最終更新日 2022.7.17

「ひやむぎ」とは?そうめんとの違いも解説!

暑い季節になると食べたくなる麺類といえば、そうめんを思い浮かべる方が多いかもしれませんが「ひやむぎ」も定番ですよね。この2つの麺は太さが異なりますが、製法も違うのをご存知ですか?今回はひやむぎの特徴のほか、そうめんとの違いについて解説!さらに、そうめんとにゅうめんの違いやおすすめレシピもご紹介します。

ひやむぎとは?

ひやむぎとは、小麦粉を使った麺の一種で、室町時代に登場した「切麦(きりむぎ)」が起源だと言われています。当時は切麦と呼ばれており、うどんをさらに細く切って作られていたようです。主な産地などどこで食べられはじめたのかははっきりと分かっていないのだとか。

ひやむぎは現代と同じように季節によって食べ方が変わり、冷やしたものを「冷麦(ひやむぎ)」と呼んでいました。そのため、現在もひやむぎという名前が残っているのですね。

そうめんとは?

ひやむぎと同じく、そうめんも小麦粉が原料となる麺です。以下でそうめんについて確認してみましょう。

そうめんの起源は、奈良時代に中国から伝わった「索餅(さくべい)」という小麦粉と米の粉を練り、縄のようにねじったお菓子にあるそうです。そのあと、鎌倉時代から室町時代頃に中国から麺を手延べする方法が伝わり「索麺(そうめん)」が誕生し、その後「素麺(そうめん)」になったと言われています。

当時、臼で挽いた細かい小麦粉を油を用いて伸ばしていくという製法は今までにない画期的な方法でした。油を塗りながら生地を伸ばすことで乾燥しにくくなり、そうめん特有ののど越しのよい食感が生まれるのです。

日本では現在の奈良県桜井市で作られ始めたとされており、その製法が兵庫県や香川県の小豆島、長崎県の島原に広まっていったようです。

ひやむぎとそうめんの違いとは?

ひやむぎとそうめんは同様に小麦粉を使って作られる麺ですが、一体どのような違いがあるのでしょうか?ここでは製法・麺の太さ・食感と麺の色に分けてご紹介します。

■製法
そうめんは小麦粉を塩水でこねて生地を作り、油を塗りながら手を使って細く伸ばして作られます。一方、ひやむぎは平らな板とめん棒を使って生地を薄くのばし、刃物で細く切って作られます。ただし、現在は製麺機で作られるものもあり、製造方法の違いはあいまいになっているそうです。

■麺の太さによる分類
日本農林規格(JAS)の乾めん類品質表示基準で、以下のように麺の太さによって分類されています。

・干しそうめん:長径1.3mm未満(手延べの場合は1.7mm未満)
・干しひやむぎ:長径1.3mm以上1.7mm未満(手延べの場合は長径1.7mm未満)
・干しうどん:長径1.7mm以上(手延べの場合も長径1.7mm以上)

■食感と麺の色
そうめんは表面に油が塗られていることからつるっとのど越しがいいのに対し、ひやむぎはやや太く丸麺なので、そうめんに比べてボリューム感と歯ごたえが感じられます。また、ときどき見かける色のついた麺はもともとそうめんとひやむぎを区別するために入れられていたのだとか!ただ、色のついた麺の決まりは近年あいまいになっており、最近では色つきのそうめんも多く売られています。

こうして見ると、ひやむぎとそうめんの一番の違いは麺の太さにあるようですね。

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