2022.2.1

「ささげ」とは?「あずき」との違いやおすすめレシピもご紹介

お赤飯に欠かせない豆として、古くから日本人に親しまれてきた「ささげ」。煮崩れしにくいほっくりとした味わいが魅力ですが、あずきとの違いなど意外と知らないことも多いのではないでしょうか?そこでこの記事では、ささげの特徴について解説します。記事後半ではおすすめレシピもご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ささげとは?

「ささげ」とは、マメ科ササゲ属に分類される野菜です。

収穫したばかりのささげは「さやいんげん」によく似ていて、さやの長さは30~70cmほどと長く、しなっとやわらかいのが特徴です。諸説ありますが、上向きに湾曲しているさやの形が捧げものをするときの手つきに似ていることから「ささげ」と名づけられたといわれているんですよ。

「ささげ」という野菜自体はよく知らないけど、袋に詰められた豆状のささげならピンと来るという方も多いかもしれませんね。それもそのはず、東南アジアなどの海外ではさやのままいただくことが多いですが、日本では中の豆を乾燥させ、赤飯などに調理するのが一般的です。

つまり、日本で「ささげ」と呼ばれ定着しているものは、正確には「ささげの豆を乾燥させたもの」のことなのです。

そんなささげですが歴史は古く、アフリカが原産地とされていて、中国から日本に伝わってきたのは、なんと平安時代!東大寺の記録にささげを意味する豆の名が記されていたことから、この時代までには日本に渡来していたと考えられています。

現在の日本では主に関東より南の暖地で栽培されており、旬は暑さが本格的になる6月下旬から9月ごろ。とはいえ海外から輸入しているものも多いため、市場では一年中見かけることができます。

あずきとの違いは?

ささげによく似ている豆に「あずき」があります。種類こそ違いますが、どちらもマメ科ササゲ属に分類されるため、見た目や味わいがよく似ているのです。

少しくすんだ赤色をしているささげに対して、あずきは艶があり、色は明るめ。ささげは若干角ばっていますが、あずきはころんと丸い形をしています。

また、あずきは煮ると崩れてしまうことがありますが、ささげは煮ても割れにくく、食感もしっかりとしているのが特徴です。関東地方では煮崩れしたあずきの様子が切腹を連想させるということから、お祝いの席でいただくお赤飯には、ささげを使うようになったともいわれているんですよ。

あずきはじっくり煮込むととろっとやわらかくなるため、砂糖を加えてあんこにし、おはぎや最中、まんじゅうといった和菓子をはじめ、トーストやケーキなどにも用いられています。

ほくほく!ささげを使ったおすすめレシピ

ここからはささげを使ったおすすめレシピをご紹介します。ささげならではのほくほくの食感を楽しめるレシピばかりなので、ぜひ作ってみてくださいね。

炊飯器で作る ささげのお赤飯

蒸し器がなくても大丈夫!炊飯器を使って簡単に作れる、ささげのお赤飯のご紹介です。ポイントは、ささげのゆで汁で炊くこと!こうすることで食紅を使わなくても、自然な色合いに炊き上がります。もち米のもちもちとした食感とささげのホクホクとした食感が楽しい、お祝いの席にもぴったりな一品です。

優しい味わい ささげのぜんざい

ささげを一から丁寧に煮込んだ、ほっくりおいしいぜんざいです。このレシピでは切り餅を加えましたが、白玉やアイスクリームを使うとアレンジも広がります。時間はかかりますが難しい工程はなく簡単に作れるので、ぜひ気軽に作ってみてくださいね。

ささげの抹茶あんクリーム最中

やさしい甘みのささげあんとほろ苦い抹茶パウダー、まろやかなホイップクリームを最中の皮で挟んで、味も見た目も大満足な一品に仕上げました。普段のおやつにはもちろん、見た目も華やかなのでおもてなしやホームパーティーにもおすすめです。

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