りにして塩を振り、5分程置いたら水気を絞ります。
3.ボウルに豚ひき肉と2、(A)を入れ粘りが出るまでよく捏ねたら15等分にします。
4.餃子の皮に3をのせ、周りに水をつけて包みます。
5.揚げ油を170℃に温め、4を揚げます。餃子がキツネ色になったら取り出し、油を切ります。
6.フライパンにサラダ油をひき、1と鷹の爪の輪切りを中火で炒めます。しんなりしたら(B)を加えます。
7.ひと煮立ちしたら水溶き片栗粉を加え、器に盛り付けた5にかけたら完成です。
3.みぞれ煮風餃子
餃子をさっぱりと食べたいときは、みぞれ煮風餃子を作ってみてはいかがでしょうか。ニンニクと生姜の風味が効いた餃子に大根おろしを合わせた、後味さっぱりでどんどんお箸が進む一品です。蒸すことで、水餃子のようなもちもちとした食感になります。具材のキャベツを塩もみした後にしっかりと水分を絞ることがおいしく作るポイントです。ぜひ作ってみてくださいね。
材料(18個分)
-----餃子-----
- 豚ひき肉・・・150g
- キャベツ (1/4個)・・・80g
- 塩・・・小さじ1/2
- 餃子の皮・・・18枚
- 水 (餃子の皮を包む用)・・・適量
- (A)すりおろし生姜・・・小さじ1
- (A)すりおろしニンニク・・・小さじ1
- (A)ごま油・・・小さじ1
- 水・・・150ml
- 大根おろし・・・100g
- (B)鶏ガラスープの素・・・小さじ2
- (B)しょうゆ・・・大さじ1
- (B)みりん・・・大さじ1
- サラダ油・・・大さじ1
- 小ねぎ (お好みで)・・・適量
作り方
1.キャベツは芯を切り落とし、みじん切りにします。ボウルに入れ塩を揉み込んだら10分程度置き、水気を絞ります。
2.ボウルに豚ひき肉、1、(A)を入れてよく混ぜたら餃子の皮で包みます。
3.大根おろしと(B)を合わせて混ぜます。
4.中火に熱したフライパンにサラダ油を入れて2を並べます。底に焼き色がついたら水を入れ蓋をして5分蒸し焼きにします。
5.4に3を入れ、強火にし、ひと煮立ちしたらお皿に盛って小ねぎを散らして完成です。
4.プリプリえびの ししとうレモン餃子
包まず、折りたたむだけ!えびとししとうを包んだ餃子をご紹介します。えびはプリプリと食感がよく、噛むとししとうの苦味も感じられクセになるおいしさですよ!平たい形に包み両面を焼くので、香ばしさもお楽しみいただけます。辛い味が好きな方はラー油をつけるのもおすすめ。レモンの風味がアクセントとなり、ポン酢をつけてさっぱりいただけますよ。ぜひ作ってみてくださいね。
材料(2人前)
- 餃子の皮・・・16枚
- エビ (むきエビ)・・・150g
- ししとう・・・8本
- (A)片栗粉・・・小さじ2
- (A)レモン汁・・・小さじ2
- (A)すりおろし生姜・・・小さじ1/2
- (A)すりおろしニンニク・・・小さじ1/2
- (A)塩こしょう・・・小さじ1/3
- 水溶き薄力粉 (のり用)・・・大さじ1
- 水・・・大さじ2
- サラダ油・・・小さじ2
- ポン酢 (添え用)・・・大さじ1
作り方
準備.エビは背ワタを取っておきます。
1.ししとうはヘタを取り、半分に切ります。
2.エビは包丁で叩き、細かく刻みます。
3.ボウルに2、(A)を入れてよく混ぜ合わせ12等分にします。
4.餃子の皮の真ん中に3を乗せ、1を置きます。端に水溶き薄力粉を塗り、半分に折り畳み、端をとじます。
5.フライパンにサラダ油をひき、4を乗せ、中火で片面に焼き色が付いたら裏返し、水を入れて蓋をします。
6.水分がなくなり、焼き目がついたら取り出します。同じように残りの餃子も焼いたらお皿に盛り付け、ポン酢を添えて完成です。
5.エスニック風ガパオ餃子
エスニック風のガパオ餃子を作ってみませんか。ガパオとは、バジルやナンプラーの風味をつけて肉や魚を炒めたタイ料理のことです。バジルやナンプラーが効いたエスニックな香りが食欲をそそりますよ!餃子をカリッと食感よく仕上げるには、最後にサラダ油を入れて焼くのがポイントです。ガパオはガパオライスとしてごはんと一緒に食べるので、ごはんにもよく合います。今夜のおかずやおつまみに、ぜひ作ってみてくださいね。
材料(2人前)
- 餃子の皮・・・15枚
- 水 (のり用)・・・適量
- 豚ひき肉・・・120g
- 玉ねぎ・・・1/4個
- 赤パプリカ・・・30g
- バジル (葉)・・・5g
- (A)ナンプラー・・・大さじ1/2
- (A)砂糖・・・大さじ1/2
- (A)すりおろしニンニク・・・小さじ1
- (A)オイスターソース・・・小さじ1
- (A)鷹の爪輪切り・・・小さじ1/2
- 水 (蒸し焼き用)・・・60ml
- サラダ油・・・大さじ1
- サラダ油 (仕上げ用)・・・大さじ1/2
作り方
準備.バジルは茎から葉を外しておきます。
1.玉ねぎはみじん切りします。赤パプリカは粗みじん切りにします。バジルは粗みじん切りにします。
2.鷹の爪輪切りはみじん切りにします。
3.ボウルに豚ひき肉、1、2、残りの(A)の材料を入れ、粘りが出るまで混ぜます。
4.餃子の皮の中心に3を乗せ、周りに水を付け、ひだを作りながら包みます。
5.中火で熱したフライパンにサラダ油をひき、4を入れ、中火で焼き色が付くまで焼きます。
6.水を入れて、蓋をし、弱火で水気がなくなるまで蒸し焼きします。
7.蓋を外して、サラダ油を鍋肌から入れ、焼き目がカリッとするまで焼きます。
8.火から下ろし、器に盛り付けて完成です。
アレンジ餃子でおうちごはんを楽しもう!
今回は、アレンジ餃子のレシピを紹介しました。中華料理の枠にとらわれず、チーズやバジルを使ったアレンジで餃子をもっと楽しめそうなレシピばかりでしたね。旅行や外食を楽しむのが難しい今だからこそ、いつもと違う餃子を作っておうちごはんを楽しみましょう。