爽やかな苦味とシャキシャキとした食感が魅力の「ゴーヤ」。沖縄料理には欠かせない人気の夏野菜ですが、ゴーヤチャンプルでしか食べたことがない、という方も多いのではないでしょうか。
「ゴーヤが好きさぁ〜!」まねしたい楽ウマ“ゴーヤおかず”レシピ5選

そこで今回は、ゴーヤの新しいおいしさを発見できる「うまおかず」レシピをご紹介します。定番のゴーヤチャンプルーはもちろん、ゴーヤを使ったハンバーグや唐揚げなど、アイデアあふれるレシピをピックアップしました。ゴーヤの苦味を和らげる下処理の方法も合わせてご紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
1.一口サイズのゴーヤハンバーグ
ころころとした形がかわいらしい、一口サイズのゴーヤハンバーグです。ゴーヤにハンバーグのタネを詰めてこんがりと焼き、しょうゆやみりんで照り焼き風に味つけしました。マヨネーズをトッピングすることで、まろやかな味わいをお楽しみいただけますよ!ゴーヤは塩と砂糖を揉みこみ、しっかりと加熱することで苦味が和らぎます。ごはんにもお酒にもよく合うので、ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
- ゴーヤ・・・1本
- (A)砂糖・・・小さじ2
- (A)塩・・・小さじ1/2
-----ハンバーグ-----
- 牛豚合びき肉・・・200g
- 玉ねぎ・・・1/2個
- 卵・・・1個
- パン粉・・・大さじ4
- 牛乳・・・20ml
- 白いりごま・・・大さじ1
- 塩・・・少々
- 黒こしょう・・・少々
- ナツメグ・・・少々
- 薄力粉 (まぶす用)・・・大さじ1
- サラダ油・・・大さじ1
-----たれ-----
- しょうゆ・・・大さじ2
- 料理酒・・・大さじ2
- みりん・・・大さじ2
- 砂糖・・・大さじ1
- 水・・・50ml
- 片栗粉・・・小さじ1
-----仕上げ-----
- マヨネーズ・・・大さじ1
- パセリ (乾燥)・・・適量
作り方
1.玉ねぎをみじん切りにし、残りのハンバーグの材料と合わせてこねます。
2.ゴーヤのヘタを取り、1cm幅の輪切りにします。スプーンでワタを取り、リング状にします。ボウルに入れて(A)を揉み込み、出てきた水分を切ります。
3.2に薄力粉をふります。穴に1を詰めてこんもりするように丸く形を整え、真ん中にくぼみを作ります。
4.たれの材料を混ぜます。
5.フライパンにサラダ油を中火で熱し、3を並べます。両面に焼き色がついたら、蓋をして弱火で5分、中に火が通るまで焼きます。
6.5に4を加えて中火で熱し、とろみがついたら火からおろしてお皿に盛ります。くぼみにマヨネーズを乗せ、パセリをかけて出来上がりです。
2.もう箸が止まらない 無限ゴーヤ
箸が止まらなくなる無限ゴーヤはいかがでしょうか。薄切りにして塩と砂糖で下処理をしたゴーヤをサッとゆでたら、ツナやごま油、ポン酢で和えるだけ!簡単に絶品おかずができあがりますよ。シャキシャキと歯ごたえがよく旨味たっぷりな味わいは、一度食べたらやみつきになること間違いなし!ゴーヤの新しいおいしさを発見できる、おすすめのレシピです。
材料(2人前)
- ゴーヤ (100g)・・・1/2本
- (A)塩・・・小さじ1/2
- (A)砂糖・・・小さじ2
- お湯 (ゆで用)・・・適量
- 冷水 (さらす用)・・・適量
- ツナ油漬け (正味量・50g)・・・1缶
- (B)ごま油・・・大さじ1
- (B)ポン酢・・・大さじ1
- (B)かつお節・・・3g
- (B)白いりごま・・・大さじ1/2
作り方
1.ゴーヤはヘタを切り落とし、スプーンでわたを取り除き、薄切りにします。
2.ボウルに入れ、(A)を加えて揉みこみ、水気を絞ります。
3.お湯を沸騰させた鍋に2を入れて10秒ほどゆで、お湯を切ります。冷水にさらして粗熱を取り、水気を切ります。
4.別のボウルに3、ツナ油漬け、(B)を入れて和えます。全体に味がなじんだら器に盛り付けて完成です。
3.揚げ焼きで 香ばしゴーヤの唐揚げ
普段とはひと味違うゴーヤのおかずを楽しみたいときは、唐揚げがおすすめです!しょうゆやすりおろしにんにくで下味をつけたゴーヤに、片栗粉と黒ごまをまぶしてカラッと揚げました。油で揚げたゴーヤは苦味が少なく、黒ごまの香ばしい風味がアクセントになって絶品ですよ!ぜひ冷たいビールと一緒に、サクサクとした食感をお楽しみくださいね。
材料(4人前)
- ゴーヤ・・・1本
- (A)塩・・・小さじ1/2
- (A)砂糖・・・小さじ2
-----下味-----
- しょうゆ・・・大さじ2
- 酒・・・大さじ2
- ごま油・・・大さじ1
- すりおろしニンニク・・・小さじ1
- すりおろし生姜・・・小さじ1
-----衣-----
- 片栗粉・・・大さじ4
- 黒いりごま・・・大さじ1
- 揚げ油・・・適量
- レモン (スライス)・・・1枚
作り方
1.ゴーヤのヘタを落として縦半分に切ります。ワタをスプーンで取り除き、5mm幅に切ります。
2.ボウルに入れた1に(A)をかけて揉み込み、水分が出てきたら絞って水気を切ります。
3.ジップ付き保存袋に2、下味の材料を入れて揉み込み、15分おきます。
4.ボウルに衣の材料を入れて混ぜ、汁気を切った3を入れてまぶします。
5.フライパンの底から1cm程の揚げ油を注ぎ、170℃に熱し、4を入れます。3分程揚げて、衣が色付いたら油を切ります。
6.お皿に盛り付け、レモンを添えて完成です。
4.苦さ控えめ ゴーヤとツナのマヨネーズ炒め
コクのある味わいで箸が進む、ゴーヤとツナのマヨネーズ炒めです。シャキシャキのゴーヤと旨味たっぷりのツナが、まろやかなマヨネーズと相性抜群!にんにくや黒こしょうの風味も効いていて、ごはんのおかずだけでなく、お酒のおつまみにもぴったりです!ゴーヤは薄切りにして塩を揉みこみ、10分程水に浸すことで苦味が和らぎますよ。ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
- ゴーヤ・・・1/2本
- 塩 (塩もみ用)・・・小さじ1
- 水 (さらす用)・・・適量
- ツナ水煮・・・60g
- すりおろしニンニク・・・小さじ1
- しょうゆ・・・小さじ1/2
- マヨネーズ・・・大さじ2
- 粗挽き黒こしょう・・・少々
- オリーブオイル・・・大さじ1
作り方
準備.ツナ水煮は水気を切っておきます。
1.ゴーヤのヘタを切り、ワタを取り除いて薄切りにします。
2.ボウルに1、塩を入れて揉み、ゴーヤが浸る位の水を入れて10分ほど置きます。
3.中火で熱したフライパンにオリーブオイルをひき、すりおろしニンニクを入れて炒め、香りが立ったら水気を切った2、ツナ水煮、しょうゆを入れて炒めます。
4.ゴーヤがしんなりしたら火を止め、マヨネーズを入れてよく絡めます。
5.器に盛り付け、黒こしょうをかけて完成です。
5.厚揚げゴーヤチャンプルー
ゴーヤの定番おかず、ゴーヤチャンプルーを厚揚げでアレンジしました。本来は島豆腐という沖縄の豆腐を使いますが、手に入らない場合は厚揚げを使うのがおすすめです。ジューシーな豚バラ肉や厚揚げ、まろやかな卵がゴーヤの苦味を和らげてくれるので、ゴーヤが苦手な方でも食べやすく仕上がりますよ!厚揚げは焦げ目をつける必要がないので、手軽に時短で作れるのも嬉しいポイントです。
材料(2人前)
- 豚バラ肉 (厚切り)・・・150g
- ゴーヤ (150g)・・・1本
- 厚揚げ・・・150g
- 玉ねぎ (50g)・・・1/4個
- にんじん・・・40g
- ニンニク・・・1片
- 溶き卵 (Mサイズ)・・・2個分
- (A)しょうゆ・・・大さじ1
- (A)顆粒和風だし・・・小さじ1/2
- (A)砂糖・・・小さじ1/2
- (A)塩こしょう・・・少々
- ごま油・・・大さじ1
作り方
準備.にんじんは皮をむいておきます。ゴーヤは種とワタを取り除いておきます。
1.ゴーヤはヘタを切り落とし5mm幅に切ります。
2.にんじんは縦半分に切り斜め薄切りにします。
3.玉ねぎは薄切りにします。
4.ニンニクは薄切りにします。
5.厚揚げは半分に切り5mm幅に切ります。
6.豚バラ肉は1cm幅に切ります。
7.フライパンを中火で熱し4を香りが立つまで炒めたら6を入れ火が通るまで炒めます。
8.1、2、3、5を入れ中火で炒めます。にんじんに火が通ったら(A)を入れ炒め合わせます。
9.溶き卵を加え中火で炒め合わせ、溶き卵に火が通ったら火から下ろし皿に盛り付けてできあがりです。
※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方はしっかりと加熱し、卵の生食を避けてください。
ゴーヤの新しいおいしさを発見しよう!
いかがでしたか?アイデア満載のうまおかずレシピのほか、ゴーヤの苦味を和らげる下処理の方法をご紹介しました。ゴーヤは塩と砂糖を揉みこんだり、塩を揉みこんでから水に浸すなど、しっかりと下処理をすることで苦味が和らぎます。今回ご紹介したレシピは、ゴーヤが苦手な方でも食べやすいものばかりですので、ぜひレシピのレパートリーに加えてみてくださいね。