もろみ味噌は、大豆、米、麦などから作られます。「もろみ」とは、醤油やお酒を造るために醸造した液体の中にある、原料が発酵して柔らかくなった固形物のことを指します。そのためつぶつぶとした食感が残っており、これがもろみ味噌の最大の特徴と言えるでしょう。
【もろみ味噌】を使った簡単レシピ6選

- 目次
- もろみ味噌とは?
- つけて食べるもよし、味付けに使うもよし
- 時短で一品プラス!きゅうりのもろみ味噌マヨ和え
- 鶏ときゅうりのもろみ味噌梅和え
- 意外な組み合わせ!豚肉ときゅうりのもろみ炒め
- おつまみにぴったり!きゅうりの肉巻き
- 食欲がないときに!さっぱりもろきゅううどん
- 10分で完成!ピリ辛もろきゅう
もろみ味噌とは?
つけて食べるもよし、味付けに使うもよし
もろみ味噌というと、きゅうりにつけて食べる「もろきゅう」を想像される方が多いかも知れません。ですが、もろみ味噌は他にも色々なメニューに活用できるんです。
今回は、もろみ味噌を使ったレシピを6つご紹介します。切って混ぜるだけの簡単な和え物から、ごはんによく合うボリューミーなおかずまで、色々なアレンジができますよ。ぜひお気に入りのレシピを見つけてみてくださいね。
時短で一品プラス!きゅうりのもろみ味噌マヨ和え
きゅうりとちくわをもろみ味噌とマヨネーズで和えた簡単おかずです。歯ごたえのあるきゅうりと弾力のあるちくわ、つぶつぶのもろみ味噌が相性抜群。コクがありつつさっぱりとした味なので、箸休めにもぴったりです。
きゅうりは麺棒で叩くと繊維が柔らかくなり、味なじみがよくなります。強く叩きすぎるときゅうりが潰れてしまうので、ぽんぽんと軽く叩く程度で十分です。麺棒を使わず、包丁の腹で潰しても繊維が柔らかくなりますよ。
鶏ときゅうりのもろみ味噌梅和え
鶏肉ときゅうりをもろみ味噌と梅で和えた一品です。みょうがが入っているので、爽やかなアクセントが効いていて食欲をそそります。もろみ味噌の甘さとまろやかさが梅の酸味を和らげるので、酸っぱいのが苦手な方もおいしく食べられますよ。
鶏むね肉は、包丁で細かく切るよりも手で割いたほうが味が染みこみやすくなります。また調味料と混ぜ合わせる際に形が崩れないのもポイントです。加熱した直後は熱くなっているので、粗熱をとってから割いてくださいね。
意外な組み合わせ!豚肉ときゅうりのもろみ炒め
豚肉ときゅうりだけで作れるおかずです。きゅうりを炒めるのは少し意外かもしれませんが、もろみ味噌を使うときゅうりの水分を吸収してくれます。コクのある味つけがさっぱりしたきゅうりとよく合い、どんどん食べたくなるおいしさですよ。
きゅうりは炒めすぎると水分が出てべちゃっとした食感になってしまうので、調味料がなじんだら火からおろしてください。そうすることで、シャキッとした歯応えを残すことができ、食感のバランスがいいおかずとなります。
おつまみにぴったり!きゅうりの肉巻き
もろみ味噌で味付けをした、きゅうりの肉巻きのレシピです。きゅうりに豚バラ肉を巻いて焼いたら、もろみ味噌と料理酒を混ぜたタレを絡めるだけで完成!ごはんにもお酒にもぴったりの一品です。
豚バラ肉はかりっとさせると脂の焼けた香ばしさをまとってとてもおいしいです。豚バラ肉は脂がたくさん出るので、余分な脂は味噌ダレを絡める前にキッチンペーパーで拭き取ってくださいね。
食欲がないときに!さっぱりもろきゅううどん
続いてご紹介するレシピは、もろみ味噌ときゅうりという定番の組み合わせ「もろきゅう」をアレンジした混ぜうどんです。コクのある味噌ダレと、さっぱりしたきゅうり、酸味のあるトマトがよく合います。
もろみ味噌の量は、味を見ながら調節してみてくださいね。具材をたっぷり乗せる場合は、そのまま食べて少し濃いと感じるくらいがちょうどいいでしょう。
10分で完成!ピリ辛もろきゅう
にんにくのパンチがきいたピリ辛なもろきゅうは、晩酌のときにぜひとも食べたいメニューです。きゅうりを麺棒で叩くと、繊維質が崩れて柔らかく、そして味が染み込みやすくなります。豆板醤ではなくキムチで作ると、ボリュームが増して食べ応えのある一品にな仕上がりますよ。
白髪ねぎは水にさらして辛みを抜いてください。白髪ねぎの辛さを残したい場合は、この工程を省いてくださいね。水にさらしたあとは、全体が水っぽくならないように水気をしっかり切ってから盛り付けてください。
もろみ味噌をおかずに活用!
もろみ味噌は、きゅうりにそのままつけて食べてもおいしいですが、おかずや麺類の味付けにも活用できるんです。コクがありつつまろやかな味わいと独特のつぶつぶ食感が、シンプルなおかずをワンランクアップさせてくれます。
今回ご紹介したレシピは、きゅうりをナスに変えたり、お好みの具材をプラスしたりしてもおいしく召し上がっていただけます。また、おにぎりにのせて焼いたり、きゅうり以外の野菜につけて食べたりと、他にも様々な楽しみ方がありますよ。ぜひお気に入りの食べ方を探してくださいね。