土佐煮、筑前煮、チンジャオロース…煮物にも炒め物にもよく合う「たけのこ」。たけのこは「竹の子」とも書きますが、どうやって竹になるか知っていますか?今回は、たけのこについての豆知識と、たけのこが主役のメインおかずのレシピをご紹介します。ぜひ最後までご覧くださいね。
タケノコはどうやって竹になる?旬のタケノコが主役のおすすめレシピも

たけのこはどうやって竹になる?
たけのこは、産毛が生えた何枚もの皮に包まれている一方、竹は皮には包まれていないですよね。地面から顔を出したたけのこは、成長するにつれて皮が1枚ずつ剥がれ落ちていき、竹になります。30日ほどですべての皮が剥がれ、竹になるんですよ。
たけのこの旬の時期は4~5月で、地面から顔を出す直前に掘り出すのが一番おいしいといわれています。たけのこの成長はとても早いので、私たちがおいしく食べられるたけのこを掘り出すのは簡単なことではありません。手に入れたときには、その食感や香りを存分に活かした料理を作ってみてくださいね。
タケノコが主役のメインおかずのレシピをご紹介!
ここからは、タケノコを使ったおかずのレシピをご紹介します。豚こま切れ肉も使った土佐煮や、コクたっぷりのたけのこと牛肉のマヨ炒めなど、タケノコが主役のメインおかずのレシピをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。
1.たけのこと豚こまの土佐煮
旨味たっぷり!たけのこと豚こまの土佐煮を作ってみましょう。かつお節や豚こま切れ肉の旨味がダシに染み出し、タケノコと相性抜群です。切った具材と調味料を鍋に入れて煮込むだけなのでとっても簡単ですよ。豚こま切れ肉は、ほかの部位や形状のお肉で代用してもおいしくお作りいただけます。ぜひ作ってみてくださいね。
材料(2人前)
- タケノコの水煮・・・200g
- 豚こま切れ肉・・・150g
- (A)水・・・300ml
- (A)しょうゆ・・・大さじ3
- (A)みりん・・・大さじ2
- (A)砂糖・・・大さじ1.5
- (A)顆粒和風だし・・・小さじ1
- かつお節・・・5g
-----トッピング-----
- 小ねぎ (小口切り)・・・適量
作り方
1.タケノコの水煮は一口大に切ります。
2.豚こま切れ肉は一口大に切ります。
3.鍋に1と(A)を入れて中火で熱し、煮立ったらかつお節を入れます。
4.ひと煮立ちさせたら2を入れて、中火で煮ます。
5.豚こま切れ肉に火が通ったら火から下ろし、器に盛り付け、小ねぎを散らして完成です。
2.たけのこと牛肉のこくマヨ炒め
マヨネーズを使ったコク旨味!たけのこと牛肉のマヨ炒めをご紹介します。牛バラ肉と細切りのタケノコ、しめじをバターで炒め、マヨネーズやしょうゆで味つけをしました。ごはんにもよく合い、おかわりが欲しくなること間違いなしの一品です。15分ほどで作れるので、ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。
材料(2人前)
- 牛バラ肉 (スライス)・・・200g
- タケノコの水煮 (細切り)・・・200g
- しめじ・・・100g
- (A)マヨネーズ・・・大さじ1
- (A)しょうゆ・・・小さじ2
- (A)塩こしょう・・・ひとつまみ
- 有塩バター・・・5g
- 白いりごま・・・適量
- かいわれ大根・・・適量
作り方
準備.タケノコの水煮は水気を切っておきます。かいわれ大根は根元を切り落としておきます。
1.しめじの石づきを切り落とし、一口大に手でほぐします。
2.フライパンを中火に熱し、有塩バターを入れて牛バラ肉を炒めます。
3.色が変わってきたらタケノコの水煮と1を加えてさらに炒めます。
4.全体に火が通ったら(A)で味を調え、火から下ろします。
5.お皿に盛り、白いりごまとかいわれ大根を添えて完成です。