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「鍋肌からまわし入れる」とは?調理のポイントやおすすめレシピ

「鍋肌からまわし入れる」とは?調理のポイントやおすすめレシピ
  • 目次
  • 「鍋肌からまわし入れる」ってどんな意味?
  • 鍋肌とは?
  • 鍋肌からまわし入れるときのコツは?
  • コツをつかんで香ばしく!おすすめレシピ
  • ポイントを押さえて料理を楽しもう!

「鍋肌からまわし入れる」ってどんな意味?

チャーハンを仕上げるときに「しょうゆを鍋肌からまわし入れる」というような手順をよく見かけますが、具体的にどのような調理法なのか説明するのは少し難しいですよね。

そこで今回は、鍋肌の意味や調理のコツ、おすすめのレシピをご紹介します。実は「鍋肌からまわし入れる」調理法は、チャーハンなどの炒め物をおいしく仕上げるために重要なポイントなんです!ぜひマスターして、日々の料理をワンランクアップさせてみましょう!

鍋肌とは?

「鍋肌」とは、鍋の内側の側面のことです。主に中華鍋やフライパンに使われる言葉で、炒め物の仕上げに調味料を加えるときに「鍋肌からまわし入れる」というように使われます。

この「鍋肌からまわし入れる」とは、鍋のふち(鍋肌)に沿って大きく円を描くように調味料を加える方法です。しょうゆやごま油などの調味料を直接鍋肌に当てると、熱でジュッと焦げて香ばしい風味が引き立ちます。その香ばしい風味を具材に絡めることで、香りよく、奥行きのある味わいに仕上がるのです。また、部分的に味がつくのを防ぎ、具材全体に調味料をムラなく行きわたらせることができます。

代表的な例はチャーハン。しょうゆを鍋肌からまわし入れて、香ばしい風味を引き出してからごはんと炒め合わせることで、グンと本格的な味わいに仕上がります。ほんの少しのコツですが、おいしいチャーハンを作るための重要なポイントになるんですよ!

鍋肌からまわし入れるときのコツは?

「鍋肌からまわし入れる」とは具体的にどのような調理法なのか、動画で詳しく見てみましょう。また、調理の際は以下の3つのポイントを守ってくださいね。

◼︎火加減は中火〜強火
中華鍋やフライパンは中火〜強火でしっかりと熱しましょう。鍋肌が熱々の状態でないと、調味料をまわし入れても香ばしさが引き立ちません。

◼︎鍋肌に沿って円を描くように
しょうゆやごま油などの調味料は、鍋肌に沿ってスッと円を描くようにまわし入れましょう。直接具材にかけると、調味料が香ばしくなる前に具材に染み込み、味つけにムラができてしまいます。

◼︎手早く混ぜ合わせる
調味料をまわし入れたら、手早く混ぜ合わせて焦げ付くのを防ぎましょう。

コツをつかんで香ばしく!おすすめレシピ

ここからは、炒め物を中心におすすめのレシピをご紹介します。普段作っている料理でも、鍋肌から調味料をまわし入れることでグンと香ばしさが引き立ち、より風味豊かに仕上がりますよ。ぜひお試しくださいね。

ぱらぱらレタスチャーハン

シャキシャキレタスの食感を楽しめるチャーハンレシピです。チャーハンの魅力といえば、やはりぱらっと香ばしい炒め加減。しょうゆを加えるときは、必ず鍋肌からまわし入れて手早く仕上げてくださいね。

たけのこと牛肉のオイスター炒め

コクのある味つけでごはんが進む!たけのこと牛肉のオイスター炒めです。具材を大きめに切ることで、シャキシャキと歯触りよく仕上げました。調味料は事前に合わせておくと手早く調理できますが、ごま油だけは仕上げに鍋肌からまわし入れて、香ばしさを引き出しましょう!

ジューシー 羽根つき餃子

まるで専門店のような味わいの、パリパリ羽根つき餃子です。ご家庭で作るのは難しそうなイメージがありますが、片栗粉入りの水で蒸し焼きにすることで簡単に作れます。餃子に火が通ったら、サラダ油を鍋肌からまわし入れて全体にムラなく行きわたるようにしましょう。羽根がしっかりと焦げてパリパリに仕上がりますよ。

沖縄定番料理 フーチャンプルー 作り方・レシピ | クラシル

沖縄の定番料理であるフーチャンプルーも仕上げにごま油をまわし入れることで香ばしい風味が際立ちます。このレシピでは、車麩を卵にくぐらせて焼き、豚バラ肉や野菜と一緒に炒め合わせました。車麩がふんわりとした食感でおいしいですよ。

卵あんカツ丼 作り方・レシピ | クラシル

サクサクのトンカツに、とろとろの卵あんをたっぷりとかけました。煮汁に、水溶き片栗粉と溶き卵を順にまわし入れることでふわっとやわらかい卵あんに仕上がりますよ。普段と違うカツ丼が食べたいときにもおすすめです。

ポイントを押さえて料理を楽しもう!

今回は、鍋肌の意味や調理のポイント、おすすめのレシピをご紹介しました。「鍋肌からまわし入れる」という、ほんの少しのコツが重要なポイントだということが、お分かりいただけたかと思います。炒め物やチャーハンを作るときは、鍋肌を上手に利用して料理の味わいをワンンランクアップさせてみてくださいね。

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