かき揚げをバラバラにせずに揚げるコツ!サクサクに仕上げるポイントも解説

かき揚げをバラバラにせずに揚げるコツ!サクサクに仕上げるポイントも解説

野菜や魚介類などを一緒に揚げる「かき揚げ」。バラバラにならないコツを押さえれば、おうちでもお店のようなおいしいかき揚げが作れますよ。この記事では、かき揚げを上手に揚げるためのコツを、サクサクに仕上げるポイントと合わせて詳しく解説します。おいしいかき揚げのレシピも必見ですよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。

  • 目次
  • かき揚げがバラバラになってしまう原因とは?
  • かき揚げをバラバラにしないための5つのコツ
  • かき揚げをサクッと揚げるポイント
  • かき揚げのレシピをご紹介
  • おうちでもサクサクのかき揚げを楽しもう

かき揚げがバラバラになってしまう原因とは?

まずは、かき揚げがバラバラになってしまう原因を見ていきましょう。

失敗例 考えられる原因
揚げあがりがバラける ・具材の大きさが揃ってない
・油に入れた後に触りすぎている
油に入れた際にバラける ・衣がなじんでいないため、具材同士がくっつかずにばらけてしまう
・油に入れるスピードが遅すぎる
・高い位置から入れてしまっている

かき揚げをバラバラにしないための5つのコツ

上記の表でかき揚げがバラバラになってしまう原因を理解したところで、次は上手に作るためのコツとポイントをご紹介します。ポイントを押さえれば具材がバラけず、おいしくて見た目もきれいなかき揚げが作れますよ。

① 具材の切り方をそろえる

具材の大きさが揃っていないと、火の通り具合に差が出るためバラバラになりやすくなります。

火の通りを均一にするため、大きさを揃えて切りましょう。

細かくしすぎるとバラバラになりやすくなるので、野菜は長めにカットするのがおすすめ!玉ねぎやにんじんは細すぎない千切りに、さつまいもなどの火の通りにくい食材は細めに切りましょう。

② 具材に薄力粉をまぶす(打ち粉)

衣をつける前に、具材全体に薄力粉をまぶす「打ち粉」をしておきましょう。

打ち粉をすることで具材がまとまりやすくなり、バラバラになりにくくなります。また、打ち粉をすることで油がはねにくくなったり、素材の水分や旨味を逃さずおいしく揚げることができるといったうれしい効果も。

薄力粉が多すぎるとべたつくので、少量でOK!目安は材料に対して1割ほどの量です。切った具材をボウルに入れて混ぜ合わせ、ここに薄力粉を入れてさっと混ぜ合わせるだけなので、ぜひ試してみてくださいね。

③ お玉やクッキングシートで形を作り、油にスムーズに入れる

ボウルで具材と衣を混ぜ、かき揚げの形を作っていきます。具材の量を混ぜるボウルの1/3~半分程度にすると、衣を均一に混ぜやすくなりますよ。衣の水分が多くゆるいと崩れやすくなるので、具材に衣をつけて垂れない程度に調整しましょう。

かき揚げがバラバラにならないためには、油に入れる前のまとめ方がポイントになります。

⭐️揚げ油にかき揚げのタネを入れる2つの方法⭐️
①お玉や木べらを使う方法 ボウルで具材と衣を混ぜたら、お玉の上でひとまとめにします。軽く箸で押さえながら、お玉の丸みを使って形を整えます。具材をのせる前に、お玉や木べらを揚げ油に浸して油をなじませておくと衣がくっつきにくくなります。

② クッキングシートを使う方法 クッキングシートを10cm角に切り、混ぜ合わせた具材と衣を上に丸く広げて形を作ります。お玉や木べらを使うよりも形を整えやすく、油に入れるのも簡単にできますよ。 クッキングシートごと油に入れ、固まってきたらシートをそっと外せばOK!

油に入れた際に散らばった具材があれば、箸で拾ってかき揚げの上にのせましょう。

④ 揚げている間は触りすぎない

油に入れたら、衣が固まるまで動かさないのも重要なポイント!

揚げ始めから30秒ほどは触らずに火を通します。その後、崩れないようにそっと裏返して1~1分半程揚げましょう。揚げている間に菜箸で1〜2か所、中央に穴を開けると火の通りが良くなり、揚げムラを防ぐことができますよ。

かき揚げをサクッと揚げるポイント

かき揚げがバラバラにならないためのポイントを知ったところで、かき揚げをおいしく、サクサクと揚げるコツをご紹介します。

①衣は混ぜすぎない

氷水と薄力粉をさっくり混ぜるのがポイント。混ぜ過ぎると粘りが出てしまい、カラッと揚がりません。粉が少し残るくらいでOK!また、水がぬるいと粘りが出やすくなるので、冷水や氷水を使いましょう。

②油の温度は160〜180℃

かき揚げのような薄い衣の場合、油の温度が高いと崩れやすくなります。低すぎるとベタつき、高すぎると焦げるので160〜180℃の適温をキープするようにしましょう。一度にたくさん揚げると油の温度が下がるので、鍋の表面が半分埋まるくらいを目安にしてくださいね。また、揚げ玉をこまめに取るのもポイントです。

③タネを入れたら30秒触らない

衣が固まる前に動かすと崩れやすいだけでなく、カラッと揚がりません。油の中に入れたら30秒は触らず、そのまま火を通してから裏返しましょう。

この3つを意識すれば、サクサクのかき揚げが作れますよ!

かき揚げのレシピをご紹介

ここからはかき揚げのおすすめレシピをご紹介します。春に作っていただきたい新玉ねぎとそら豆のかき揚げや、常備しやすい食材で作れる枝豆とコーンのかき揚げ、ちょっと変わり種のゴーヤとクリームチーズを使ったかき揚げなどバリエーション豊富にピックアップしました。ぜひ気になるレシピをお試しくださいね。

新玉ねぎとそら豆のかき揚げ

春を感じる、新玉ねぎとそら豆のかき揚げをご紹介します。甘みのある新玉ねぎと風味のよいそら豆は、相性抜群の組み合わせ。木べらを使って成形し、滑らせるように静かに油に入れればバラバラになりにくいですよ。動画も参考に、ぜひ作ってみてくださいね。

枝豆とコーンで!ひとくちかき揚げ

ひとくちサイズがかわいらしい、枝豆とコーンのかき揚げはいかがでしょうか。小さく成形するのでバラバラになりにくく、簡単にサクサクのかき揚げが作れますよ。冷凍枝豆と缶詰のコーンを使って手軽に作れるので、おつまみやおかずにぜひお試しくださいね。

えびとホタテのサクサクかき揚げ

魚介の旨味がたまらない!えびとホタテのかき揚げのレシピです。プリプリのえびと甘みのあるホタテがとてもおいしく、満足感のある一品ですよ。魚介のかき揚げは、少し高めの温度で揚げるのがサクッと仕上げるコツ。丼やそばにのせてもおいしいので、ぜひ作ってみてくださいね。

コーンとゴーヤとクリームチーズのかき揚げ

ちょっと変わり種のかき揚げに挑戦したい方におすすめ!コーンとゴーヤにクリームチーズを組み合わせました。ほろ苦いゴーヤと甘みのあるコーンにクリームチーズのコクが加わり、ついつい手が伸びるおいしさですよ。

さつまいもと豚こまのかきあげ

ボリューム満点!さつまいもと豚こまのかき揚げです。天ぷらの定番さつまいもにジューシーな豚肉を合わせることで、食べ応え抜群の一品に仕上げました。生姜の風味もアクセントになり、お箸がすすみますよ。

おうちでもサクサクのかき揚げを楽しもう

今回はかき揚げをバラバラにせずに揚げるためのコツを解説しました。かき揚げはちょっと難しいイメージがありますが、コツを押さえればおうちでもお店のようなサクサク食感に仕上げることができますよ。ご紹介したレシピも参考にしていただき、ぜひ熱々の揚げたてのかき揚げを味わってみてくださいね。

具材の大きさが揃っていないと、火の通り具合に差が出るためバラバラになりやすくなります。

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2024.12.27 最終更新

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