2022.9.7

太刀魚について知りたい!特徴や旬、おいしい食べ方をご紹介!

「太刀魚」という魚をご存知ですか?釣り人には人気の高い魚ですが、一般家庭では馴染みが少なく、あまり食べたことのない方のほうが多いかもしれません。そこで今回は、太刀魚の特徴をはじめ、旬の時期や味わい、おいしい食べ方などをご紹介します。記事後半でご紹介する、太刀魚のおすすめレシピは必見です!

  • 目次
  • 太刀魚とは?
  • 旬の時期や味わいは?
  • 太刀魚のおいしい調理法は?
  • 刺身
  • 塩焼き
  • ムニエル
  • 煮つけ
  • あら汁

太刀魚とは?

「太刀魚」とは、タチウオ科タチウオ属に属する海水魚のこと。世界中の温帯から熱帯に分布しており、日本近海では北海道から沖縄まで各地に生息しています。

太刀魚はその名のとおり、刀や太刀のように細長くて平べったい形をしており、体表はまるで金属のように光沢のある銀色をしています。また、流れが緩やかな場所では、背びれをはためかせて立ち泳ぎしながら獲物を待ち伏せることから「立魚」という漢字が使われることもあります。

太刀魚は大きいもので体長1.5mほどになりますが、鱗はなく「グアニン」という銀粉の層で表面を保護しています。ちなみに、このグアニンはマニキュアのラメや、擬似真珠の原料にも使われているそうです。また、幼魚と成魚では真逆の行動をすることも特徴のひとつで、幼魚は日中に深い所を泳ぎ回り、夜間は海面近くまで上がってきてオキアミや小魚などを捕食します。一方で、成魚は日中に海面近くでイワシなどの魚を捕食し、夜間は海底に潜ります。

太刀魚は釣り人にとても人気が高く、大きいものを「ドラゴン」と呼んだり、腹部の幅を「指3本」や「指4本」と独特の尺度で表現します。夏には防波堤から釣ることもできますが、牙のように鋭い歯が内側に向かって生えているので、取り扱いにはくれぐれも注意しましょう。

旬の時期や味わいは?

太刀魚は一年を通して水揚げされ、どの季節でも味わいが安定してると言われています。産卵期は6〜11月ですが、旬の時期もそれと重なる7月〜11月で、真夏が一番脂がのっておいしくなります。主な産地は愛媛県、長崎県、和歌山県など西日本が多いです。

気になる味ですが、太刀魚は上品な味わいの白身魚でありながらも、濃厚な旨味があるとてもおいしい魚です。魚体が大きくなるほどい肉厚になって味もよくなりますが、体長1.5mを越えると大味になるので、体長1m〜1.4m辺りがちょうどよい大きさといえるでしょう。

太刀魚は塩焼きにするのが一般的ですが、新鮮なものは生でいただくこともできます。皮がとても薄いので、皮ごと刺身にすることができ、コリコリとした食感と滲み出るような旨味を楽しむことができます。加熱しても身が固くなりにくいので、焼き物や揚げ物、煮付けなど幅広い調理法に適していますが、小骨が多いので食べるときは注意しましょう。

また、太刀魚を選ぶときは、表面が輝くような銀色をしており、触ってみて弾力のあるものが新鮮です。表面に傷がついているものは、漁獲するときにストレスがかかって味が落ちている場合があるので、できる限りきれいなものを選びましょう。

太刀魚のおいしい調理法は?

太刀魚の調理法はとても簡単。表面に鱗がないので、切り身をそのまま調理することができます。おすすめの調理法をいくつかご紹介しましょう。

刺身

先ほどご紹介したように、太刀魚は皮ごと刺身にすることができます。皮の食感が気になる場合は、たたきやなめろうにするとよいでしょう。また、皮目を軽く炙って焼き霜造りにすると、香ばしい風味に仕上げることができますよ。

塩焼き

太刀魚の一番おいしい食べ方と言われているのが、塩焼きです。大きめのものを塩焼きにすると、ホロホロとほぐれるような食感と、ジュワッと滲み出るような脂を楽しむことができますよ。

ムニエル

太刀魚はバターと相性がよいので、ムニエルにしても絶品です!やや小ぶりのものでも、バターで脂を補いながら焼くとふっくらとした食感に仕上げることができますよ。

煮つけ

太刀魚をしょうゆやみりんで少し濃いめに煮つけると、ごはんのおかずにぴったりな味わいに仕上げることができます。韓国では、ニンニクや唐辛子を使ってピリ辛味の煮つけにするそうですよ。

あら汁

あまり知られていませんが、太刀魚のアラには旨味がたっぷりと含まれています。とても上品な味わいのだしが出るので、シンプルな潮汁にすると驚くほどにおいしいですよ。

天ぷら・フライ

太刀魚を三枚におろしたものを、天ぷらやフライにするとふっくらとした食感に仕上げることができます。小ぶりのものなら、長いまま1本揚げにすることもできますよ。

太刀魚のおすすめレシピ

さてここからは、太刀魚のおすすめレシピをご紹介します。どれも簡単に作ることができて、太刀魚のおいしさを活かした料理ばかりですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

フライパンで作る 太刀魚の塩焼き

フライパンで手軽に作れる、太刀魚の塩焼きです。焼く前に塩と料理酒をふるひと手間で、臭みが和らぎふっくらとした食感に仕上げることができます。太刀魚本来の上品で繊細な味わいを、ぜひお楽しみくださいね。

オーブンでつくる 太刀魚の塩焼き

魚焼きグリルがない場合は、天板に網をのせてオーブンで焼いてみましょう!余計な脂が網から落ちるので、表面をカリッと香ばしい風味に仕上げることができますよ。ほかの魚でアレンジすることもできますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

太刀魚の蒲焼き

太刀魚は蒲焼きにしても絶品です!薄力粉をふってしっとりと焼き上げた身に、甘じょっぱいタレが絡んでたまらないおいしさ。ごはんにのせて蒲焼丼にアレンジするのもおすすめですよ。

生姜香る 太刀魚の煮付け

ふわっと生姜香る、太刀魚の煮付けです。少し濃いめに煮つけた太刀魚に、白髪ねぎやミョウガの爽やかな風味がとてもよく合います。ごはんのおかずにぴったりなので、ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。

さわやかな酸味 太刀魚の南蛮漬け

太刀魚がたくさん釣れたときは、南蛮漬けにするのがおすすめです。レモンが爽やかに香るさっぱりとした味わいで、食べすすめる手が止まらなくなること間違いなし!野菜のシャキシャキとした食感もよく、暑い季節にぴったりなひと品ですよ。

かぼすでさっぱり 太刀魚の竜田揚げ

今晩のおつまみに、太刀魚の竜田揚げはいかがでしょうか。外はカリッと中はふわっとした食感に、かぼすのさっぱりとした風味が相性抜群!普段とはひと味違う太刀魚料理を楽しみたいときに、ぜひ作ってみてくださいね。

手軽に太刀魚を楽しもう!

今回は太刀魚の特徴をはじめ、旬の時期やおいしい食べ方、おすすめの太刀魚レシピなどをご紹介しました。太刀魚は夏が旬の白身魚であり、濃厚な旨味のあるおいしい魚です。調理も簡単なので、スーパーなどで見かけたらぜひ手に取って、そのおいしさを堪能してみてくださいね。

※20歳未満の飲酒はやめましょう。

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