ホームパーティなどに欠かせない「オードブル」。大皿にさまざまな料理が盛り付けられた、おしゃれな見た目はパーティーをパッと華やかに彩ってくれますよね。今回は、オードブルの特徴をはじめ、料理の種類やメリット、ケータリングとの違いなどをご紹介します。記事後半でご紹介する、バラエティ豊富なオードブルレシピは必見です!
オードブルとは何か?利用シーンやケータリングとの違いを解説!

- 目次
- オードブルとは?
- オードブルの料理や特徴は?
- ケータリングとの違いは?
- オードブル
- ケータリング
- オードブルを必要とするシーンやメリットは?
- 手軽に作れる!おすすめのオードブルレシピをご紹介!
- 簡単オードブル ケーキみたいなポテトサラダ
オードブルとは?
「オードブル」とはコース料理の「前菜」のことで、本来はフランス語で「hors-d'œuvre」と書きます。塩気や酸味の効いた軽めの料理が多く、メインディッシュに向けて食欲を高めるために提供されます。
日本では、オードブルには2つの意味があります。ひとつ目はフランス料理と同じくコース料理の前菜のこと、ふたつ目はパーティーなどで提供される「盛り合わせ料理」を指します。コース料理のオードブルは1人1皿ずつ提供されるのが一般的ですが、パーティーのオードブルは大皿に軽食やおつまみなどさまざまな料理が盛り付けてあり、これを数名で取り分けていただくのが特徴です。
今回は、こちらのパーティーのオードブルについて詳しく見ていきましょう。
オードブルの料理や特徴は?
オードブルの特徴は、おしゃれで見栄えするうえ、気軽につまみやすいところです。大皿に盛り付けられた色とりどりの料理たちは、パーティーのテーブルをパッと華やかに演出してくれます。パーティーは立食の場合も多いので、料理が片手でつまみやすいサイズであることや、お酒がすすむ味わいの料理であることも大切です。
オードブルの料理といえば、カナッペ、チーズ、サンドイッチ、ポテトフライなど、洋風のフィンガーフードをイメージする方が多いでしょう。しかし、近年はイベントの多様化により、イタリアンやエスニックのオードブルや、おしゃれなピンチョス、スイーツの盛り合わせなど、バラエティ豊富な種類があります。近年はオードブルのデリバリーサービスも注目を集めており、幅広いシーンや年齢層に対応した料理を選ぶことができるようになりました。
ケータリングとの違いは?
日本では、オードブルのデリバリーサービスのことを「オードブル」と呼ぶこともあります。同じような業態に「ケータリング」がありますが、これらふたつはどのような違いがあるのでしょうか?以下で詳しく見てみましょう!
オードブル
オードブルとは、使い捨て容器に盛り付けられた料理をデリバリーするサービスです。いわゆる「仕出し」のことで、基本的に料理のみのサービスなので、会場のセッティングやドリンクの用意、後片付けなどは自分たちで手配する必要があります。しかし、その分価格がリーズナブルなので、コストを抑えたいときやスタッフサービスが不要なときにおすすめです。
ケータリング
ケータリングとは、料理をデリバリーするだけではなく、スタッフが配膳や後片付けなどを行ってくれるサービスです。いわゆる「出張レストラン」のことで、会場のセッティングからドリンクサービス、後片付けまですべてスタッフにお任せすることができます。その分価格も高めになりますが、準備や後片付けの手間がないので、パーティーだけを楽しみたいときや人出が足りないときにおすすめです。
オードブルを必要とするシーンやメリットは?
近年、人々のライフスタイルやイベントの多様化により、さまざまなシーンでオードブルの需要が高まっています。代表的なシーンは、パーティー、忘年会、新年会、懇親会、会合、二次会、季節行事、親戚の集まり、普段の食事などです。オフィスでは仕事後の飲み会に変わるコミュニケーションの場として、一般家庭ではホームパーティーや親戚の集まりのときに、オードブルを利用する機会が増えてきているそうです。
ご家庭やオフィスでプロの味を楽しめる、調理の手間がかからない、後片付けが簡単に済む、外食に比べるとリーズナブル、場所や時間が指定できるなど、オードブルにはうれしいメリットがたくさんあるため需要が高まってきているのだとか!こうして見ると、便利で手軽なオードブルは人々が集まるイベントにぴったりですよね。また、オードブルは料理のみのサービスなので、ドリンクを自分たちで用意すれば意外とリーズナブルに済むのも大きなメリットといえるでしょう。
手軽に作れる!おすすめのオードブルレシピをご紹介!
オードブルを注文するのも魅力的ですが、自分好みの料理を盛り合わせるのも楽しみのひとつですよね!今回は、簡単に作れて見栄えするオードブルレシピをピックアップしましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
簡単オードブル ケーキみたいなポテトサラダ
ポテトサラダをセルクルを使って盛り付けて、まるでプチケーキのように仕上げました。手が込んでいるように見えますが、このレシピのポテトサラダは電子レンジを使用して簡単に作ることができますよ!ぜひお好みのトッピングで仕上げてみてくださいね。
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。
生ハムのピンチョスカプレーゼ
生ハムやモッツァレラチーズ、ミニトマトを楊枝に刺すだけで、かわいらしいピンチョスのできあがり!赤、白、緑のカラフルな色合いがかわいらしく、オードブルをパッと華やかに彩ってくれるひと品です。
※チーズは加熱を行わなくても食べられるものを使用しています。ご使用のチーズによっては加熱をしないと食べられないものもございますのでご注意ください。
生ハムとモッツァレラチーズのオードブル
モッツァレラチーズに生ハムを巻いた、定番のオードブルです。シンプルな組み合わせでありながらも、モッツァレラチーズのコクに生ハムの塩気がよく合い、ついついお酒がすすんでしまうこと間違いありませんよ!
※チーズは加熱を行わなくても食べられるものを使用しています。ご使用のチーズによっては加熱をしないと食べられないものもございますのでご注意ください。
ワインに合う オリーブとクリームチーズのオードブル
オリーブとクリームチーズをグラスに盛り付けて、おしゃれな見た目に仕上げました。切って和えるだけの簡単レシピですが、程よく塩気の効いたクリーミーな味わいは、ワインのおつまみにぴったりですよ!
コンビーフとクリームチーズのディップ
コンビーフやクリームチーズ、マヨネーズを和えるだけで、絶品おつまみが完成!クラッカーのサクッとした食感がよく合う、まったりとコクのある味わいは幅広い世代に親しまれるおいしさです。ぜひ試してみてくださいね。
マッシュルームとプルーンのピンチョス
片手で手軽につまめる、マッシュルームとプルーンのピンチョスです。マッシュルームの旨味が効いた甘じょっぱい味わいは、お酒のおつまみにぴったり!ピンクペッパーは風味や色合いがアクセントになるので、ぜひオードブルに取り入れてみてくださいね。
※お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。今回は1000W220℃で焼いています。トースターは庫内が狭く、食材と熱源の距離が近いため、加熱中の食材の油が落ちたり、油はねなどが原因で発煙、発火の恐れがあります。加熱中は目を離さないでください。
※アルミホイルが熱源に直接触れると溶けてしまう恐れがあります。熱源に触れないようご注意ください。
オードブルにぴったり かまぼこのひと口おつまみ3種
かまぼこに3種の具材を挟んだ、和風オードブルです。こちらのレシピでは、大葉明太子味、海苔クリームチーズ味、ねぎ梅みそ味と、3種類の味わいを楽しめるように仕上げました。かまぼこに具材を挟むだけで完成する、おすすめのひと品です。
簡単 イクラとクリームチーズのきゅうりカナッペ
きゅうりにイクラとクリームチーズ、大葉をのせた、ひと口サイズのオードブルです。切ってのせるだけの簡単レシピですが、イクラを使うと旨味たっぷりで上品な味わいに仕上げることができますよ。和風オードブルのひと品に、ぜひ作ってみてくださいね。
カリッとジューシー!鶏の唐揚げ
オードブルで人気のひと品といえば、やはり鶏の唐揚げ!下味にごま油を加えると、旨味を逃さず香ばしい風味に仕上げることができます。揚げたてはもちろん、冷めてもおいしいのでぜひレパートリーに加えてみてくださいね。
サクサク 魚介のフリット
イタリア風オードブルの定番、魚介のフリットはいかがでしょうか。こちらのレシピでは、衣にビールを加えているので、冷めてもサクッと軽い食感を楽しむことができます。ホタテやタコなど、お好みの魚介でアレンジするのもおすすめですよ。
※こちらのレシピはビールを使用しております。加熱の状態によってはアルコールが含まれる可能性がありますので、お子様やアルコールに弱い方、妊娠中の方、授乳中の方はご注意ください。また、運転時、スポーツ時、入浴時はアルコールの摂取をお控えください。
オードブルでパーティーを華やかに!
今回は、オードブルの特徴をはじめ、利用シーンやケータリングとの違い、おすすめのオードブルレシピなどをご紹介しました。オードブルとは、パーティーなどで提供される軽食やおつまみのことで、華やかでバラエティ豊富な料理が魅力です。手軽に楽しみたいときはデリバリー、充実したサービスを受けたいときはケータリング、自分好みに仕上げたいときは手作りと、利用シーンに合わせてオードブルをお楽しみくださいね。
※20歳未満の飲酒はやめましょう。