最終更新日 2022.5.6

インドで"ナン"は主流じゃない?チャパティとの違いや作り方について解説!

インドカレーのお供としておなじみの「ナン」。もっちりとした食感が特徴のパンですが、材料や作り方など意外と知らないことも多いですよね。この記事では、そんなナンの魅力に迫ります!さらに、インドの家庭では定番の薄焼きパン「チャパティ」との違いについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ナンとは?

「ナン」とは、インド発祥の生地を薄く伸ばして焼いた平焼きパンのひとつ。インドカレー屋さんなどで食べたことがある方も多いのではないでしょうか。最近ではスーパーのチルドコーナーや冷凍食品コーナー、さらにフライパンで作れるナンのミックス粉なども販売されているので、より身近な食べ物になってきていますよね。

「ナン」は、ペルシャ語で「パン」を意味する言葉で、発祥地であるインドを含めパキスタンやイラン、エジプトといった中央アジアの国々を中心に、世界中で親しまれています。

ナンの主な材料は、小麦粉や強力粉に塩、砂糖、イーストなどで、これらをこねて発酵させた生地を平らに伸ばし「タンドール」と呼ばれるつぼ型のかまどの側壁にぴたっと貼りつけて焼きあげます。このタンドールの温度はとても高温で、生地を貼り付けたら短時間で焼きあがるため、外はパリパリ、中はもっちりとした食感に仕上がります。

日本ではしずくのような形をしたナンが多いですが、丸や三角の形など、国や地域によって形はさまざまです。

「インド=ナン」は間違い!?ナンとチャパティの違いとは

「ナン」と聞くと、インド、もしくはインドカレーを連想する方が多いと思いますが、実は本場のインドの一般家庭ではほとんど食べられていません。インドでカレーのお供として親しまれているのはナンではなく「チャパティ」と呼ばれる薄焼きパンなのです。

チャパティは、全粒粉や水、塩などをこねた生地を薄く伸ばし、フライパンでカリッと香ばしく焼きあげて作られます。油分が少なく、あっさりとした味わいで、スパイシーなカレーとよく合います。

先ほどご説明した通り、ナンを焼くには「タンドール」という大きな窯が必要ですが、これを持っている家庭はごくまれです。また、ナンは小麦粉や強力粉を主原料として作られますが、これらの食材はインドでは高価な贅沢品。元々は宮廷料理だったそうで、日常的に食べることは少ないのだとか。

一方、チャパティはリーズナブルな全粒粉を使います。生地を発酵させる必要もなく、フライパンで焼くだけという手軽さからも日常的に食べるものとして親しまれる理由がわかりますよね。

要するにインドでは、ナンは「テイクアウトかレストランで食べるもの」、チャパティは「家で日常的に食べるもの」として認識されているのです。

チャパティの作り方はとっても簡単!

ナンのレシピの前に、インドで定番のチャパティレシピをチェックしてみましょう!発酵の必要もなく、材料も揃えやすいので、ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。

インドの薄焼きパン チャパティ

素朴な味わいのチャパティはスパイシーなカレーと相性抜群!前述の通り、チャパティはナンよりも手軽に作ることができます。全粒粉で作る生地は香ばしく、ついつい食べ進めたくなる味わいです。カレーといえば「ごはん」か「ナン」のイメージが強いですが、このレシピを覚えておけばカレーの楽しみ方が広がりますよ!

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