プチプチと弾けるような噛みごたえと甘さが特徴の「とうもろこし」は、夏の味覚の一つでもありますよね。今回は、そんなとうもろこしの基本のゆで方から電子レンジを使ったゆで方、おいしい食べ方について解説します。記事の後半では、とうもろこしを使ったおすすめレシピもご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
とうもろこしの基本のゆで方とは?特徴やおいしい食べ方についても解説!
- 目次
- とうもろこしの基本のゆで方
- とうもろこしのゆで方
- 電子レンジを使った加熱方法
- 皮つきの場合
- 皮なしの場合
- とうもろこしを電子レンジで加熱する方法
- とうもろこしのおいしい食べ方
- ゆでてそのまま食べる
とうもろこしの基本のゆで方
旬の時期である夏には、スーパーでも生のとうもろこしを買うという方も多いのではないでしょうか。さまざまな食べ方がありますが、やはりとうもろこしのおいしさをストレートに味わいたいならゆでて食べるのがおすすめです!ここでは、とうもろこしの基本のゆで方について解説するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
①とうもろこしは内側の薄い皮を2、3枚残して剥き、ひげや茎の部分を取り除いておきましょう。
②とうもろこしが浸る量のお湯を鍋やフライパンで沸かし、ゆでます。お湯には約2%の塩を加えましょう。
全体に均一に火が通るように途中でとうもろこしを転がしながら、中火で3〜5分ゆでます。
③ゆで上がったらザルにあげて冷まし、皮を剥きます。
【ポイント】
- とうもろこしは薄皮を残すことで、とうもろこしのおいしさを逃さず、甘みも引き出すことができます。逆に、外側の厚い皮まで一緒にゆでてしまうと、皮の青臭さが出てしまうので注意しましょう。
- ゆで時間は、とうもろこしの大きさや好みによって加減してみてくださいね。
- とうもろこしは収穫後から時間が経つにつれて糖度が低くなっていきます。そのため、とうもろこしを買ったらすぐに調理するのも、おいしくいただくポイントですよ。
とうもろこしのゆで方
改めて動画でもとうもろこしのゆで方を確認してみましょう。ゆでたてのとうもろこしは、プリッと歯ごたえがよく、やみつきになるおいしさ!お湯にほんのり塩味をつけることで、とうもろこしの甘さがより引き立ちますよ。ぜひ試してみてくださいね。
電子レンジを使った加熱方法
ゆでとうもろこしは間違いないおいしさですが、もっと手軽にとうもろこしを楽しみたいときは電子レンジを使うのがおすすめです!
皮つきの場合
皮つきのとうもろこしの場合は皮を剥かず、根元の少し上のところで切り落とします。500Wの電子レンジで5分程度加熱すると、皮が剥きやすくなります。
皮なしの場合
皮がないとうもろこしの場合は全体をラップで包んで、500Wの電子レンジで5分程度加熱します。
とうもろこしを電子レンジで加熱する方法
とうもろこしを電子レンジで加熱する方法も動画でチェックしましょう。簡単なだけではなく、お湯を沸かすためのフライパンなどの洗い物が出ないのもうれしいポイントです。時間がないときには、この方法でとうもろこしを加熱してみてくださいね。
とうもろこしのおいしい食べ方
続いて、とうもろこしのおいしい食べ方について解説します。そのまま食べるだけでなく、とうもろこしのおいしさを活かした料理もたくさんあるので、見てみましょう!
ゆでてそのまま食べる
とうもろこしのジューシーさや甘みをそのまま楽しむには、ゆでたものをそのまま食べるのが一番!素朴な甘さで、何度でも食べたくなるおいしさですよ。
バターソテー
とうもろこしのバターソテーは、とうもろこしの甘さとバターの塩気が相性抜群!肉料理などの付け合わせにもぴったりですよ。
とうもろこしの芯から実をそぎ落とす専用の道具もありますが、なくても芯から実を簡単に取る方法があります。まず、ゆでたとうもろこしの実の縦一列だけを包丁でそぎ落とします。次に、隣の列の実を親指で引っ掛けてこするようにすると、きれいに芯から外すことができますよ。
かき揚げ
生のとうもろこしを使ったかき揚げも絶品です。包丁を使って芯から実をはずし、小麦粉の衣に絡めて油で揚げます。サクサクとした衣ととうもろこしの風味がとてもおいしいですよ。
とうもろこしごはん
とうもろこしの実をごはんと一緒に炊く「とうもろこしごはん」。とうもろこしの粒々とした食感とやさしい甘さがアクセントとなり、いくらでも食べられそうなおいしさです!芯の部分も一緒に炊きこむと、芯からも旨味が出てよりおいしく仕上がりますよ。
とうもろこしってどんな野菜?
ここまでとうもろこしのゆで方やおいしい食べ方をご紹介してきましたが、そもそもとうもろこしとはどんな野菜なのか、改めてここでおさらいしておきましょう!
米や麦と並んで世界三大穀物の一つである「とうもろこし」。粒の弾けるような食感とジューシーな甘さが魅力的な、6~9月に旬を迎える夏の味覚の一つです。
とうもろこしは、紀元前3400年頃から栽培されていたといわれていて、マヤやアステカといった古代文明の頃にはすでに主食とされていたそうです。探検家コロンブスがスペインに持ち帰ったのをきっかけに世界中に広まり、日本では明治時代から本格的な栽培が始まりました。
一言でとうもろこしといっても、さまざまな種類があり、私たちが普段食べている甘いとうもろこしはスイートコーンと呼ばれる「甘味種(かんみしゅ)」です。それ以外にも、ポップコーンの材料となる「爆裂種(ばくれつしゅ)」、デントコーンと呼ばれるコーンスターチの原料や飼料となる「馬歯種(ばししゅ)」などがあります。
ところで、とうもろこしの先端には、フサフサとしたひげがありますよね。実はこのひげは、とうもろこしのめしべ。とうもろこし一粒につき1本のひげが生えています。そのため、ひげの本数が多いものほど実がぎっしりと詰まっているというしるしなので、とうもろこしを選ぶときの参考にしてみてくださいね。
とうもろこしを使ったおいしいレシピをご紹介!
ここからは、とうもろこしを使ったおいしいレシピをご紹介します。屋台の味をおうちで楽しめる焼きとうもろこしや、やみつきになる味わいのオクラととうもろこしのツナマヨ和えなど、絶品レシピをピックアップしました。
絶品 屋台の味 焼きとうもろこし
香ばしい香りが食欲をそそる、焼きとうもろこしを作ってみましょう。ゆでたとうもろこしをバターやしょうゆ、砂糖を使ってこんがり焼きました。夏の屋台で食べるおいしさを、おうちでぜひ楽しんでみてくださいね。
激ウマ!とうもろこしのフライ
とうもろこしの甘さが引き立つフライのご紹介です。とうもろこしに片栗粉をまぶして高温でサッと揚げ、バターやしょうゆ、青のりで風味をつけました。しょっぱさと甘さが絶妙にマッチして、手が止まらなくなるおいしさですよ。
無限に食べられる オクラととうもろこしのツナマヨ和え
とうもろこしを使った和え物はいかがでしょうか。とうもろこしとオクラ、ツナをしょうゆやマヨネーズで和えました。とうもろこしの甘みとツナの旨味、オクラのネバネバとした食感がやみつきになる一品ですよ。
とうもろこしとツナの炊き込みごはん
とうもろこしごはんを少しアレンジしてみましょう!とうもろこしのほかに、ツナやバターも加えた炊き込みごはんです。とうもろこしのやさしい甘みとツナの旨味、バターの香りがごはんによく合い絶品ですよ!ぜひお試しくださいね。
とうもろこし料理を楽しもう!
今回は、とうもろこしの基本のゆで方や電子レンジを使った加熱方法、おいしい食べ方について解説しました。とうもろこしは味がおいしいのはもちろん、食卓がパッと明るくなる、鮮やかな黄色い見た目も魅力です。今回ご紹介したレシピも参考に、ぜひとうもろこし料理を楽しんでみてくださいね。